宇宙細菌「エンジェル・コール」を巡るストーリーが展開する
「機動戦士クロスボーンガンダムゴースト」の3巻が発売。

リア・シュラク隊と協力しての脱出や自分の立ち位置に悩むフォント、
カーティスに「人間の力を超えている」と評されるベルの力など
今回も緊張感のある展開や今後に繋がっていきそうな描写がちらほら。
特にベルの力は無印「クロスボーンガンダム」で「単に環境に適応しただけ」と否定された
ニュータイプ能力を明らかに超えているわけで
そうなると彼女は最終的に「Vガンダム外伝」の面々のように
地球を捨てて外宇宙に旅立っていくしかないんじゃないか、と思ってみたり。

また「サーカス」の中にあっても自分のルールを貫こうとするジャックや
いまだに動きが掴めないエリンの真意など
無印クロスボーン以上に各勢力の思惑が渦巻くストーリーになっている印象。
現在発表されている宇宙世紀の年表は「Vガンダム」以降
「ガイア・ギア」や「Gセイバー」まで完全に空白地帯になっているわけだし
そういう流れを考えても各勢力がどのような結末を迎えるのかも気になるところ。

そして後半では本作の主役メカになるであろう新MS「ファントム」が満を持して登場。
単行本も3冊目だし無印クロスボーンとのバランスなんかを考えると
ここらへんが折り返し地点になるのかな。

個人的にはF91のバイオコンピュータ理論が
「最初期の古い理論」と言われているのに少し感慨深くなったり。
そういやVガンってF91の30年後なんだよなあ。思えば遠くに来たもんだ。
この時代を扱った作品って少ないから余計にそう思うわ。

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  アニメ・漫画, クロスボーンガンダム

昨年から連載が始まった「サイボーグ009完結編」の漫画もついに10話目に突入。
今回から張々湖が主人公となるエピソードということで
小説版ではP76からP146までのストーリーが展開。

もともと漫画版はページ数の関係もあってか
全体的にダイジェストっぽくなってしまっていた部分が多いけど
今回はいつも以上にバッサリと切っており
道中で少年に慕われるエピソードやテンポのいい中華料理の蘊蓄、
徐福伝説に言及する部分などがまるまる削られているのがちょっと残念なところ。
小説のページ数に換算すると30~40Pくらい消えちゃってるねこれ。
「ケンタッキー・フライド・チキン氏」や「彷徨えるオランダ人」みたいな
捻った表現をなくしたのは
漫画としての分かりやすさ重視で正解だと思うんだけど。

カットされたエピソードは現在にも通ずるチベットやダライ・ラマ問題が中心で
略奪を行う解放軍の様子なんかが描かれたりしているから
どうもここらへんに宗教的・世相的な配慮や
大人の事情を感じてしまう……のは穿ちすぎだろうか。

そんなわけでいつも以上にサクサクと進み
理想郷シャングリ・ラで「神」を見てしまう……
というところまで前編で来てしまったんだけど後半どうなるんだろうこれ。
小説版通りだと神から逃げるだけで終わっちゃうし
いろいろと描写を増やして膨らませていきそうな感じ。

ところで張々湖が男と出会ったのが数年前ってなってるけど
これだと作中の「2010年5月」と時間軸が合わないような気がするなあ。うーん。

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  アニメ・漫画, サイボーグ009

ここしばらく完全放置の停滞状態だった自作物周りですが
ようやく動けるところまで持って来られたような気がしないでもないのでメモ程度に。
いろいろやってみたいことはあるけどじっくり行こう。
2月中にはいろいろ表に出せたらなあ、と。

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タイトル:
付喪草子~東岸高等学校民俗学研究会の冒険~(仮)

ジャンル:
無気力系女子高生伝奇AVG(仮)

開発環境:
RPGツクールVXかRPGツクールVXAce

予定:
2013/02~2013/12(小説版)
2014/01~(ゲーム版)

まあVXかAceかで悩んでる時点で
細かいところは何も決まってないわけなんですが。

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  付喪草子(現在休止中), Web小説

アイコンがデフォのままだとスパム垢と区別付きにくいんだよゴラァ(意訳)
みたいな話を耳にしたのでTwitterのアイコンを変えることにしました。
それっぽいフリーのアイコンを頂いてさくっと変更。
まあだからと言って頻繁に呟くようになるとかそういうことは全くないんですが。

そんなわけで今後も基本的に放置状態のTwitter。
たまに数ヶ月前のリツイートを発見して
ヘタレの自分としては「うわあやばい」と大変申し訳なくなったりして。
マジすいません。

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  雑記

猫が姉になりました。な日常じんわり漫画「ネコあね。」もいよいよ最終巻。

物語が締めに向かって動いているということで
源造さんと猫たちの絆を感じさせる第30話「源造さん。」からずっと
人や猫の生死や別れを意識せざるを得ない重苦しい展開が続いているんだけど
ところどころにあるコミカルな描写や絵柄もあって
絶妙なバランスで「ネコあね。」独特の温かい作風になっているのが印象的。
単なる日常漫画とも言いづらいし一言で「シリアス」と片づけてしまうのも何か違うし
まさに「じんわり」という雰囲気。

そしてクライマックスは今までの話でちらほら出てきたキーワードやエピソード、
作者コメントなどで言われてきたことが全て集約されている大団円。
話の流れとしてはご都合主義なんだけど
「もうこれ以外のエンディングは考えられない」というくらいに綺麗に終わっていて
帯のアオリ文にある「泣いて笑って最終巻!」に相応しい最終話という感じ。

そんなこんなで最初から最後まで温かい気持ちにさせてくれた「ネコあね。」全6巻。
ありがとうネコあね! さようならネコあね!

それにしても忘れてしまう恐怖、忘れ去られてしまう恐怖が話の中心になるあたりは
どうしても某PCゲームのアレやアレを思い浮かべてしまうんだぞっっっっ!(by秋桜の空に)

 

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  アニメ・漫画