約3年間の休館を経て今月の6/20に待望のリニューアルオープンとなった
宮城県美術館に行ってきました。
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正直なところ博物館や科学館と比べると美術館にはあまり馴染みがなく
この3年間もあっという間に過ぎてしまった感じですね。
自宅にある過去20年ほどのチラシ等を見てみても県美術館を訪れたのは

  • ・「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」(2014年)
    (同時開催「東日本大震災復興支援 特別公開 ゴッホの《ひまわり》展」)
  • ・「特別展『ポンペイ』」(2022年)
  • ・「東日本大震災復興祈念 悠久の絆 奈良・東北のみほとけ展」(2023年)

の3回だけでしたし
自分の興味がある展覧会以外だとどうしても食指が動かないのです。

というわけで移転問題から始まって結果的に大規模改修という形に収まった
宮城県美術館のリニューアルですが
あくまでも改修ということで全体的なレイアウトなどはさほど変わらず。
最初に2階に上って展示をぐるりと見てから1階の展示室へ……という流れも前と同じですし
普通に鑑賞するぶんには以前と同じ、みたいな感じでしたね。
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ただ展示室そのものよりもその周辺が大きく変わっており
特に開放的になった図書室やミュージアムショップが印象的なところ。
前のミュージアムショップはコインロッカーやトイレに挟まれた感じで
正直かなり窮屈な印象だったのがすっきりとした感じになりましたね。
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また今回新たに地下層の展示室と「見える収蔵庫」や「キッズスタジオ」が追加。
中でも「見える収蔵庫」は今回のリニューアルの目玉として
メディア等ではかなりアピールされていましたが
正直なところ宣伝写真の撮り方が巧すぎるのか
実際に見てみると「かなり狭いな」と思ってしまいましたね。
大学博物館などでは研究室や収集品が外から見えるようになっているのは珍しくないですし
個人的にはあまり特別感はなかったかなあ、と。
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とは言え地下に新設された展示室はやっぱり新しくていい雰囲気でしたし
展示を見終わった後にそのまま中庭に出られるようになっている構造も嬉しいところです。
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そんなわけで久々の宮城県美術館でしたが現在は再オープン記念の展覧会として
「宮城県美術館リニューアルオープン 全館 コレクションで魅せます 美術の時代」が
開催されており県美術館が収蔵する近現代の美術がたっぷり。
正直自分はこのあたりの知識がさっぱりなのですが
明治維新から始まって二度の世界大戦、そして現代の東日本大震災後に描かれた作品まで
歴史の流れとともに紹介されていたのでなんとか理解出来ましたね。
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このあたりは美大落ちのあの人などのことを考えると興味深いですね。
まあぶっちゃけそれぞれの作家たちがどんな人かは全く知らないんですが……。
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ともあれ受付でA4版で15ページもあるフルカラーの冊子が配布されているなど
リニューアルオープンならではの気合の入った展覧会になっていた感じです。
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また地下から1階に移転した県民ギャラリーでは「モデルは“美術館”」と称して
県内の高校生による宮城県美術館をモチーフとした作品を展示中。
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スケッチはともかく写真作品では学生の顔が当然はっきりと入ってしまっているので
受付で「個人情報のため作者の名前は載せていない」と言われたのも納得です。
むしろ撮影可だったのが「逆にいいの?」と思ってしまったくらいです。

あ、それと今回のリニューアルに合わせていくつかの新作グッズが登場しており
こちらの「長谷川潾二郎《猫》」のクリアファイルを買ってきました。にゃーん。
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生誕一〇〇年 彫刻家 佐藤忠良

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白石市内を中心に現在開催中の
「第16回 東北ずん子スタンプラリー」に参加してきました。
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「東北ずん子スタンプラリー」には昨年も挑戦していたんですが
去年は白石市内を歩くのは初めてだったので
白石城や隣接する歴史探訪ミュージアムなどの観光がメインでスタンプラリーは最低限。

白石城に行ってきました。(白石城歴史探訪ミュージアム~東北ずん子スタンプラリー)
https://tktkgetter.com/blog-entry-1619.html

ただ今年は2度目で土地勘もついたこともあり去年行けなかったスポットを回りつつ
スタンプラリーもしっかりやろう、と気合を入れて準備をしてきた次第です。
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というわけでまずは白石駅からのんびりとスタート。
壽丸屋敷や蔵王酒造展示館などの無料スポットを回りつつ
各店舗でしっかりスタンプを押しながら白石城方面へと向かいます。

