ローズマリー姐さんや「もう一人のマリア」の登場で
ますます盛り上がる『機動戦士クロスボーンガンダム ゴースト』の7巻が発売。
無印クロスボーンが全6巻だったこともあって
7巻突入! となると一気に大長編になった感じがするなあ。

そんな今回はエンジェル・コール焼却のための白兵作戦がメインということもあり
フォントもカーティスも一度もMSに乗らないという珍しい展開。
こんなにクロスボーンガンダムが活躍しなかった巻は初めてなんじゃないだろうか。

とは言えその分人間ドラマは充実しているし
キゾ中将の血筋やエリンとの決着なども含めストーリーが大きく進んだ印象。
マリア主義の流れでかつてのシロッコの思想に言及するあたりは
ガンダム好きなら誰もが一度は考えるであろうツボを突いた説明といった感じ。

そして今回のキモはカーティスとは別ベクトルで
フォントを導く大人キャラだったローズマリー姐さんの早すぎる退場。
あまりにもあっさりとしすぎていてどうしても生存を期待してしまうけど
死への覚悟をじっくりと描いたトレスさんの生還と対になっているし
ここで姐さんは残念ながら退場なんだろうなあ、と。
かつて「鋼鉄の七人」で
「生きたいだけ生きられる奴も死にたい時に死ねる奴も滅多にいない」という
ことを言っていたけれど
謀らずともそれを体現してしまったんだなあ姐さんは。

というわけで次回はいよいよフォント+ファントムの大活躍になりそうだけど
フォントの成長というか行動原理になるところって
カーティスの同僚やローズマリー姐さんのように
「人の死」が必ず関わってきてるのが大きな特徴だと思うんだよね。

かつてのトビアが「風のように鋼の心で」
『鋼鉄の七人』までの戦いを駆け抜けていったのとは対照的で
フォントの動機っていうのは長い独白も含めてどちらかと言えば理屈っぽい印象。
NTではなく、あくまでも理詰めの知識と応用力で戦うフォントだからこそ
その行動にもはっきりとした理由が必要なんだろうなあ、と。
ラストの台詞「やめる理由にならないっ!」にもそのあたりが現れている感じ。

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  アニメ・漫画, クロスボーンガンダム

辛さ10倍パウダーをふりかけるのが特徴のスナック菓子
「暴君ハバネロ・ハバ盛」がゴールデンパウダーにリニューアルということで
さっそく近所のコンビニで購入。

 20140928.jpg

前回のは正直辛いとか美味しいとかそれ以上に
「むせる」「粉っぽい」という印象ばかりが残ってしまった本品。
各所で同じような評価をされていたみたいだし
さすがに今回は改善されているはず。

というわけでさっそく一口……う、うん。

唐辛子の大きな粒が多めに入っていることもあり
前回の「完全に粉」の状態よりはそれなりに食べやすくなっている印象。
ただそれでも「むせる」「鼻に来る」要素はかなり残ってるし
食べたあと激辛パウダーが袋の底に大量に残ってしまうのがなんとも残念なところ。

いやね、正直本品のウリである「激辛パウダーを後がけ」という仕様自体に
問題があると思うんよこれ。
ファストフード店で隆盛のシャカシャカポテト等にヒントを得たのかもしれないけど
水分が多く温かいそれらとスナック菓子で同じようになるわけがないんだし。
「入れる量で辛さを調整出来る」のがメリットかもしれないけど
中途半端に残すより全部入れる人のほうが圧倒的に多いと思うし。

そんなこんなで完食。ごちそうさまでした。
前回より改善されてるとは思うけど
やっぱりパウダー形式そのものを改めるべきだと思います。はい。

あ、あと前回よりパウダーが辛くなってるねこれ。
唐辛子の匂いがかなり強めだから気になる人は気になるかなあ、と。

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  辛い食べ物

三人のパイロットがついに揃いストーリーも一大決戦に向けて加速する
『ダイノゲッター』の漫画版第6話が更新。

OVA『新ゲッターロボ』なんかもそうだったけど
「三人のパイロットが揃った後どういった展開にもっていくか」が
ゲッター作品の一つの課題というか
作品全体の評価が決まってくるところだと思うんだよね。

