そんなこんなでようやくここまで来た反省会第8回。一応これで最終回です。
いろいろと振り返ってみたところで本編制作に戻ります。
とりあえずネタバレで今後の流れというか予定は未定というかそんな感じ。
GW? ガンダムウイングのことでしょ?

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最終章というかおまけエピソードというか劇場版的な第2部が幕を開けた。
ここからはもうやりたい放題である。
いろいろあったけど結局こういうのが大好きなんだよね。

第7話以降は第6話までのアンチテーゼとして存在している。
ここまでで語られてきたことはある意味理想論である。
主人公ショコラたちの主張は言ってしまえば
「何が起きても自分たちで何とかしてみせる」
「みんなで力を合わせれば何とかなる」
の二点に尽きる。そこには具体性というものはない。
行き当たりばったりでぬるま湯状態のモラトリアム的なうんたらかんたらなのである。
本作が迷走しまくってたことを考えると我ながら耳の痛い話だ。

つまりその幻想をぶち殺すのが第7話以降であり
理想論ではどうにもならない現実が押し寄せてくる、という話なのだ。
従って真の主人公アベルとのその父グノーシスとの関係も
ショコラと国王、メイシスとトーマスと同じく「父と子」でありながら彼女たちとは違い
決して相容れられない存在として語られるはずである。

といったそれっぽい感じのことを考えてみた。
予定は未定。

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勝った! 第一部完! 俺たちの戦いはこれからだ! 的な反省会第7回。
もうネタバレとかそう言うレベルじゃなくなってきた気がする。

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第5話とは前後編的な内容になっている第6話。
実際の制作も特に小休止を挟まずに進んで行ったような記憶がある。
中断しまくっていた本作にしては珍しくスムーズな流れだった。

それを反映してか何と言うかもう無駄がない。
第5話~第6話のほとんどのシーンは既に頭の中で出来上がっていたと言うこともあるが
ここまでの迷走っぷりが嘘のようにすんなりと進んでいった。
ちなみにサーシャ戦~エンディングの長丁場イベントは
諸事情により新幹線の中で一気に書き上げた記憶がある。
自筆で残っている数少ないシーンである。いわゆる黒歴史ノートである。

そして本作「輪姫少女」は無事に大団円を迎えることとなった。
主人公ショコラの成長物語としてはこれにて完結したのである。
だがそうはならなかった。

実は本作のラストとして思い描いていたのはゲーム「魔装機神LOE」であった。
「魔装機神」では来るべき脅威に備えて主人公たちが舞台へと召喚されるが
結局脅威とは何なのか、その正体が明確には語られずに終了する。
よし本作もそれで行こう! と考えていた。

だが「魔装機神2」が2011年になって突然発表されたのだ。15年ぶりの正当続編である。
正直SFC版からのファンとしては嬉しさよりも
「何で今さら?」という戸惑いのほうが大きかったのだが
とにかくこれで自分の作品も先に進まなくちゃいけないような気がしたのだ。

そしてその結果、本作はまさかの主人公交代劇を迎えることになる。
このタイトルで真の主人公が男キャラだったなんて誰が予想しただろうか。
もしかしたらこれこそが本作最大のギャグなのかもしれない。

つづく。

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もうちょっとだけ続くんじゃよ、的な反省会第6回。
ネタがなくなってきたけどとりあえず最後まで書ききってみよう。

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何となくいろいろとやりながら時は流れ2011年9月。
2011紅白への参加を決めたのはこの頃だった。
これ以上引き延ばしていたら絶対に完成しない。
そんな危機感からの決意である。
どんな形になったとしても今年中には纏まったものとして出してやる。

そして同時に本作の制作ペースも一気に加速していくことになる。
当初の予定通り第5話にしてようやくストーリーが動き始めるのだが
そういう意味ではここで初めて一本筋の通った展開になったと言っても過言ではない。
実際にテストプレイしてみてもここらへんの流れには無理がない。
導入に苦悩した1~2話、手探り状態だった3~4話を経て
ようやくここまで来たんだなあ、と感慨深くなったのを覚えている。
峠を越えた感覚が自分の中にもあった。あとはラストまで一直線だった。たぶん。

