タイトルや掲載誌を変えながら続いてきた「男爵校長」シリーズが
アリカさんたちも卒業を間近に控えていよいよ最終巻。

実質全6巻にもわたる長期連載のラストと言うことで
赤井先生とマチルドさん、小蘭さんとDT部隊4号さんといった
それぞれのカップルの様子などをはじめとして
単なる繰り返しネタかと思われた村々7の意外な正体、
ハードボイルドな雰囲気が漂う宇宙商人ブッピンとウナの逃避行、
そして別作品「光の大社員」のレギュラーキャラである越前コンバッ太の弟が登場するなど
とにかく最終巻に相応しい大盤振る舞い+お祭り騒ぎの集大成といった感じ。
まさかブッピンがこんなに頼もしく見えるなんて。
ウナさんマジヒロイン。

そしてラストも「~DS」以降4コマ漫画としてはかなり異色の方向に向かっていた本作らしく
非常に現実的…というかある意味非情にも思えるような話作りといった印象。
普通の女子高生4コマは
「卒業してもわたしたちは変わらないしずっと一緒だよ」的なラストになることが多いけど
あえてそこから突き放し全員の進路を別々にして「離れ離れになること」「変わっていくこと」
そして「他の誰かのために自分を捨てて〝変身〟していくこと」を肯定するという
「男爵校長」の雰囲気はやっぱり他とはちょっと違うなあ、と。

とはいえそうした中に暗さを微塵も感じさせずに前向きさだけが残るのは
今までの積み重ねがあって各キャラが「未来という名の荒野」をしっかりと
理解しているからなんだよなあ、としみじみ。
特に卜伝周りのエピソードにはそういうのが多かったし。

そんなわけでアリカさんたちがそれぞれ荒野=未来へと旅立っていき「男爵校長」も大団円。
ありがとう男爵校長! さようなら男爵校長!
ウナさん主人公+ドナさん導き手の新シリーズとか始まったりしないかな!

…ところでやっぱり月彦の研究→小説化→アニメ化→「少女→惑星探査」に繋がるのかな。
そのあたりが明確に語られることはないんだろうけど。

 

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  四コマ漫画, アニメ・漫画

やっべまだ本筋のイベント終わってないわ。
とりあえず同時進行でテストプレイに入ることにしよう。
そうしないと間に合わないわこれ。

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  輪姫少女(ツクール2000), RPGツクール

単行本が出る間隔が異様に長いので
ついつい忘れかけてしまう「よつばと!」の11巻が発売。

今回はよつばが買ってもらったカメラを持って一人で出掛けたり
うどん屋に行く時に電話番号が書かれている名刺を持っていたりと
ある程度とーちゃんも「よつばの外出」を容認するようになっているんだなあ、
というのが印象に残った感じ。
風香やしまうーと栗拾いに行く話なんかは
以前だったら絶対にとーちゃんが一緒について行っていただろうし。

また前巻の仁王様話を踏まえての
「悪いことをしても嘘をついてはいけない」なんかのセリフが出てくるのも嬉しいところ。
「よつばと!」は毎回毎回きちんとよつばの成長や
時間がちゃんと流れているところを感じさせてくれるよなあ、としみじみ。
夏が終わったらそのまま終了するんじゃないか? と思ってた頃が懐かしいね!

というわけで今回もいつもと変わらぬ雰囲気の「よつばと!」だけど
ある意味一番の衝撃だったのが
ピザを食べたことをジャンボに伝える時の
「すごいうまかった! うまあじ!」といううまみちゃんのセリフだったり。
うまみ派は絶対に許されないんやな…悲劇やな…。

  

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  アニメ・漫画

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VXAceかと思ったか? 俺だよ!

というわけで無事発売日にAmazonから届いた「RPGツクールDS+(プラス)」。
素材以外の基本システムは無印版とほとんど変わりないけど
デフォ戦のテンポや特技の無効化、作成データ数の少なさなど
前作でさすがにひどいと感じたところはちゃんと改善されているのが嬉しいところ。

また前回は容量食い虫だったDL素材周りの仕様がかなり変わって
ある程度は気兼ねなく使えるようになってるし
簡単アクションの効果音設定やエンディングスキップなど
その他のイベントコマンドもちまちまと仕様が変わってたりと
確かに「+(プラス)」的な内容だなあ、という印象。
これで値段がもうちょっと安かったら言うことなしなんだけど
まあそのあたりは仕方ないんだろうなあ。
他に競合ゲーがないからそれなりに高くても売れちゃうんだろうし。

やっぱり最終的には文章入力のきつさがネックになってくるんだろうけど
DSのほうでやろうかな…と思ってた短編の構想もいくつかあるし
久々の新作ツクールラッシュを存分に楽しみたいところ。
予定が詰まりまくってるので今年中は本腰入れられそうにないけど。

…しかしこれ「素材集和」などからの使い回しが多いのがやっぱり引っかかるね。
同日発売の「RPGツクールVXAce」のタイトル画面なんかにも
「RPGツクールDS」からの逆輸入が多く使われているし
こういうふうにお互いに使い回されると結構気になるんだよなあ。
自分みたいにPC版とCS版の両方をやっている人間だと特に。

あとDL素材の量が多いから一覧出来るプレビューページみたいなのほしいね。
公式サイトとかに載せてくれないかな。

  

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  RPGツクール

いよいよ発売日も明日に迫った「RPGツクールVXAce」の
メニュー画面や戦闘画面を見てみることにする。

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まずはメニュー画面。
データベース部分に大幅な変更があったということもあり
ステータス画面のレイアウトは一新され、
また並べ替えやアイテム/特殊技能の分類、最強装備機能の搭載などの
有名スクリプト素材が導入されてかなり変わっている感じ。
フォントがVXから変更されているのも
ぱっと見の印象を大きく変えるのに一役買っているところ。

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ただ機能が増えたせいで「メニュー選択→分類選択→アイテム選択」など
今までのツクールよりも必要な操作が増えているのがちょっと気になってしまう感じも。
短編~中編くらいのボリュームだと
アイテム/特殊技能の分類や最強装備なんかはいらないことも多いし
必要なキー操作が今までのツクールより増えているというのは
今までのに慣れきったコアなツクールユーザーほど戸惑ってしまうんじゃないだろうか。
たかが1ステップとは言っても
メニュー画面はゲームクリアまでに100~1000回単位で触ることになる部分だし
このへんは隊列歩行みたいにON/OFFを簡単に設定出来たほうがよかったなあ。

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そして次に戦闘画面。
こちらもメニュー画面同様にVXをベースにして
メッセージ表示や戦闘背景などの有名スクリプト素材を導入したような印象。
また見た目以上に大きな変更点として
XP~VXとデフォ戦のテンポを著しく落としていた謎のウェイトが
ついに改善されたというのが嬉しいところ。
TPの導入などによって画面内の情報量が増えたこともあって
体感的にはツクール2000と同等以上のプレイ感覚になっている感じ。
カスタマイズ性が大幅に高まったデータベースやサンプルゲーの仕様など
今回は「スクリプトをあまりいじらなくてもそれなりのものが作れる」ことを
意識しているみたいだなあ、としみじみ。
移動速度の遅さ以外は。

ちなみにスクショを撮ろうと思ったらギガスランページが見事にスカった。ひどい。
というか毎度毎度デフォのデータベースは命中率低いと思う。

 

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  RPGツクール