2回目なのでいろいろ周りを見る余裕もあります。
菓匠三全の駐車場脇に昔の水路が残っているなんて去年は気付きませんでしたね。
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そして昼食は昨年と同じく市役所地下の食堂「中華そば熊や」さんへ。
昨年はいわゆる半チャーハン&半ラーメンの「ずんずん丼」を食べましたが
今回は「すんだ冷やし中華」に加えて
ちょうど6/15から販売となった「フリモメン味玉」を購入です。
近年は6月でも暑いので冷やし麺があるのは嬉しいですね。
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うーん冷やし中華の具とフリモメン味玉で卵がダブってしまった……
のはいいんですがマジでやばいっすねこの色。
食欲減退とかそういうレベルじゃない色です。
このわざとらしいターコイズブルー!(おまけボイス)
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それと券売機に「フリモメン味玉」と表示されるのはシュールというか
これを入力して券売機の設定をした人がいるんだよな……と思うと
なんだか不思議な気分になります。
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そして白石城の等身大パネル展などを経由して
去年は時間の都合などで行けなかった「白石・人形の蔵」へ。
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基本的には自分が生まれる前の玩具などが中心でしたが
中には90年代の本(『仮面ライダーZO』)なども混ざっており
結局「レトロ」の基準なんてのは人それぞれで
昭和レトロも平成レトロも最終的には一緒くたにされてゆくのかなあ、
みたいなことも思ったり。

そんなこんなで白石市内を歩いて1~16のスタンプを押した後に
バスで10分ほどのところにある「おもしろいし市場」と「竹鶏ファーム」を追加して
認定証発行条件となる18個のスタンプを無事にGET。
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いやーやりました。2年目にして初の認定証です。
去年のスタンプラリーを中途半端な形で終えてから
「後悔はしてないけど来年は本腰を入れてやりたい」とずっと思っていたので
ようやく肩の荷が下りた感じです。
自宅からは仙台市内のスポットのほうが当然距離的には近いんですが
たぶんこの18個を集めるのが一番早いと思うのです。
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ちなみにスタンプラリーの景品のほかに自前で買ったのはこちら。
珍しい「ずんだ味」のものやデザインが気に入ったグッズの中から
コンパクトで持ち運びやすいものを選んで計3000円ほど購入した感じです。

そんなわけで2年目にしてようやく観光とスタンプラリーを両立出来た感のある
今回の「第16回 東北ずん子スタンプラリー」への参加。
「武家屋敷にはまだ行ってないなあ」「こけし村にも一度は行ってみたいなあ」
などなどのことを思いつつ来年を見据えることになるのです。

あ、それと文房具店の「朝文堂」さんに貼ってあった来訪者マップが
かなり興味深い内容でしたね。
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全国地図の他に東北地方の地図や宮城県の地図もありましたし
もちろん全員がシールを貼ったわけでもないんでしょうが
首都圏からの来訪が仙台圏と同等レベルに多かったのは正直驚きです。

各店舗でも「支援者パス」の所持について頻繁に訊かれましたし
クラウドファンディングに参加して遠方から来るような熱心なファンが多いイベントとして
ずっと続いているのはすごいことだと思うのです。ずんだ。

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3月の再販時に購入してのんびり作っていた
「MGSD デスティニーガンダム」がようやく完成しました。ひゃっほい。
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というわけで完成した「MGSD デスティニーガンダム」がこちら。
いやー相変わらずのMGSDブランドならではの素晴らしいクオリティですね。
特にバックパックのボリュームがすごいことになっており
びっしり詰まった背中側の重さはアクションベースがほぼ必須と言えるような感じです。

アロンダイトや長射程ビーム砲など各武器がリアルタイプのものとほぼ同じ長さになっており
非常にメリハリのついたバランスになっているので
「SD」という名称もずいぶん遠いところまで来たなあ、みたいことも思ったり。
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またパーツ固定や可動のための工夫が各所にあり
重いバックパックは当然のように挟み込みパーツでの固定式、
肩のフラッシュエッジ2もスライド式になっているため
これだけ各部がいろいろ動いたり取り外し出来るのに
ガシガシ遊んでも一切ポロリしないしっかりした作りは特筆すべきものです。