特にティアが心情を吐露するシーン、ショコラが自らの正体を明かすシーンは
ごく初期から思い描いており約2年の時を経てようやく形に出来た次第である。
ボス戦からのノーセーブ長丁場イベントと言うこともあり
当初の予定よりかなりあっさり気味になったけど。

つづく。

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あんなことこんなことあったなあ、的な振り返り日記第5回。
正直中盤は本当に忘れてたことが多くてびっくりだわ。

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またまた時が過ぎ2011年5月。
ようやく身の回りが落ち着いてきて
本作は何度目になるか分からない再始動を迎えることとなった。
ちなみにこの時期に突貫工事+大変アナクロな方法で完成させたのが
ツクールDS作品「亡星少女」だったのだがこれはまた別の話である。

そんな自身の状況を反映しているのかは分からないがもう第4話は大混乱だった。
展開としては第3話に続いて「とにかく中身のない日常話」がコンセプトであり
それを達成出来たという点では良いのだが
本当に穴埋め的な話になってしまっていたのが大きな反省点である。
しかもなまじ「祭りが中断される」という引きが決まっていたために
ゴールに向けての辻褄合わせのほうに苦心してしまった感が非常に強いのだ。
ここらへんをノリと勢いでぶん投げてしまえれば良かったのだが
変なところで律儀なせいでそう上手くは出来なかった。
第4話にはまるで取って付けたようにトロッコ移動やら岩移動が入っていたが
あれは本当に苦し紛れだったのである。
実際に1~6話まで一気にプレイすると
この第4話だけが微妙に浮いているような気がしないでもない。
なんか外伝っぽいのだ。

もう一つ付け加えておくと
本作のデータベースの主人公IDはクリス→トーマスの順番に並んでいるが
実際にパーティに加わる順番はトーマス→クリスとなっている。
つまりキャラの加入順が制作中に逆転するくらい何も考えていなかったのである。

つづく。

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なんだか無理矢理書かされた反省文のようになってきた振り返り日記第4回目。

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そして時が過ぎ2011年2月、
再び一念発起して「輪姫少女」は再々始動することになった。
1~2話で大体のキャラクターを登場させたことで
あとはラストまで一直線……のはずだったのだがまたまたここで詰まった記憶がある。

何しろ当時頭の中で考えていた大体の流れは
1~2話:導入部、各キャラ紹介
3~4話:なんかこういろいろと伏線を張りつつ日常話
5~6話:なんかこうストーリーが動き出す、ラスト
の3行のみであった。
序破急と言えば格好はいいが
ぶっちゃけた話をすると中盤以降は何も考えていなかったのである。

そうした中で各キャラ同士の絡みや役割分担を考えつつ
「ちょっといい話」を捻り出したのが3~4話だった。
実際に振り返ってみても
・第3話→メイシス、レオン、トーマス
・第4話→ピア、ベス、クリス、ファム、ディスト
がメインの話となっていると思う。
この2話は珍しく当初の予定通りの「日常まったりストーリー」を実践出来た話なのだが
結果として毒気が完全に抜けてしまい箸にも棒にもかからない
RPGとしては微妙に間違った方向性の展開になったことは否めない気がする。
やりたいこととジャンルとの乖離である。

とは言えこの第3話で
「言いたいことがあるならはっきり言え」「父と娘」という
本作のテーマ2つがはっきりしたのは大きな前進であった。
この第3話が完成した時点でようやく「父親の元に殴り込みをかけるショコラ」という
本作のラストシーンが見えてきたのである。

そして2011年3月、どうにもならない事情により本作は再び中断するのだった。
PCの前にゆっくり座っていられる状態ではなかった。そもそも電気が止まっていた。

つづく。

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