雷と共に自らの世界へと帰還したシレンが世界の真実を求めて奔走する
『破獄のマジンガー』の第6話。

家族との時間を過ごしつつも世界に疑念を抱くシレン、
シレンを追ってきた真紅郎と彼を消去しようとする謎の男たち、
そしてシレンと同じ顔をした地獄世界の黒幕……と
一気に世界の謎に迫っていく展開となった今回の『破獄のマジンガー』。

作者の星先生が「第6話はマジンガーがあまり出てこない」と語っていたように
今回は現実世界での描写が中心となっているんですが
とにかくストーリーが一気に進んでこれがもう面白い面白い。
シレンが母や妹と過ごす穏やかな時間から彼を探して街中をさ迷う真紅郎パート、
そして2人が再会して誤解を解く後半まで
とにかく謎また謎、でノンストップで見せてくれるので
メカアクションがない物足りなさなどは一切感じさせない内容になっています。

特に真紅郎がシレン=黒幕という誤解を解いた理由が話し合いなどではなく
「今までの言動から自然に理解する」流れになっているのが嬉しいですね。
ここまで鉄シレンというキャラクターを丁寧に描いてきたからこその展開だと思います。

というわけで「もう一人のシレン」の存在を示唆しつつ
次回からは新章突入みたいな感じもある『破獄のマジンガー』。
主役機の「マジンガーZEST」はまだ名前も出てきていませんし
連載前のインタビューによると胸の放熱板≒ブレストファイヤーも
必殺兵器としてかなり出し惜しみをして登場タイミングを計っているようですし
シレン機の強化も含めて今後の展開が楽しみなところです。

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かつてシレンを救った”剣鬼”真紅郎との1対1の激戦が描かれる
『破獄のマジンガー』の第5話。

というわけで今回の第5話はコロシアム的な場を舞台に
第1話でシレンを助けた青年、真紅郎のマジンガーとの戦いとなる展開。

今までの敵は相手を殺さないシレンの姿勢をバカにしたり侮ったりして
結果として隙を突かれる形になる展開が多かったですが
ここまで生き抜いてきたシレンの実力をしっかりと認めている真紅郎は
これまでの相手とはひと味違う強敵になっていますね。

単行本が出ればこの5話~6話あたりが1巻のクライマックスになるでしょうし
彼を中ボス的な存在にして盛り上げよう、みたいな感じかなあ、と。
武器が剣だったりすることもあって完全に戦闘のプロな鉄也さんポジションですね。
前回の火山ミッションが集団バトルだったのに対し今回は1対1、と
シチュエーション的にも意識してメリハリを付けている気もします。

また第4話で「この地獄が気に入っていて解放なんてお断り」と言い放ったロウガや
今回の「戦いの中で死んで解放されるために戦い続ける」という真紅郎の主張など
「ミッションをクリアして生きて抜け出したい」以外の各キャラのスタンスも
はっきりと見えてきたのが印象的なところ。
シレンの「自分も他人も生き抜くことを絶対に諦めない」姿勢を
他のキャラの主張とぶつかり合わせるというのが
本作のストーリーの進め方なんだなあ、としみじみと感じます。

そしてシレンの顔を見た真紅郎が激昂しこれまで以上に謎を残した状態で次回に続く。
どうやら真紅郎はシレンの顔に覚えがあるらしい……ということで
いよいよこの地獄にシレンが投げ出される時の記憶や
世界の謎に迫っていく感じなので非常に楽しみです。

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火山を舞台とした新規ミッションの中でそれぞれの主張がぶつかり合う
『破獄のマジンガー』の第4話。

というわけで火山を静める新規ミッションとなった第4話のメインは
主人公シレンとライバルのロウガ、そして今回で名前が明らかになったアカイなど
名前がある主要キャラたちが再び邂逅する展開。
再び「死んだフリ男」関連のやり取りがあったりと
1~3話で描かれたことの集大成、みたいな雰囲気もありますね。
本話の最後でシレンを認める発言をしたアカイなど
騙されても利用されても自分を貫き通す主人公に周りが影響を受けていくのは
王道ながらも好きな展開ですし
シレンを中心に各マジンガーのパイロットたちが協力するようになって
運営側に反逆する、みたいな展開も有り得るのかなあ、とも思います。

それと今回は全48ページと
これまでの中で最もページ数が多かったのも印象的だったところ。
火山を舞台としたシチュエーション、ということもあって
ダイナミックな構図の見開き演出なども多かったので
星先生の筆ものって思わずページ数が増えてしまった感じなんじゃないでしょうか。
紙の媒体ではなくWeb連載なので
ページ数についてはかなり融通を効かせられるイメージもあるんですが
実際そのあたりはどうなのかなあ、と。

