四コマ漫画『ひだまりスケッチ』や
アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクターデザインなどで活躍中の
蒼樹うめ先生の最新ストーリー漫画『微熱空間』の単行本第1巻が発売。

掲載誌が「恋愛系コミック誌」を謳う『楽園』ということもあって
「姉」「弟」のイメージと現実とのギャップから
状況に慣れるにつれて男女であることを自覚していく流れ、
無意識のうちに「可愛い」と思ってしまったことに対する戸惑いなど
少しずつお互いを意識していくようになる展開はまさに正統派ラブコメといった印象。
『ひだまりスケッチ』ではこのあたりの要素は半ば意図的に排除されていたから
(男子生徒はたくさんいるのにストーリーに関わってくることはないという状況)
何だかこういうのは新鮮な感じだね。

とは言え作品全体に漂うアットホームな雰囲気は
間違いなく蒼樹うめ先生の作品だ、と思わせてくれる温かい雰囲気。
「思春期における両親の再婚」というシチュエーションの作品は
どうしても家族関係でドロドロした感じになりがちだけど
本作は「二人とも素直に両親の再婚を祝っている」という状況に加えて
「お互いに聞かれたくないことは詮索しない」という気遣いが出来ており
新しい父や母との関係ももちろん良好、と
導入部の時点でしっかりと新しい家族として成り立っているのがいいところ。
安心して主人公二人の行く末を見守っていける温かさは
うめ先生の作品特有のものだなあ、と。

そんなわけで蒼樹うめ先生らしさの中に
ほんの少しの新鮮さを併せ持つ本作『微熱空間』だけど
本編と同じくらいすごいと思ってしまったのが単行本の装丁の豪華さ。
エンボス加工が施された高級感のある表紙
(『ドラゴンヘッド』の単行本で一躍有名になったアレ)に加えて
帯のざらざらした手触り、イラストたっぷりのカラーページの紙質の良さ、
更にカバー下のイラストまでカラー印刷だったり(こんな印刷出来るんだ……!)と
とにかく気合の入った単行本、という印象。

最近は値段の安さや手軽さもあって
電子書籍で本をよく読むようになりましたが
本作に限っては絶対に紙の本で買ったほうがいいですね。
久々に「紙の本ならでは!」と思わせてくれる感じです。はい。

ところで『てつなぎこおに。』の単行本はまだですかね……?(小声)

微熱空間 1 [ 蒼樹うめ ]
価格:950円(税込、送料無料)

 

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  アニメ・漫画

カードダスクエスト第4弾「光の騎士」のシリアルコードを集めると貰える限定カード
「バーサル騎士ガンダム&カードマスターアムロ」が届きました。
「カードダスクエスト」で限定カードを貰うのは初めてです。
本気で集めようとすると間違いなく泥沼にハマるので。

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「カードダスクエスト」はプレイしておらず
カードもそんなにたくさん買ってはいなかったんですが
「光の騎士」~「ヴァトラスの剣」の頃のシリーズは
自分が生まれて初めて買ったシリーズなのですごい思い入れがあるんですね。
そんなわけで今回だけは、とコンプリートを目指してガチャガチャやっていたら
いつの間にか10000円近くつぎ込んでシリアルナンバーが集まってしまったので
せっかくなので応募することにしました。
楽天ID決済は初めて使いましたが楽ですねこれ。

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こちらが封筒。デザインがなかなか凝っていていい感じです。
ちなみに今日はかなり雨が強かったんですが
そのせいで封筒がけっこう濡れてしまってました。
せっかくのオリジナルデザインなので
もうちょっと丁寧に配送してほしかったです。

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こちらがディスプレイDP。いやー懐かしい。
「カードダス20」の表記に涙が出ますよ。
A4くらいのサイズかなー、と思っていたら
A5より一回り小さいくらいだったのでちょっと拍子抜け。
こんなに小さかったっけ……?

