遅ればせながら現在上映中の映画
『劇場版 プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』を観てきました。
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劇場版プロセカは毎週切り替わる入場特典や
上映前後のアナウンス、アフターライブ等の関係もあって
本日5/2で16周目に突入、と非常に長いロングランとなっているんですが
地元では1日の上映回数が1〜2回とかなり少なく
なかなか都合が合わないまま今の時期の鑑賞になってしまった感じです。

というわけでこちらの劇場版プロセカですがいろいろと初めての体験が出来たというか
この作品を映画館で観ることが出来て良かった、と正直に思いましたね。

いやね、これは決して貶しているわけではないので誤解しないでほしいんですが
このストーリーとテーマを「飽きさせない2時間の映画」に仕立て上げた
アニメスタッフの手腕は本当にすごいと思いましたよ。

ストーリーは最初から最後まで完全に予定調和、
テーマに至っては中盤の余りにも陳腐な逆ギレ演出も含めて
「どこの道徳の教科書だよ」と思ってしまうようなものなんですが
アニメらしい画面作りとキャラクターの魅力によって
きちんと「2時間のアニメ映画」になっているんですよ。

正直このストーリーとテーマなら20~30分の短編、
それこそ台詞なしのミュージックビデオにしても成り立つレベルだと思うんですが
それを敢えてこのボリュームの作品にして全国上映を成し遂げたことには
「どうしてもプロセカで長編アニメーションをやりたいんだ」という
スタッフの意地を感じたところです。

それと「完全なファンムービーでプロセカを知っていないと楽しめない」的な感想も
ちらほらと見受けられましたが個人的にはそんなことはない、と思いましたね。

自分は原作ゲームはプレイしたことがなく何人かのキャラクターを知っているのみ、
ジャージやパーカーのキャラが好きなので奏ちゃんすき、くらいの予備知識だったんですが
それでも十分に分かるし楽しめましたね。

各メンバーが謎空間にワープして集まったり
謎空間それぞれに別デザインのVOCALOIDメンバーがいる、
などなどの設定は当然初見だったんですが
「なるほどそういう設定なのかー」と雰囲気で理解出来るものになっていましたし
逆に未プレイだからこそ定期的にそういう刺激があって良かったかもしれません。
各キャラのユニットを超えた関係性なんかも
「映画だけでも分かるけどゲームだとあのあたりが深堀りされるんだろうな」と
思えるような絶妙なところに収まっていたと思います。

ただどうしても気になってしまったのがバツミクの失敗からの一連の流れ。
「一人では出来なかったことを皆の力で」みたいな感じに持っていきたいのは分かるんですが
各ユニットが既に実力や知名度を兼ね備えた状態から物語がスタートしており
「多くの人に伝えるための手法」がWEB上での集客なども含めて
「彼ら、彼女らが既に持っている影響力・知名度」に直結している点については
「何だかそれはズルくないか?」みたいなことを思ってしまったんですね。

いや本当に完全に自分が捻くれてるだけなのは重々承知ですし
各ユニットの成長はゲームのほうでやってるんだろうな、くらいのことは分かりますが
自分としてはもうちょっと「バツミクと各ユニットが二人三脚で盛り上げていく」
みたいな要素が欲しかったなあ、と。
話の流れとしては完全に「一人ではダメだったバツミクを皆で助ける」構図に
なってしまっていましたからね……。

そんなわけでいろいろと細かいところが気になってしまったものの
上映前後のアナウンスやアフターライブ等も含めて
これまでに味わったことのない映画体験が出来たのが本当に良かったですね。
特にアフターライブはキャラの動きがきちんと劇中のアニメーションを踏襲しており
「同じ動きを2Dと3Dで観る」ことが出来るようになっているんですよ。
この手のアイドル系、音楽系のコンテンツに慣れていると
ちゃんとリンクさせるのは当然、みたいな雰囲気もありますが
これって本当にすごいことだと思うんですよ。

あ、それと本作は4DX上映が決定したものの3D的なものはないみたいですが
ディスプレイから飛び出す演出などをはじめとして
本作はものすごい3D映えする作品だと思うので是非とも3D上映をやってほしいですね。

正直このストーリーを劇場で複数回観るのはつらいところがあるんですが
それでも3D版が出たら観に行ってしまうだろう、と思えるくらいに
3D向けの作品だと思うんですよ。
っていうこの演出の作品で3D版がないって何でなの……?
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ちなみに自分が観に行った15週目の入場特典は第1週特典の再配布。
外装・ジャケット含めて第1週のものと全く同じなため
「1週目入場者特典」の表記があり
期せずして初週に観に行った熱心なファンみたいになってしまいました。
ガチ勢です(大嘘)。

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4/18に東北地方初のバンダイナムコ Cross Storeとしてオープンした
「バンダイナムコ Cross Store 仙台」に行ってきました。
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場所は「イオンモール名取」ということで当然所在地は名取市。
仙台(仙台市にあるとは言ってない)という夢の国メソッドが適用されているんですが
まあそれを言ってしまうと仙台空港自体がアレなので気にしないことにします。

