美樹ちゃんを生き返らせるために
世界を超えてマジンガー世界を混乱させるデビルマンとグレートとの戦い、
そして闇の帝王との激突が描かれた『デビルマン対闇の帝王』の最終第3巻が発売。

そんなわけでかなりの駆け足で打ち切り的なラストとなってしまった本作。
「美樹ちゃんを生き返らせるためには手段を選ばないデビルマン」と
「ペルセフォネを生き返らせるためには手段を選ばない闇の帝王」を
ある意味似た者同士として描いて
最終的にガチンコの殴り合いをさせる、というのは
分かりやすくて納得の出来る展開なんだけど
どうにも消化不良感が残ってしまったのがマジンガー世界の行く末。
フリード星の光量子テクノロジーが搭載された暴走グレート=黒き魔神により
新たな混乱が起ころうとしている……ということが示唆されているものの
これから新たな戦いが始まるぜ! という世界観の広がりよりも
後味の悪さだけが残ってしまった印象。

風呂敷を畳みきれないほどに広がっていくストーリーが
ダイナミックプロ作品の魅力の一つだけど
本作は広げる以前、手に余る大きな風呂敷を用意しすぎたせいで
中身を詰めることすら難しくなってしまった、みたいな感じがするんだよね。
もうちょっと今後の展開を見せてくれたり甲児たちの対抗手段が示されていれば
カタルシスを感じられたんじゃないかなあ、と。
せっかく大介さんがフライング的に登場したんだし
黒き魔神を食い止めるためにグレンダイザーが満を持して出撃!
くらいの展開はして欲しかったなあ。

そんなわけで後半はマジンガー世界メインで楽しめたものの
いろいろ惜しい部分が目立ったラストとなってしまった『デビルマン対闇の帝王』。
甲児君や鉄也さん、ボスといった面々がかなり大人びた格好いいキャラになってたし
このままダイザーVS暴走グレート編に突入してくれても良かったんだけど。
ここで終わってしまったのが本当に残念。うーん。

   

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  アニメ・漫画, ダイナミック系

今回は特にネタがないので余談的な話。

ツクールVXやVXAceは従来のRPGツクールと違い
アイテムやスキルの名前、各種説明文の文字数に制限がなく
長文になると自動で字間や字幅を調整してくれるという機能が備わっています。

ただ自分の中ではこれが曲者というか
文字の大きさや幅に変なバラツキが出てしまうというのが
すごい気になるんですよ個人的に。

 20140913.jpg

例えばこの画像は適当に作ったものですが
文字数に応じて各スキル名の文字サイズが異なっています。
これがもう生理的にダメというかもにょもにょするんです。
特に「アレイアード」「アレイアードスペシャル」のように
同系統なのに大きさが違うともう違和感がマッハでフルバーストです。
少々大袈裟ですがこの時点でゲームに集中出来なくなってしまいます自分。
ツクール2000などと比べると解像度が大きいのでなおさら悪目立ちします。

で、いろんなVX製やVXAce製のゲームをプレイしてみると
ここに気を遣っているゲームってほとんど見かけないんですね。
少なくとも自分がプレイした限りでは。

そんなわけで「これ気にしてるのは自分だけなのか?」「単に自分が神経質なのか?」
みたいな不安にも駆られるわけですが
まあ結局自分がやりたいところなのでしっかりと文字数の調整をするわけなのです。
好きなところに拘ればいいじゃない。ツクールだもの。

とまあ長々と書いてきましたが
制作日記で毎回「座標1ずらしたよー」「座標2ずらしたよー」
みたいな細かいことばっかり言ってるのは
そこがどうしても気になって好きで弄くってるからなんですよ、という話。

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  妖鬼少女(現在制作中), RPGツクール

なんとも不思議な部活「だいたい部」に所属する女子高生たちの日々を描いた
四コマ漫画『だいたいこんなンで?』の単行本1巻が発売。

個性豊かな部活メンバーたちの日常、ということで
シチュエーションとしてはいかにもよくある正統派四コマなんだけど
本作はタイトルの「大体」「代替」をはじめとして
双子のハムスター「ハム&ソーセージ(双生児)」や
「持ってる人→盛ってる人」など同音異義的なギャグが多い印象。

また本作のメインとなる主人公、穂紀の
キレのいい突っ込みと振り回っされぷりが個人的に大ヒット。
何だかんだでこういう常識人ポジションのキャラが好きなんだよね自分。
穂紀の「胸が小さいのを気にしている」というのはよくある性格付けだけど
胸パッドネタが堂々と何度も出てくるのがちょっと新鮮な感じ。
この手の小道具は女子高生4コマじゃあまり見ない気がするなあ。

そして一番の衝撃が表紙をめくった裏にあるオマケ漫画の描き込みっぷり。
何だこれ! ガチすぎる!
「プロはどんな絵柄だって描けるんだよ」というのを垣間見た感じ。

ところで本作の主人公って穂紀でいいんだよね?
表紙がこかげ一人だったのが予想外だったんだけど。

  

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  四コマ漫画, アニメ・漫画

というわけで相も変わらず基本システムの制作中。

 20140909-1.jpg

起点となる簡易メニューや編成画面がようやくそれっぽく操作出来るようになったので
システム周りに一区切りつくのももう少しな感じです。

また色々やってるうちに必要となった機能なんかも
ちょこちょこと追加しています。
で、今回は以前にちょっと紹介した式神システムの話。

まあ式神システムと偉そうなことを言ってますが
実際はCode Crush様の「精霊システム」をベースに一部を加工しただけのものです。

ただこの精霊システムは
「加入/離脱を何度も繰り返す10人以上のキャラクターと
30種類以上の精霊を組み合わせて使うこと」
までは恐らく想定していないようで
組み合わせやキャラの新規加入、強制離脱が多岐になればなるほど
痒いところに手が届かないというか
ちょっと不便だなあ、みたいな部分が目立ってきてしまうんですね。

なので条件分岐やらループやらを使って
1.誰がどの精霊を装備しているかを変数で取得
2.全員分の精霊の一括解除、1で取得した数値を記録して一括で全員に装備
3.編成画面での並び順が取得した順になっていたのをID順に並び替え
などの機能を無理矢理に搭載しました。
こんな感じです。

 20140909-2.jpg 20140909-3.jpg

スクリプトの知識はいまだにさっぱりなんですが
VX以前のツクールの知識と力業だけでも何とかなるものです。はい。

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  妖鬼少女(現在制作中), RPGツクール

そんなこんなでちまちまと色々なことを試しつつ
システム周りを制作中。

パーティ編成やら簡易メニューやら
いよいよ根幹の部分に踏み込んでいるわけですが
既存のツクールで出来ていたことが出来なくなっていたりと
意外な所で足止めされたりしています。
例えばこれ。

 20140907-1.png 20140907-2.jpg

ツクールVX(Ace)では2000やXPでは出来ていた
キャラチップの初期状態での半透明設定が出来ません。
これは予想外。っていうか数年間VX(Ace)やってて初めて気づいた。
ほ、ほら! 2000以外じゃ短編しか作ってないし!

で、解決方法としては
・暗転時にキャラの動作指定で透明度を変えておく
・フリーのRGSS3素材を使用する
などがあるんですがどれもこれも一長一短なので
結局自分で画像そのものを加工したほうが楽だという結論に。

 20140907-3.jpg 20140907-4.jpg

というわけでこんな感じになりました。
ゲーム画面でもちゃんと半透明に見えます。よしOK。

VXやAceは正統進化って言われてるけど
こうして見ると不便になった部分も結構あるなあ、という話。

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  妖鬼少女(現在制作中), RPGツクール