ところでこのディスプレイDP、
特に防水包装もされておらずそのまま封筒に入っていたんですが
これ雨でダメになってたら保障とかしてくれるんですかね……?
まあ今回は中身のほうは大丈夫だったんですが
メール便だしそこらへんの保障はダメっぽい感じだなあ、と。

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そんなわけで今回の「光の騎士」に限ってはコレクションしたい、という思いもあり
限定カード以外は新プリズム6枚も含めて無事にコンプリート完了。
幼少時の無念を果たしたというかそんな気分です。やったぜ。

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  トレーディングカード, コレクション

単行本の3巻が今月末に発売となる『デビルマンサーガ』の第30話。
雑誌の広告によれば描き下ろしのページもあるということで
非常に楽しみです。

そんなわけで今回のストーリーは前回に続いて
アメリカの様子を描きつつ勇希とアスカ、そしてジェニーが会話を続ける展開。
……えーと正直ここ数回はずっと同じペースで会話が続いているので
単行本でまとめて読まないとすごいぶつ切り感がありますね。
この際もう月刊連載でもいいので
もうちょっと1話あたりのページ数を多くしてほしいなあ。

そんな中で意外だったのが序盤に語られていた
「爆破テロを起こしたアンドロイド」に再びスポットが当てられたところ。
日本での美紀ちゃんの仕事ぶりを描写するためだけの存在だと思っていたので
ここでガッツリとストーリーに関わってきたのは正直驚きです。
「悪魔と人間の融合」の他にも「機械と人間の融合」という要素が生まれてきて
ストーリーにも複雑な部分がようやく出てきたなあ、と。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

先週の4/22は本当は博物館に行こうと思っていたんですが
事情によりちょっと予定が変わったので科学館に行くことにしました。

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ちなみになぜ科学館かというと
『スピーシーズドメイン』の4巻を読んだら
無性にお好み焼きを食べて科学館に行きたくなってきたんですね。

 

確かにわざわざ専門店でお好み焼きは食べないし
科学に興味はあっても地元の科学館にはあまり行かないなあ、と。

そんなわけで我ながら影響されやすいなー、と思いつつ
まずはお好み焼きです。

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名前だけは知っていた有名チェーン店「千房」です。
うーん美味しい。店でお好み焼きを食べるのは初めてでしたが
確かに家で作るのとは違いますね。
外側のカリカリ感と中のふわふわ感をしっかり味わえるのは
店の巨大な鉄板ならではだと思います。

あ、ただ一緒に頼んだキムチは酸味がかなり強いタイプで
自分の好きな味ではありませんでした。
まあこのあたりは個人の好みです。

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そして地下鉄で移動し本命である科学館に到着です。
いやーすごい久しぶりですここ。
小中学生の頃は校外学習やら何やらでよく来ていたんですが
かれこれ十数年ほどすっかりご無沙汰です。
当時でもかなり古いレトロな科学館だったと記憶していますが
果たして今はどうなっていることやら。

まずは正面玄関から3階へ。
仙台市博物館は裏手が台原森林公園の低地になっており
正面玄関から入ると3階というちょっと変わった構造になっています。
ちなみに裏手はこんな感じ。

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そして入口で出迎えてくれたのは
ス タ ン プ ロ ボ ッ ト

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うーんこの溢れ出る昭和臭。
名前といいデザインといいいろんな意味でたまりません。

そして3階の生活系展示室へ。
錯覚による「エイムズの部屋」を体験出来たりする
アミューズメントパーク的なコーナーです。

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トラウマが甦る!
うわー思い出した! これ子どもの頃すごい怖かったんだよな-。
「ポピーザぱフォーマー」「テレタビーズ」的な得体の知れない怖さ。

ア ク シ ョ ン ゲ ー ム

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思いっきりストレートな名前ですが
実はこれニューファミコンが内臓されており
遊べるのはFCソフト「ファミリートレーナー アスレチックワールド」です。
科学館との謎のミスマッチがやはり多くの人の印象に残っているようで
ファミリートレーナー 科学館」で検索すると
仙台市科学館のこれに言及しているサイト様がたくさんヒットします。
しかし今でもちゃんと動いてるのがすごいなこれ。
子供がこれに並んで大喜びで遊んでいるのを見ると
どんなにゲームが進化しても本質の部分は変わらないんだなー、と思います。