そんなわけでこちらの「バンダイナムコ Cross Store 仙台」ですが
以前からあったnamcoのゲームコーナーの移転に伴って
その周辺をバンナムの各種オフィシャルショップで固めた、という雰囲気。
一つ一つの店の大きさはさほどではないんですが
全13店舗の多種多様な公式ショップは歩き回るだけで楽しいですね。
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そしてオープン記念ということで
パネルなどが非常に充実していたのが印象に残ったところ。
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アイマスやウマ娘のキャラクターパネルが非常に目立っていましたが
「サンライズワールド」の超豪華メンバーによるサイン色紙が最大の見所ですね。
「撮影OK」のマークや投稿時のハッシュタグがあらゆるところに表示されているのは
「個人のSNS等でどんどん宣伝してくれ」的な現代的なものを感じます。
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ちなみにガンプラはいろんな店で余っている万博EGしか売っていなかったんですが
その他のフィギュアライズやプラノサウルス、ROBOT魂などのブランドは
ずらりと並んでいて非常に充実していました。食玩やカードウエハース等もたっぷりです。
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中でも一面にびっしりと並べられた「るかっぷ」は非常にインパクトがありましたね。
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それとグッズではイデオンのメンコが非常に気になったんですが
1650円もしたので泣く泣く諦めました。最近はグッズも高いですね……。

そんなわけで買い物やゲームをしなくても各種ショップをのんびりと歩き回るだけで楽しい
「バンダイナムコ Cross Store 仙台」ですが
公式サイト等でアピールしている「観る・触れる・体験する」のコンセプトを
今後のイベント等でどれだけやってくれるのか、が個人的には気になるところ。

ぶっちゃけたことを言ってしまうと仙台圏の人たちにとっては
仙台駅周辺の各種アニメショップや量販店、ガンダムベース等で十分な部分もあるので
仙台駅から電車で片道20分、往復で800円以上をかけてイオンモール名取にまで行くには
やっぱりそれなりの魅力・理由が必要なんですよね。

仙台圏では今秋オープン予定の「イオンモール仙台上杉」にも
恐らくエンタメ系のショップがいくつか入ってくるでしょうし
自分としては選択肢が増えるのが嬉しい反面
客の取り合いになって大変だなあ、みたいなことを思ったりもするのです。

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先日ブログに書いた
「オプションパーツセット ガンプラ 01 (エールストライカー)」に続いて
「オプションパーツセット ガンプラ02 (ランチャーストライカー&ソードストライカー)」を
手持ちのEGストライクガンダムに装備させてみました。

「オプションパーツセット ガンプラ 01 (エールストライカー)」をEGストライクに装備させてみました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1610.html

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こちらもエールストライカー同様にシールは一切不要の優秀な色分けで
赤や黄、濃い青などの細かい部分も別パーツで再現されているのが嬉しいところ。
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またエールストライカーはいろんなプラモに対応していましたが
こちらは肩アーマーを挟み込む都合上「基本的にはEGストライク用」らしく
説明書にもその旨がありますね。
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そんなわけでランチャーストライク&ソードストライクがサクッと完成。
ランチャーやソードはエールに比べると露出や商品化は少ない印象ですが
対艦刀やアグニといった巨大武器はやっぱりインパクトがありますし格好いいですね。
ソードのほうは肩アーマーの構造がちょっと複雑で
何度も付け替えするのはちょっと面倒だなあ、と思ったり。

そしてエールストライカーをベースにランチャー&ソードを両肩に加え
パーフェクトとなった姿がこちら。
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いやーいいですね。
個人的にはパーフェクトには馴染みがないというか
設定だけのロマンで良かったのに
HDリマスターで後付けされてしまった、みたいな印象が強いんですが
それでもやっぱり全部載せは格好いいのです。
360度どこから見ても武装が充実しているのはパーフェクトならではなのです。

ただ前の記事にも書いたように値段がネックというか
EGストライクにオプションパーツ01&02で
ここまで来るのに約3000円になってしまうのはやはり気になってしまうところ。

揃えておいて言うのもなんですが
1870円のHGCEと4400円のRGのほぼ中間の値段、と考えると
ますます今回のオプションパーツが中途半端に思えてきてしまうのです。
入手機会の少なささえ気にならなければ
プレミアムバンダイ限定のRGが決定版ってことでいいのかなあ、と。

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先日購入した「オプションパーツセット ガンプラ 01 (エールストライカー)」を
手持ちのEGストライクガンダムに装備させてみました。
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「オプションパーツセット ガンプラ 01 (エールストライカー)」は
名前の通り様々なガンプラに対応しておりストライク専用というわけではないんですが
基本的にはEGストライクをエール化、更には別商品の
「オプションパーツセット ガンプラ02 (ランチャーストライカー&ソードストライカー)」
と組み合わせてのパーフェクトストライクの再現を想定している感じですね。
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そして合体させたエールストライクガンダムがこちら。
いやーいいですねこれ。
EGストライクは単体だと細身で手足がヒョロヒョロしすぎている印象があったんですが
ストライカーパックを装備することで全体のバランスが変わって
そのあたりの不満が一気に解消された感じがあります。
作りはシンプルながらも優秀な色分けでシールは一切なし、と
EGと同様のコンセプトなので当然相性もばっちりです。
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また過去商品からの流用ではあるものの
バズーカやグランドスラムなどの手持ち武器も豊富に付属しており
いわゆる「EGガンダムにおけるフルウェポンセット」的な
プレイバリューの高さも嬉しいところ。