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ネット等で話題になっていて1年ほど前に購入した
こちらのアイリスオーヤマの「具だくさんホットサンドメーカー」。
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サンドする部分が深すぎて本当に具をたっぷり入れないと上手く焼けない、
アピールポイントのパンの耳を挟む溝の部分が逆に邪魔になってしまう、
そもそも深すぎてなかなか火が通らない、と自分にはちょっと合わなかったこともあって
ほとんど使わずに棚の奥で肥やしになってしまっていたんですが
目玉焼きを焼くのにちょうどいい、ということに最近気づいたので紹介したいと思います。

自分は目玉焼きを焼く時には水を入れて蒸し焼きにする派なんですが
水が少ないと油ハネが酷いし水が多いと目玉焼きが濡れた状態になってしまうし
かと言って水がなくなるまで火を通すと固くなったり焦げてしまったりと
これがなかなか……難しいねんな……と思っていたんですね。

で、そこで登場するのが「具だくさんホットサンドメーカー」なんですよ。
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こうやって溝のところに水を入れて挟んで焼けば
卵が水に浸ることなく蒸し焼きにすることが出来るんですね。
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そして出来上がったのはこんな感じ。
目玉焼きに水を加えて蒸し焼きにする人は自分も含めて
「半熟のまま黄身の部分を白くしたい」というのがあると思うんですが
そのあたりもバッチリです。

というわけでこちらの「具だくさんホットサンドメーカー」は
正直「厚切りのパンに具材たっぷりの意識高いホットサンド」に特化していて
普通のホットサンドを作りたかった自分には使いにくいところがあったんですが
「簡単に蒸し焼きができる小さなフライパン」と考えたら
一気に可能性が広がった感じがするのです。
適材適所というやつです。

ちなみに自分がホットサンドメーカーを買った理由の一つに
漫画『ゆるキャン△』の焼き肉まんをやってみたい、というのがあったんですが
そちらも「具だくさんホットサンドメーカー」でやるには
溝が邪魔になったり火が通りにくかったりとちょっと合わなかった感じですね。
中の空間が広すぎて肉まんですらなかなか焦げ目が付かないのです。
普通のホットサンドメーカーが高さ3.5㎝程度なのに対し
この「具だくさんホットサンドメーカー」は製品紹介によれば高さ4.9㎝ですからね。
約1.5倍と考えるとどれくらい厚いかがよく分かります。

そんなわけで野菜のスライサーや水切り器なんかもそうですが
この手の調理器具は結局シンプルなものがいいんだなあ、というのが結論なのです。

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  雑記

毎回箱買いしているウマ娘ウエハースの第6弾
「ウマ娘 プリティーダービー ツインウエハース 第6R」を購入しました。
(2023年10月発売)
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というわけで順調にシリーズを重ねているウマ娘ウエハースですが
今回の第6Rからは「ビジュアルアートカード」「スペシャルカード」が新たに加わり
カードの総数も30枚と大台を突破。
前にも書いたように同シリーズでカードの仕様をぽんぽんと変えられてしまうのは
カードコレクターとしては統一感的な意味で嬉しくないところもあるんですが
売り上げ的にも順調だという証左だと思うのであまりケチなことは言わないでおきます。
本商品とほぼ同時期に予約開始となった「ブルーアーカイブ ウエハース」も全30枚ですし
今後はこのあたりが基準になるのかもしれませんね。
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そんなわけで今回も2箱購入して30枚中24枚をゲット。
カードの総数が増えたので2箱でのコンプはさらに厳しくなってしまった感じですね。
今回の収録キャラだと自分はツインターボ<勝負服>が好きですね。目が石川賢。
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また今回から新たに加わった「ビジュアルアートカード」は
裏面にイベントのストーリー紹介などが記されており
ちょっとしたゲームの記録みたいな感じになっているのが面白いところ。
この手のカードはゲームの設定やストーリーに触れていても
期間限定イベントの開催期間にまで言及することはあまりないので
何だかすごい新鮮に感じますね。
コレクター的に気になるのは「ビジュアルアートカード」だけが横向きなので
バインダーに収納した際に見栄えが良くないことでしょうか。

逆にもう1つ今回から加わった「スペシャルカード」は
ウエハースのためのオリジナルイラスト、というのが最大の目玉なのですが
デザイン的には両面ともにちょっと面白味がなかったかなあ、と。
近年のウエハースカードはこのウマ娘カードも含めて
予約開始時に表面のデザインは全て発表されてしまっていることがほとんどなので
個人的には裏面のほうでちょっとしたサプライズが欲しかったりするのです。

そんなわけでカードのクオリティはそのままに
順調にシリーズを重ねている「ウマ娘ツインウエハース」ですが
BOXの封入に関してはシリーズが進むたびに渋くなっているなあ、というのが正直なところ。
今回買ったBOXなんて1箱目はBOX内のダブりが5枚、2箱目も4枚がダブりでしたからね。

BOX内で1~2枚程度ならダブってしまっても許容範囲内なんですが
さすがに20個入りBOXで4分の1がダブりだと閉口したくもなってしまいますね。
ただでさえ今回の第6Rからさりげなく1パック170円(税抜)と値上げされていますし
これ以上足元見るのはやめてほしいのです……。

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  トレーディングカード, コレクション, ゲーム