永井豪 「デビルマンサーガ 第6話 感想」

今後のキーキャラクターとなるであろう竜アスカにより
どんどん話が掻き回されていく『デビルマンサーガ』の第6話。

今回のポイントは前回ラストで登場したアスカの
「男として育てられた両性具有であり、勇希の前に女装して現れた」という衝撃の設定。
『デビルマン』から始まった明と了の関係に比べて
『デビルマンレディー』のジュンとアスカの関係は
女性同士の情欲が強調されたものになっていたけれど
本作『デビルマンサーガ』はそれを更に押し進めて一味捻ったばかりに
何とも奇妙なキャラ設定になってしまった感じだなあ。

そしてそんなアスカに対する勇希の台詞が
「オ、オレが好きだったのは男の君だ」という絶妙なズレっぷり。
違う、そうじゃない。その台詞回しはヤバい。

その結果今回の見所となるであろう見開きページが
「カツラを取った女装男(?)と主人公の濃密なキスシーン」ということに。
oh…一体この作品はどこに行こうとしてるんだ……。

というわけでいろんな意味でショッキングな展開に加えて
白縫女史、亀井教授、貝阪氏の新たな三角関係(?)などの
気になるシチュエーションもいくつか登場したけれど
休載を挟んだ割には本筋のストーリーはほとんど進んでないなあ、という印象。
性差を超えたエロティシズム、みたいなこともやりたいのかな、
というのは何となく分かるけど
そろそろSFバイオレンスアクションを見せてほしいなあ。

   

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