映画『GのレコンギスタⅤ 死線を越えて』を観てきました。

2019年から全5部で公開された劇場版Gレコの最終章となる
『GのレコンギスタⅤ 死線を越えて』を観てきました。
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残念ながら今回はどうしても予定が合わず
映画館に行くのが公開から1週間ほど経ってからになってしまったので
入場特典のフィルムは既に配布終了で手に入れられませんでした。
ちくせう! ちくせう!
これも上映館が4部から一気に少なくなっちまったせいだよ!
宮城県どころか東北地方全体で1館だけってどういうことだよ!
特典が1週間持たないのも当然だよ!

そんなわけで4部~5部が連続での短期公開になったことなども含めて
大人の事情を感じてしまう部分もあるわけですが
映画の感想としては「こいつら交尾したんだ!!」って感じでしたね。
富野監督が今回の劇場版に対してインタビュー等で
「ちょっとしたやり取りや画面の端の仕草で男と女の関係があったことを表現できた
(制作スタッフがその意図を汲んだ画面作りをしてくれた)」
みたいなことを言っていましたが
クリムとミックの、マスクとマニィとバララの三角関係、
そして敵側のロックパイとマッシュナーなどなどまさにそんな感じだったと思います。

またそれぞれのカップルがイチャイチャしながら大気圏突入する中で
ベルリのGセルフだけが単独で……というのはTV版でもネタにされていたところですが
今回の映画ではエピローグでアイーダ姉さんとケルベス中尉の関係に気づいたベルリの
「僕はGセルフのことしか~」という独白が加わったこともあって
フォトン・トルピードの一件以降はGセルフの使い方や戦場での立ち回りに拘りすぎていた、
というのが分かりやすくなっていた感じですね。
戦況を理解したつもりになって戦争を終わらせるためにGセルフを駆っていたけれど
結局は自分の周りのことすら分かっていなかった、
一緒の艦で暮らして一緒に戦ってたのに
自分が好きだった人が他の男性といい感じになったことにすら気づいてなかった、
というのを突きつけられてしまったら凹むのは当然ですし
最後に艦を降りる動機付けとしても納得がいくものなっていたと思います。

あ、それとラストに追加されたノレドとの再会は正直蛇足というか
「スタッフロール後の追加シーン」という演出自体が富野作品には珍しいこともあって
ちょっと戸惑ってしまったんですが
恐らくあれはファンサービスとか視聴者に向けたものじゃなくて
富野監督にとって自分の孫のような存在になっていたベルリへの最後のご褒美、
みたいな感じなんじゃないかなあ、と思いますね。
ぶっちゃけてしまうと隣にノレドがいようがいまいが
『Gレコ』のテーマにはあまり関係ないような気もしますし
そういう意味でも「ベルリとノレドのためにあえてあのラストを加えた」気がします。

そんなこんなでTV版から8年の歳月を経て見事に完結した『Gのレコンギスタ』。
最初に「全5部作」と聞いた時にはどうなるかと思いましたが
結果としてしっかりと完走しましたし
この令和の時代に富野監督の最新作を映画館で見届けることが出来たというのは
それだけで感無量なのです。ありがとうございました。

で、次回作は……? おハゲ様の次回作はまだなの……?

 

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