永井豪 「新装版 マジンサーガ 第3巻」 感想

折り返し地点となる「新装版マジンサーガ」の第3巻。
今回は虻銅鑼U6やブロッケンとの戦い、
そして青龍基地での合田との試合の途中までを収録しており
いよいよ中盤戦に突入というところ。

そして描き下ろしページは全部で40P前後。
ほとんどが前半部分に集中しており、生体機械獣の襲撃を受けるFUJI市や
虻銅鑼とZの戦いの描写が増えているのが印象的。
「新装版マジンサーガ」の加筆ページは毎回かなり力が入った描き込みだし
戦闘シーンのページが増えると話が一気に引き締まる感じ。
満足度としては2巻より3巻のほうが上だね。うん。

特に今後のキーキャラクターであろうデュークの活躍ページが増えていたのは
2巻で不満だっただけに嬉しいところ。
ただ今回のデュークはちょっと性格が変わっているというか
猪突猛進で部下にも気さくに話しかける人物として描かれており
『部下とも一線を引いており私生活は謎めいている』(集英社版3巻、扶桑社版5巻)
という後の説明とはちょっと噛み合わないんじゃないかなあ、と思ってしまったりも。
個人的にはここはもっと淡々と冷静に任務をこなして
神秘的な部分を強調して欲しかったような気が。
今回のデュークはなんか「地獄へのエレベーターじゃあ~~!」とか言いそうで困る。

  

コメント (0) | トラックバック (0)