特に手〜腕周りには「武器固定のミゾ」「パルマフィオキーナの砲口」
「手の甲が可動してのビームシールドの装着」とギミックが集中しており
ここまでいろいろ出来るのか、と唸らされますね。
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そしてMGSDデスティニー最大の特徴となる部分がこの光の翼。
これはもう実物を見てもらうしかないんですがとんでもないボリュームです。
この手のエフェクトパーツは別売になることも多いですが
デスティニーに関しては放送当時のHGもリメイクされたHGCEにも光の翼が付属しており
このあたりにはバンダイのこだわりというか一種の意地のようなものも感じますね。
この大きさでは飾るのも保管するのも一苦労、という嬉しい悩みがあるのです。

そんなわけで各部の多様なギミックにボリューム、
余すところなく付属されているエフェクトパーツと
MGSDならではのすごさを存分に見せつけてくれた「MGSD デスティニーガンダム」。

MGSDブランドは次回作がクシャトリヤ、とこれまでの主役メカ縛りから変わったことで
一つの区切りがついた、みたいに個人的に思っているんですが
そういう意味でも今回のデスティニーはこれまでの集大成みたいに感じますね。
MGSD第1期完、というかなんというか。

MGSDのデスティニーガンダムを購入しました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1667.html

前にもちょっと書きましたがクシャトリヤは購入する予定はないので
今回のデスティニーを経ての今後のMGSDのラインナップがどうなっていくのかは
楽しみ半分、不安半分なところです。
SD世代的には騎士や武者に舵を切って「LEGEND BB」の上位ブランドにもしてほしい、
みたいな気持ちもあるんですが……。

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   プラモデル, 玩具

去年からずっと楽しみにしていたグッドスマイルカンパニーの
「MODEROID マジンサーガ」を購入してさっそく作ってみました。
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『マジンサーガ』は講談社版が出た時にこのブログにも感想を書いているんですが
今でも続きを待ち望んでいる大好きな作品なんですよ。
永井豪先生のロボット漫画の集大成とも言うべき圧倒的なスケールがたまらないのです。

「MODEROID」ブランドの初期のラインナップには
「マジンカイザー刃皇」や「マジンカイザーライガ」などがありましたが
「オリジナルのカイザーを増やすよりも立体化の少ない作品に手を付けてほしいなあ」と
ぼんやりとマジンサーガやZマジンガーのことを思っていたので
そういう意味でも今回こうして発売されたのが本当に嬉しいのです。
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そんなわけで待望の「MODEROID マジンサーガ」がこちら。
せっかくなのでガンダムマーカーなどを使って要所要所をメタリックっぽくしてみました。
色ムラがあったほうが逆に漫画の作画に近いかなあ、みたいな言い訳をしつつ
かなり適当に塗りたくっています。つや消しも厚めに吹いています。
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いやーそれにしてもいいですねこれ。
『マジンサーガ』のZの立体物が気軽に手に入るというだけでもう感無量です。
初見ではツリ目すぎて全然似ていない、と不満だった顔も実物は意外と気になりませんし
見本では細くて浮いているように見えていた首が
引き出し可動によるものである点は公式でもっとアピールしても良かった気がしますね。
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可動はちょっとクセがあるというか要所要所がかなり固い上に
ほとんどの関節がリボルテック的な球体ジョイントになっているので
角度の付け方が難しい感じですが
まあ派手なアクションをさせるようなプラモでもないのでこれで無問題です。
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本当に見本写真でかなり損をしてしまっていると思いますねこのマジンガー。
これでもまだツリ目気味だとは思いますが……。

そして付属品は長剣と各種手首の他にプラ製と布製のマントが1つずつ。
ここは正直ちょっと物足りないというか簡単なものでいいので手持ちの銃が欲しかったですし
同じ形状のマントを別素材で2つ入れるよりは
原作で高速移動や空中戦を行う時に使用していたスクランダーがほしかったなあ、と。
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可動を邪魔しないという利点はあるんでしょうが
ぶっちゃけ布製マントにはあんまり魅力を感じないのです。

というわけで原作が好きだからこそ
「あれも欲しかった、これも欲しかった」となってしまう
今回の「MODEROID マジンサーガ」なんですが
「接着剤不要、色分け済で簡単に組み立てられる『マジンサーガ』のZのプラモデル」なんて
後にも先にももう出ない気がしますし出してくれただけで本当にありがとうなのです。