で、本作『ダイノゲッター』はどうかというとこれがまた面白い。
今まで虐げられてきた人間たちがゲッターを中心に奮起して決戦、という流れは
以前にも触れたけどゲッターサーガの影響を色濃く受けた
『天元突破グレンラガン』の逆輸入といった感じだね。
影の薄くなりがちな3人目=トモエに
「涙もろい一面がある」という性格を付けたのもいい感じ。

そして「復讐」をテーマに敵味方の因縁をはっきりと描いてきた本作だけど
今回はついにサオトメと関係があるらしい謎の影が登場。
ゲッターのことをよく知っているような物言いだし
次回はダイノゲッターの正体も含めて多くの謎が明らかになる予感。

「ハチュウ類はゲッターロボに勝てない」という台詞は何を意味しているのか?
もしかして他作品とリンクしたりするのか? などなど
とにかく続きが気になる引きとなった今回。
いやあ来月が待ち遠しい。
月1更新でこんな気になる終わり方をされちゃあたまらんわ。

   

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ダイノゲッター

ダメージ計算式に続いて命中率計算式です。
こちらはシンプルに「(命中率-回避率)±各種補正」にしています。
戦闘中に状況確認コマンドで軽く確認した時など
簡単に頭の中でさっと計算出来るようなのが理想です。

 20140924.jpg

上の画像はテスト用にかなり極端な数値にしていますが
命中をここまで上げることで
状態異常「暗闇」(命中率-80%)の効果を実質無効、なんてことも出来ます。
ちょっと前にも書きましたが
「状態異常→耐性装備で防御」という型に嵌ったもの以外の対策法をやりたいなあ、と。

ちなみに敵味方ともデフォ状態での最終命中率は97%~98%くらいを想定しています。
一見するとかなり高いようにも見えますが
4人全員で攻撃をした場合、全ての攻撃が当たる確率は0.97^4≒0.885となり
10%以上の確率で誰かが攻撃を外すことになります。
「敵に攻撃が当たらない」などの負の印象というのは
プレイヤーにとっては非常に強く残るものなので
正直これでも低いような気もします。

ちなみにツクール2000のデフォデータベースは
基本命中率90%というなかなか凶悪な値だったような記憶があります。
確か自作ゲーでは毎回95~100くらいにしてたはず。

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  妖鬼少女(現在制作中), RPGツクール

光子ルストハリケーンにより新たなる世界が幕を開けた
『真マジンガーZERO VS 暗黒大将軍』の単行本第5巻が発売。

ZERO、グレート、ミケーネの三つ巴の戦いと世界の破滅を描いた
バトルシーンがメインの前巻までと違い
今回はストーリーや謎解きが中心となったじっくりと楽しめる読み応えのある内容。
特に「為すべきことは分かっているのに状況が掴めない」という
手探り状態のミネルバXのもどかしさは読者と完全にシンクロしており
一種の謎解き、推理モノとしても楽しめる印象。
一つ一つパズルのピースが嵌っていく感じがたまらないわ。

そしてデビルマン風呂が魔王ダンテ風呂になっている
新世界ならではの小ネタを随所に挟みつつ、
『アクメツ』コンビの真骨頂とも言えるクローンネタがついに登場。
『グレートマジンガー』当時の路線変更や矛盾点、突っ込みどころを
理屈っぽく昇華していく流れは
無印『真マジンガーZERO』の中盤を思い出すなあ。

また興味深いのが先日完結した『デビルマン対闇の帝王』同様に
大介さん=デューク・フリードがフライング的登場を果たしていること。
「地球人として平和に暮らしていた」という設定がある大介さんだけに
このあたりの時系列は話を膨らませやすいところなんだろうなあ、と。

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愛蔵版 真マジンガーZERO(1)

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, 真マジンガーZERO