事態が混乱していく中で
主人公・夢路と黒幕・響の関係、そして過去の秘密へと迫っていく
『夢喰いメリー』の単行本第16巻が発売。

というわけで約半年ぶりの新刊となった今回は
これまでずっと引っ張り続けてきた夢路と勇魚、メリーの
十年前の出来事についに言及していく展開。
このあたりは明かされそうで明かされないモヤモヤがずっと続いていたから
やっとここまで来たか! といった感じがするね。

そして以前から気になっていた「全ての夢が叶うことの矛盾」が
はっきり示されガッツリと話の中心になっており
レガレクス、エルダー、ジェイスといった敵(?)側の夢魔たちの
一枚岩ではない関係も含めてどんどん話に深みが出てきている印象。
15巻は夢路の合体技などバトル部分での見所が大きかったけど
今回の16巻はバトルよりもキャラの関係、
ストーリー面のほうに重点が置かれているなあ、と。

しかし13巻あたりからはずっとノンストップで話が続き
これまでのキャラが総出演の最終章、ということもあって
良くも悪くもまとめてじっくり読まないとついて行けなくなっちゃってますね。
アニメも終了して久しいですし
ぶっちゃけ「まだ続いてたんだ」的な印象を持つ人も多いんじゃないかなあ、と。

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  夢喰いメリー, アニメ・漫画

カイムに続いて次々とデーモンやデビルマンが誕生していく
『デビルマンサーガ』の第34話。

というわけで前回に続いてバトル中心となった今回は
カイム、魔将軍ザン、シレーヌと
よく見知ったデーモンたちが続々と登場する見所のある展開。

特に原作では改稿されるたびに出番が減っていき
「もしかして永井豪先生は存在を忘れかけてるんじゃなかろうか」
と不安になっていた魔将軍ザンがまさかの大活躍。
21世紀になって見開きページでバトルを繰り広げるザンが見られるとは
正直思ってなかったです。はい。

そんなこんなでようやく迫力のあるアクションが増えてきて
面白くなってきた感じの『デビルマンサーガ』。
相変わらず話が進むペースは遅いんですが
最近はそのぶん見開きページで
バトルをしっかり見せてくれるので嬉しいです。

あ、そう言えば今回は勇希の出番が皆無でしたね。
カイム回だけに(激うまギャグ)。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

単行本の第1巻も無事に発売した
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第8話。

前回でストーリーに一区切りがついて新章突入、的な今回は
悩む竜馬と冷静な隼人の二人を中心にチームの仲間割れを描く展開。

戦うことに悩み吹っ切ることができない主人公、
その結果チームワークがうまくいかずにピンチ、というのは
複数人乗りのロボット物の王道といえば王道の展開なんですが
意外にゲッター漫画だと尺の関係もあって
その手の部分にスポットが当たることがあんまり無いんですよね。

そういう意味では新鮮さがありますが
前回までで壮大な世界観、宇宙観が提示された後なので
どうしても竜馬クン個人の悩み、というのが
「えー今さらー?」と矮小的に感じられてしまう部分があったり。

このあたりをじっくり描こうとするとどうしても長くなるし
個人的には竜馬クンには早めに吹っ切れて
ゲッターロボで問答無用の大暴れをしてほしいです。はい。

ちなみに先日発売した単行本ですが
中身は雑誌掲載版と基本的に同じ……と見せかけて
各キャラのセリフ回しが変わっていたり
「皇帝の欠片」が存在する地下が800m→4800mになった設定変更もあったりと
大筋のストーリー以外での訂正が異様に多かったですね。
それこそ数ページに1カ所くらいのペースでセリフに訂正入ってますよこれ。

 20160713-1.jpg 20160713-2.jpg 20160713-3.jpg

細かな助詞の違いなど変える意図が分からないレベルの変更も多いので
(個人的な好みで雑誌版のほうが好きなものもありますし)
何でわざわざ変えたのかなあ、などと思うと
けっこう興味深いものがあったりします。

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ゲッターロボ 1

ゲッターロボ 1

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ゲッターロボDEVOLUTION

というわけで予想以上に時間がかかってしまってますが
まだ新しいパソコンの細かい設定や
ソフトウェアのインストールがまだ終わっていません。
Windows10で使えなくなったソフトが予想以上に多いんですよほんと。

中でも手間取ったのがワープロソフトです。
というのも自分は十年以上前に購入した
一太郎2004+ATOK2004をずっと愛用していたんですが
OSがWindows10になってついにATOKが使えなくなってしまったんですね。
半角/全角を切り替えようとするとブラウザが落ちるんです。
他に原因があるのかと思いましたが
MS-IMEやGoogle日本語入力だと大丈夫だったので完全にATOKのせいでした。

そんなこともあって「よしATOKを最新版にするか」と思ったわけですが
Amazonのダウンロード販売だとATOK単体の価格が5750円、
一太郎のバージョンアップ版(ATOK同梱)が5890円なんですね。
あ、これもう一太郎ごと買い換えたほうがいいじゃん、の流れです。
てなわけで12年ぶりに一太郎も最新版になりました。やったぜ。

ワープロソフトなんて毎年ぽんぽんと買い換えるものでもないので
これでまたあと10年は戦えます(OSが対応してくれれば)。
いやーしかしDL版はパッケージ版よりも安くていいですねー。
12年前はDL版なんてなかったから相対的に値下げされて得した気分です。

そんなわけでいろいろと新調して操作感に迷う部分もありますが
少しずつ慣れていければなあ、と。

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  雑記

ナース好きの医者、育郎クンとどSナースのとがりさんを主人公とする
四コマ漫画『ど先端ナース』の最終巻となる第2巻が発売。

1巻よりさらにパワーアップした今回は
しょっぱなのオール炭水化物「力うどん定食」ネタに始まり
ツッコミ不在の超展開のナースキャップ話、
患者役としてこっそりと登場を果たした他作品『キネ子さん』の大八クンなど
OYSTER氏の独特の作風が次々と炸裂。

そして最終巻ということもあり
「幼少時に実は……」というまさかの王道ラブコメ的シチュエーションのほか、
どんどん登場する新キャラの女の子たちなど
まさに出し惜しみ無しの大盤振る舞いといった展開。
「自分が何者であるかを自分で見据えて胸を張って生きていくのは難しい」
というのはOYSTER作品に一貫してあるテーマなんじゃないかなあ、と思ったり。

しかし1巻からずっとコントを繰り広げてきたナース山&女神様が
しっかりと落ち着くところに落ち着いたの見ると何だかホッとするね。
エピローグの新聞記事での演出がニクいです。

ただやっぱり全2巻という短さもあってラスト周辺の流れはちょっと唐突で
たくさんのキャラが出てきたのにもったいなあ、というのが正直な印象。
コバセさんの正体も一発ネタ的に終わってしまったし
町医者・椿良庵も時代劇キャラである必要性が疑問だった感じだし。

ぶっちゃけ2巻から登場した死神のリパ子さんが
個人的にどストライク(OYSTER的表現)だったので
もっと彼女を見てみたかったというのが正直なところです。はい。
マジでどっかで再登場頼みますよ先生!

そんなわけで堂々の完結となった『ど先端ナース』。
早くも来月から次回作の連載が始まるみたいだけど
『シネマちっくキネ子さん』『ど先端ナース』と全2巻の作品が続いたので
そろそろ『男爵校長』シリーズのような腰を据えた長編も見てみたいなあ、と。

ど先端ナース(02) [ O¨YSTER ]
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  四コマ漫画, アニメ・漫画