断れない中学生、小森さんを主人公とする四コマ漫画
『小森さんは断れない!』の単行本第3巻が発売。

2巻では「気になる男の子」となる大谷くんの登場で
小森さんの気持ちが一気に大きく揺れ動いていたのに対して
今回は新キャラは登場せず、
受験と卒業が間近に迫り、じわじわとゆっくり押し寄せてくる変化、
というものが話の中心になっている感じ。

特にまさ子ちゃんの姉と一対一で話をするエピソードで
「優しいから」と即答しながらも苦悩する小森さんを描くことで
タイトルの「断れない」という部分を改めて問いかけているのが印象的。

逆にちょっと引っかかってしまったのが部活を引退する話。
中身としては普通に「いい話」になるんだけど
ここまで部活に関するエピソードがほとんど無かったために
(他の部活を手伝ったりしているほうが印象に残ってる)
これだけどうにも他の話より浮いているというか唐突な感じだなあ、と。

そしてめぐみちゃんと山中くんにスポットを当てた番外編
「西鳥さんはこだわらない」も今回の3巻に同時収録。
1巻の海に行く話なんかも顕著だったけど
普段ムードメーカーの子が真面目さを見せると
話が一気に重くなる感じがするね。
他の二人が「成績的には全く問題がない」という描かれ方だからなおさら。

   

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  四コマ漫画, アニメ・漫画

(株)ベネッセコーポレーション様から覚えのない手紙が届いたかと思ったら
なんでも数ヶ月ほど前に大きなニュースになった情報流出事件の対象に
自分が含まれていたとのこと。うわー。

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そりゃあ日本人の数人に一人のレベルの流出事件だから
自分が対象になってても全くおかしくないんだけど
勧誘のダイレクトメールとか全然来てなかったしこれは完全に予想外。

しかしベネッセさんとはもう10年近く疎遠になってるし
一体どういうルートでいつ登録した情報が流れたのかが
さっぱりというもやもや感が。教えて赤ペン先生!

ところでちょこちょこと調べてみると
お詫びの500円を電子マネーor図書券にするか、財団への寄付にするか
という文面がけっこう物議を醸してるみたいね。

寄付に関してはわざわざこっちに選ばせるような文面にせず
「期間中に交換されなかった場合は新設する財団への寄付とさせて頂きます」
みたいな感じにすれば角も立たなかったんじゃないかなあ、と。

っていうか交換期限が今年の12/15って短いなおい!
個人的には寄付うんぬんよりもこっちのほうがよっぽど酷いわ。
交換しなかったら500円は宙に浮くんだろうし明らかに確信犯(誤用)。
こういう事件だったら少なくとも1~2年は受け付けるべきだと思うんよ。
それこそ半永久的でもいいくらい。

あ、あと自分Z会でした。えへへ。

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  雑記

ここまでずっと戦闘画面に関して書いてきましたが
最後にエンカウント形式について紹介して終わりにしようと思います。

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本作『妖鬼少女』のエンカウント形式は
シンボルエンカウント+シンボル数を任意で変更可能」です。
この形式は過去ゲーでも一度採用しており
自分の中ではこれがエンカウントの一つの完成形だと思ってます。

ちなみにブログの過去記事を漁ってみると
エンカウント形式に関するものがいくつか出てきます。
中でもこの2つはかなりの長文です。

・RPGツクールにおけるエンカウント形式の話。(1)
・RPGツクールにおけるエンカウント形式の話。(2)

この2つの記事はツクールVXAceの発売前、もう4年以上昔のものになるので
情報としてはかなり古かったり当時の私感がメインだったりするんですが
ここで出した結論については今でも変わってません。
自分自身シンボル避けが非常に苦手でストレスフルな思いをしたことが多いので
「シンボルが避けられず連続で戦闘を強いられる」ようにはしたくないのです。

ただゲームバランス的には厳しいというか難しくなります。
ザコ戦をするか、しないかを完全にプレイヤーに丸投げ委ねることになるので
「初期Lvでもクリア可能であり、それなりのLvでもある程度の歯ごたえのある難易度」を
制作側としては目指していくことになります。FF5とか理想です。
まあとにかくそこらへんはテストプレイを繰り返して頑張るのです。

そんなこんなで戦闘に関してはここまで。
次回以降は細かい所をちょこちょこと紹介するつもりです。

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  妖鬼少女(現在制作中), RPGツクール

美人なのに結婚出来ないおひとりさま、都さんと
謎の喋る鳥、つくねちゃんの日常を描いた4コマ漫画
『つくねちゃん+30』の最終巻となる単行本3巻が発売。

今回は最終巻ということでラストに向けて
「結婚したい」という都さんの焦りがこれまでよりも強調されており
微妙にえげつない下ネタが1~2巻に比べると更に多くなっている印象。
その代わりにタイトルにもなっているつくねちゃんが完全に傍観者となっており
「謎の喋る鳥」という設定もほとんど活かされなくなっちゃってるなあ、と。
まあこのあたりは仕方ないんだろうけど。

また最後まで読んで気になってしまったのが
宇宙人と共に過去に飛んで前世からの絆(?)が明らかになる連作エピソードが
「評判が悪かったから」(後書きより)という理由で未収録になっていること。
もともと四コマ漫画は雑誌を跨いだ出張掲載やコラボ系の特別編が多くて
単行本でオミットされてしまう部分が多少あるけど
数十ページにもなる連作エピソードが丸ごと「人気無かったから未収録」って
はっきりと明記された話は聞いたことがないなあ。うへぇ。
っていうかどう見てもページ数の関係だよね。人気うんぬん関係無しに。

最終回の「そして数年後~」がかなり唐突だったし
どうにもここらへんに打ち切りっぽさというか大人の事情を感じてしまうところ。
同じく全三巻で終了した同作者の『でり研』では
駆け足ながらもしっかりと恋愛関係の心の機微を描いていたから
なおさらそう思っちゃうね。
完全に対照的な性格である小田さんと社長との間で揺れ動く都さん、っていうのは
ベタベタな三角関係で話を膨らませやすいところだし
このあたりをもうちょっとじっくり見てみたかったなあ。

個人的には1000円くらいの分厚さ、
あるいは薄い3~4巻の同時発売になってもよかったから
全エピソード収録してほしかったわ本当に。
そもそも単行本買う人はまとめて全部読みたいから買うんだし
そこに大量に未収録があるっていうのはキツいわ-。
当時の雑誌とっておけばよかった。うーん。

  

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  四コマ漫画, アニメ・漫画

そろそろ戦闘画面のネタもなくなってきました。
今回は特殊スキルです。

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特殊スキルには常時発動のパッシブスキルや
気力消費のオーバードライブといったものが当てはまりますが、
ここはとにかく作っていて楽しいというか
各キャラの個性を一番出しやすいところなので
一風変わったものをとにかく詰め込んでいっています。
「アイディアを思いつく→実現可能かどうかテストプレイする」の繰り返しです。

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ちなみにツクールユーザーならピンと来るかと思うんですが
上の画像の「鬼力解放」のような仕様を実装するためには
スクリプトを使うにしろ、データベースの属性で導入するにしろ、
「瑪瑙の特技、使用出来るアイテム、装備出来る武器」の全てに関して
何らかの設定をする必要があります。
つまり最初のうちにテンプレートを決めておけば簡単なんですが
後々になってから追加しようとすると非常に面倒な作業になってしまいます。
以前に「データベースから作るよ!」みたいなことを書いたのはこのためです。

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  妖鬼少女(現在制作中), RPGツクール