ただEGストライクの本体が770円(ライトパッケージは550円)、
EGガンダムのフルウェポンセットが1100円、ということを考えると
エールストライカー+武器のみで1210円、というのはちょっと割高に感じますね。
購入する人の多くはソード&ランチャーも買ってパーフェクトまで再現するでしょうし
パック3つ全部入りでもうちょっと安く出してほしかったのが正直なところです。
EG本体が安すぎると言われればそれまでなんですがね……。

ちなみにこの武器セットが販売された頃に
「EGストライク本体を持ってないし売ってない」みたいな声がいくつか聞かれましたが
EGストライクは発売バリエーションの多さもあって
当時の状況でも非常に手に入りやすくそれこそ投げ売りすらされていたので
ストライカーパックが出るからと言って慌てて本体を探すような人は
「持ってないやつおりゅ?」と言われても仕方ない部分はあると思うのです(煽り)。
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特に入浴剤とのセット販売だった「びっくら?たまご ドラマチックお風呂シリーズ」は
商品の性質上ドラッグストアやホームセンター等での取り扱いもあったんですが
「プラモ購入層からは穴場になっている」
「かさばるので店側としては早く売りたい」の要素などが重なってか
地元ではとんでもない安値で売られていたりしたのです。約8割引です。

そんなわけで話が脱線しましたが
本体の発売から2年半が経ってのオプションパーツの発売となったEGストライク。
「すぐに出るんじゃないか」と思いつつも全然音沙汰がなく
諦めかけていたものが数年後にようやく発売、ということで
こうなると「EG νガンダムのフィン・ファンネル」も気になってきますね。
あっちも発売からかなり経つのに全くアナウンスがないんですが
今回のストライカーパックのような前例があるとどうしても期待してしまうのです。

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フロアごとに一部休館・一部開館をしつつ
数年にわたって大規模改修を行っていた仙台市科学館が
4月5日についに全館リニューアル完了、ということでさっそく行ってきました。
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仙台市科学館は3階と4階の2つのフロアが展示室となっており
昨年リニューアルした4階に続いて今回は3階のリニューアル、となりますが
いやーずいぶんすっきりした感じになりましたね。

体験・体感重視の展示がメインで
テーマごとにいくつかのエリアに分かれている……というのは前と同じなんですが
壁や柱を極力減らすような構造になっており
これまで以上に広々とした1つの大きなフロアになった印象。
「災害」がテーマの1つとなっているあたりは
いかにも今の時代のリニューアル、といった感じですね。
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以前は4階の隅っこのほうにあった「地震体験シアターグラリくん」も
今回のリニューアルでは3階のほぼ中央、非常に目立つ形で設置されており
グラリくんも出世したなあ、と思ってしまいます。
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手を入れると擬似的に血管や筋肉が表示される機械です。
まるでドラゴンボールZのオープニングみたいだあ……(直喩)。
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それと「見えない世界」が面白かったですね。
そのまま覗くと本当に真っ黒で何も見えないんですが
スマホで写真を撮ってみると奥までしっかりと見えるんですよこれ。
人間の目とカメラでは光の集め方が違うというのがよく分かります。

いやーそれにしても仙台市科学館はこの数年で一気に様変わりしましたね。

仙台市科学館に行ってきたよ-。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1078.html

このブログでも科学館の記事は何度か書いているんですが
90年代に今の場所になってから2010年代末までは変化に乏しくレトロ感たっぷりというか
ニューファミコンに繋がれたファミトレが存在していたくらいですからね。
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それが今では最新のWindows11ですよ(エラー)。
個人的にはちょっとすっきりしすぎているというか
展示物がひしめき合っているわちゃわちゃ感がほしいところではあるんですが
今後30年前後はこれがフォーマットになるんだろうなあ、と。

あ、それと今回のリニューアル記念として先着10000人にグッズが配布される、
との旨が市政だより等に記載されていたんですがそちらのグッズも無事GET。
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A5サイズのクリアファイルでした。
命名権の変更に伴って4月から名称が「HOKUSHU仙台市科学館」となっているので
グッズ配布はリニューアル記念の他にも
そちらのアピールの意味合いもあるような気がしますね。
ファイルの裏面にはHOKUSHUロゴが載ってますし。

ちなみにちょっと調べてみたところ
仙台市科学館の来館者数は年間17〜18万人ほど。
5月の連休や夏休み中の来館が極端に多く
その他は月に1万人くらいのようなので
恐らくGW中に在庫がなくなる程度を想定しているんじゃないかなあ、と。

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