映画 「テコンV」 感想

先日「なんか映画でも観ようかなあ…」と近所のTSUTAYAへ。
特に観たいものがあったわけではないのでぶらぶらと一時間ほどさまよう。
そして借りてきたのがこれ。

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テコンV
言わずと知れた韓国製の超有名ロボットアニメである。
昨年リマスター版として日本で上映されたのが話題になってたけど
いつの間にDVDなんて出てたのか、と正直びっくり。
何かもうこのDVDジャケットを見つけただけで満足してしまった部分もあるんだけど
ロボアニメ好きとして、そしてダイナミックプロ好きとして
いろんな意味でこれは見ておきたいなあ、ということで借りてきた次第。

そして視聴。
……いや、これ面白いわマジで。
テコンドーの達人である主人公の紹介からテコンVでの初出撃、戦闘と
80分の中編アニメとして非常に分かりやすくよくまとまっている感じ。

特に敵のスパイであるアンドロイド少女、メリー周りのエピソードは秀逸で
彼女にしっかりと救いを残しているおかげで
主人公が敵の博士に「殺してやる!死ね!」と言い放ち
実際に崖から落ちて死ぬというラストにもかかわらず、
さほど後味の悪さを感じさせない作りになっているのは見事。

ただメリーにウエイトを置きすぎたせいで
本来のヒロインであるヨンヒの描写が不足してしまっており
「空気の読めない嫌な女」にしか見えなくなっているのが気になるところ。
存在意義の全く分からないヤカン君にかなりの尺が割かれているのも疑問だし
ヤカン君パートをヨンヒとメリーの交流にでもしてくれれば
かなり印象は変わったのになあ、とちょっと残念。

そして劇場版の一本アニメとして観てみると
バンクシーンが異様に多いのも何とかして欲しかったなあ、という感じ。
特にテコンVが「バク転→中段構え」のポーズを取るシーンは
6~7回は出てきたような気がする。80分しかないのに。

そんなわけでいろいろ粗かったり気になるところはあるけれど
なかなか…というかかなり面白かったアニメ「テコンV」。
今回のバージョンはデジタルリマスター版ということで音声も一新、
字幕版と吹き替え版、そして正直いらないバカリズム版の三つが収録されているけれど
やっぱりここはオリジナルに一番近い字幕版で楽しみたいところ。
70年代アニメらしいやや強引な展開と
微妙にズレた字幕が謎の化学反応を起こし何ともいい味を出しており
早く人間になりたーい!」「光子力ビームを付ければテコンVは無敵だ」
などの問題発言迷台詞が続出。
個人的に一番ヒットしたのは黒幕であるカーフ博士の「私の頭を馬鹿にしたな!」
頭って言葉通りの意味かよ! 頭脳とか研究とかじゃないのかよ!

ちなみにテコンVの光子力ビーム胸の赤い放熱板から出ていた。
ああこれってブレストファ……げふんげふん。

 

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