そして4階の自然史・理工系展示室へ。

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……あれ? すごい立派じゃないか!(失礼)
何だかもっと古びたイメージがあったんですが
どうやら3階の印象が強すぎて
4階のことはあまり覚えてなかったみたいです。ごめんなさい。
あーでもキノコの展示とかはよく覚えてるなー。

地 震 体 験 グ ラ リ く ん

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これまたストレートな名前です。
宮城県沖地震(1978)や兵庫県南部地震(1995)を再現し
プレート型地震や直下型地震など様々な揺れを体験出来る機械です。
ちょっと試してみましたが同じ震度でも全く揺れ方が違っていたりと
体感型ならではの興味深い発見がいろいろとありました。
あー確かに5年前はプレート型のほうの揺れだったなー、などと思ったり。

というわけで子供の頃の記憶よりもすごい面白くて
たっぷり楽しめた仙台市科学館。
いやーこれで一般入場料が500円だから安いものです。
レトロな部分を残しつつ震災を踏まえた展示や東北大の飛行機など最新のものもあり
他県の中学生なども来ており館内はまさかの大賑わい。
ぶっちゃけ平日はガラガラで貸し切り状態だと思ってたんですが
これなら科学館の未来は明るいです。

あ、ちなみに博物館や科学館、市民センターなどの仙台市の施設は
10月から料金が33年ぶりに値上がりするみたいですね。

 使用料・手数料改定のお知らせ
 https://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/shisei/sis1604/tokushu02.html

自分が生まれる前から料金が据え置きだった、ということで
高くなるのもまあ仕方ないのかなあ、と思う部分もありますが
施設利用のややこしさ(変更とか事前協議とかのアレ)も加わって
正直しっかりと市民に周知されてるとは言い難い状況なので
10月にはいろいろと混乱しそうな気もします。

まあとにかく今のうちに行けるとこは行っとこうぜ!
(ダイレクトマーケティング)という話。

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  旅行・展覧会・イベント等

自分のカードコレクションの紹介も何だかんだで4回目。
今回紹介するのは90年代に社会現象となった
「新世紀エヴァンゲリオン」のカードです。

新世紀エヴァンゲリオン カードダスマスターズ

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バンダイから発売されたエヴァカードの代名詞とも言うべきシリーズです。
エヴァブームをリアルタイムで経験した人なら分かるかと思うんですが
1996年~1997年のエヴァグッズは一般人の流入により
需要と供給のバランスがとんでもないことになっており
このカードダスマスターズも集めるのはおろか
まともに購入することすら難しいものとなっていました。
その結果ノーマルカードですら1枚数百円、レアカードは数千円、
限定カードに至っては十万円以上の値で取引される高額シリーズとなったのです。

もっとも1997年夏の完結編公開後はエヴァブームも収束していき
レアカードの相場も現在ではかなり落ち着いています。
社会現象が終わったあとの一般人なんてそんなものです。

新世紀エヴァンゲリオン アマダ・P.P.カード

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アマダ印刷加工会社より発売されていたシリーズ。通称アマダカードです。
こちらもカードダスマスターズに並んで知名度のあるエヴァカードであり
例によってブームの時はレアカードの相場が数千円になっていました。
一部のカードはプラスチック製のクリアカードになっており
他社のレアカードよりちょっと豪華な感じのするシリーズです。

新世紀エヴァンゲリオン カードダス

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玩具店・文具店でのパック購入だったマスターズやアマダカードとは違い
こちらはカードダスの販売機で発売されたシリーズです。
当時のエヴァカードは貞本氏のイラストやアニメの1シーンなどを
カード化していたものがほとんどだったんですが
こちらのカードダスは全てが描き下ろしのイラストとなっています。
いかにも「手の空いたアニメーターに突貫工事で描かせました」みたいな
あまり似てないちょっと統一感のないデザインにブーム末期の悲哀を感じます。

ちなみに自分の友人は「画が下手だからいらねー」と
このシリーズを完全に無視していました。
子供は時として残酷です。

まあ確かに絵柄は今見るとアレなんですが
「DEATH & REBIRTH」を両面プリズムにして再現していたりと
巧い演出もありそれなりに気に入っているシリーズです。
カードダス機をガチャガチャやるワクワク感はプライスレスなのです。

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  トレーディングカード, コレクション