昨年末の再版でようやく手に入れて
ちまちまと作っていた「MGSD フリーダムガンダム」が完成しました。
いやーすごいですねこれ。引き出し機構や連動ギミック、
「これでGセルフの瞳の再現をしてほしい」と誰もが思うであろうカメラの表現など
とにかく最新技術が全身に詰まっており
組み立てながら「ここがこうなるのかー」と感心しっぱなしでした。
中でも腕などの接続部分が「鍵穴状のパーツを差し込んで回転させる」形になっており
組み立てるだけで自然とロックがかかるようになっているのは特筆すべきところ。
バックパックはほぼ全ての接続部分にこの回転ロック機構が搭載されており
すごい密度になってますし
様々なポーズがビシッと決まるようになっているんですよ。
あとは地味なところですがスラスターがカパッと蓋のように動いて
スタンド穴を塞ぐようになっているのには感動しましたね。
スタンド穴を塞く別パーツなどが付属しているプラモはよくありますが
ここまで自然に隠せるようになっているものは初めて見ましたよ。
組み立てている最中にはここがこう動くなんて全然気付かなかったですし
現在のガンプラが立体パズルと言われる理由もよく分かります。
うーんすごい。
ちなみに今回はフリーダムのイメージ的にテカテカにしたかったので
「ランナー状態で光沢トップコートを大量に振りかける」→乾燥
「完成後に再び光沢トップコートを大量に振りかける」→乾燥
という完全に掟破りの手法で作りました。ガンプラは自由だ!
トップコートは1本全部使いきりました。マジで。
GSI クレオス(GSI Creos) Mr.トップコート 水性プレミアムトップコート スプレー 光沢 88ml ホビー用仕上材 B601 透明
結果として塗装などは一切なし、スミ入れも皆無、という形になったんですが
全身テッカテカにしたことでいい感じに反射して
自然とスミ入れっぽい影が生まれたような気がします。
下手に不器用にスミ入れして「なんか滲んだりはみ出したりしてる……」な状態より
よっぽど上手くいった気がします。こりゃあ楽だわ。
あとは「シールを貼る前にトップコートを吹くと表面が均一になって剥がれにくくなる」
みたいな情報をどこかで見た記憶があったんですが
確かにシールがしっかりと貼り付いて心なしか境目も目立たなくなっている気はしますね。
まあ気のせいかもしれませんが。
そんなわけで最新技術がこれでもかと詰め込まれた「MGSD フリーダムガンダム」。
実売価格4000円前後というのはSD体型のプラモデルとしてはかなりの高額ですが
正直このとんでもないクオリティを目にすると安い安いと思ってしまいますね。
第2弾のバルバトスもどうにかして手に入れたいです。
普通に買えるようになるのはいつになるのかなあ……。