しかしアレですね。昨年購入した「MODEROID 魔空戦神スサノオ 第2段階」と比べると
やや割高……というかぶっちゃけかなり高く感じてしまいますね。
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単純に「大きい=高い」ではないのは分かりますが
スサノオのほうが箱が一回り大きくてパーツ数も多いのに
(説明書で軽く数えてみたところスサノオが約200、マジンサーガが約160)
定価はスサノオが7900円、マジンサーガが9800円ですからね。うーん。

「MODEROID 魔空戦神スサノオ 第2段階」を購入しました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1631.html

作品タイトルの『マジンサーガ』がそのまま商品名にされていたり
全身のチャクラが「正中線上に配置された球体」とやけに回りくどい表現がされていたりと
『マジンサーガ』の世間的な知名度を考えるとこんな感じになっちゃうのかなあ、と
いろいろと寂しくなったりもするのです。
何はともあれ続きが……講談社版の更なる続きが見たいんじゃあ……。

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マジンサーガ(1)

マジンサーガ(1)

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4/17より仙台市博物館で開催中の特別展「もしも猫展」に行ってきました。
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この手の「江戸時代の浮世絵に描かれたコミカルな猫たち」を中心とした展覧会は
近年の猫ブームに合わせて定期的に開催されており
仙台市でも「にゃんてったって猫展(2016年・仙台文学館)」
「いつだって猫展(2019年・仙台市博物館)」と
ネーミングも方向性も非常によく似た展覧会が過去に何度か開かれているんですね。
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自分はどちらにも足を運んでおり
当時の展示目録なども保管しているので比べてみたんですが
「大でき猫」で有名な「荷宝蔵壁のむだ書」をはじめとして
「いつだって猫展」と「もしも猫展」は展示品目が結構被っていたので
そのあたりは「猫」をテーマとする以上仕方ないのかなあ、とも思ったり。
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というわけで今回の「もしも猫展」ですが「猫の擬人化」がテーマということで
「擬人化」についてかなり詳しく定義・分類をする解説パネルがあったり
「かちかち山」や「猿蟹合戦」、そして「付喪神」と
「猫」に拘らずにいろんな擬人化を紹介していたのが印象的。
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とは言えメインが「猫」なのは間違いがなく
特に物語の最初から最後までを紹介した「おこまものがたり」
(『朧月猫の草紙』)は本展最大の見どころなんじゃないでしょうか。
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「刺激の強い描写がある」の文章に違わず終盤はかなりエグい展開が続き
自害を強要された末に最後に三味線になってめでたしめでたし……は
「本当にそれでめでたしなのか?」とちょっと戸惑ってしまうところです。
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他にも馬と猫に見立てる形で
「正妻が不妊のため妾に跡継ぎを生んで貰おうとする絵」があったりと
現代から見るとかなりシビアな江戸時代の常識や文化に触れており
単に「コミカルな猫の姿」を楽しむ展示ではなかったような気がしましたね。
個人的には事前の情報からはもっと軽めの展示というか
「ねこだいすき」で大人も子供もおねーさんも
頭からっぽにして楽しめるような展覧会かと思っていたんですが
「あれ!? ずいぶん話のレベルが高いな」(失礼)と思ってしまいました。
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過去の猫関連の展覧会と比べても
当時流行していた歌舞伎の演目や人気の役者などに言及した解説文が多く
江戸時代末期から明治にかけての文化に
それなりに精通していないと理解出来ないんじゃないか、と
近代史はさっぱりな自分としては正直不安になってしまった部分がありましたね。
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こちらの『開化因循興発鏡』では兎と豚の戦いが出てきているんですが
「兎が新しいもので豚が古いもの」を解説文なしで納得するのはかなり厳しいですよ……。

というわけで過去の猫関連の展覧会と比べるとかなり踏み込んだ解説で
「猫の展示」ではなく「猫から見えてくる江戸後期〜明治期の文化芸術」
みたいな印象も受けた今回の「もしも猫展」。
近代史に詳しければもっと楽しめたのかなあ、と。

そして来館したのは4月の22日……ということで
語呂合わせ的に行われていた「22の日プレゼント」の景品となる
オリジナル缶バッチも無事にGET。
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いやーこれが欲しくて22日に足を運んだんですよ。
こういうグッズ配布やイベントは土日に行われることが多く
「休日は混むからなあ」と二の足を踏むことが多かったんですが
今回は語呂合わせがメインなので嬉しい平日イベントなのです。やったぜ。

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おこまの大冒険 朧月猫の草紙

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朧月猫の草紙 初編・2編

朧月猫の草紙 初編・2編

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