以前から気になっていたものの仙台市から約1時間と微妙な距離ということもあって
なかなか行く機会がなかった白石城に行ってきました。
東北新幹線の白石蔵王駅に行ってきました。(2023年9月)
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以前に東北新幹線の白石蔵王駅には足を運んでいるんですが
今回は白石市内の観光がメインということで東北本線で白石駅に到着。
仙台〜白石間の運賃は往復で1540円であり
かつての仙台〜福島間のWきっぷが1560円であったことを思うと
そりゃあWきっぷも廃止になるよなあ、みたいなことを思ってしまうのです。
そして今回の目的は白石城周辺の観光のほか
現在開催中の「第15回 東北ずん子スタンプラリー」への参加。
「東北ずん子スタンプラリー」は今年で15回目となる長寿イベントですが
開催期間が約1ヶ月半と短く夏休み期間に入る前に終了してしまうこともあってか
「そう言えば」と思い立った時には終わってしまっていたりと
なかなか参加の機会に恵まれなかったので
電車一本の距離ながら今年が初めての参加です。
とは言えあくまでも観光がメインなので
とりあえずスタンプは最初の記念品と交換できる6個を目指します。
マップ等によると白石城までの往復だけでスタンプ6個は十分に達成可能のようですが
白石駅周辺の中心部を全部回ると17個となり
18個での認定書達成には郊外や仙台市内のスポットがどれか1箇所は必要……と
なかなか絶妙なバランスになっている感じですね。
そんなこんなでスタンプを集めながら駅から白石城までをのんびりと散策します。
「壽丸屋敷」「蔵王酒造展示館」などの観光スポットをちょこちょこと見学したんですが
壽丸屋敷がものすごい混んでいてびっくりしましたね。
開催されているイベント等を考えると観光スポットというよりも
地域のギャラリーのような感じなのかなあ、と。
それと地図に載っている「ずん子ちゃんの歌声商店街」って何だろう、と思っていたんですが
スピーカーを通してマジで歌声をエンドレスで流し続けているのには驚きでした。
距離こそ短いですがかなりのインパクトがありますね。
また昼食はせっかくなのでSNS等で話題になっている
白石市役所地下の食堂「熊や」の「ずんずん丼」にしてみました。
いわゆる半チャーハン+半ラーメンのセットなんですが
「中華ソバとヤキメシ」と呼びたくなるような王道でレトロ感のある懐かしい味わいです。
上に枝豆が乗っておりランダムデザインのステッカーが付いてくるなど
しっかりと「東北ずん子スタンプラリー」を意識したものになっているのも嬉しいところ。
上に乗っているのが枝豆なのは常識的に考えれば当然なんですが
すんだが乗っているのをちょっと期待していたのは秘密です。
【NEUTRINOずんだもん・ずん子】なんにでもずんだを注ぐ女【トレス:なんにでも牛乳を注ぐ女】
そして白石城ではまず初めにミュージアムを見学。
こちらは1階がショップと食堂、2階が無料のミュージアム、3階が有料のシアターであり
1階で買い物をした後にのんびりと2階を見ていきます。
個人所有の古文書などもあったためか写真撮影が不可だったのが残念でしたが
旧石器時代から江戸時代までの白石の歴史を駆け足で一気に見せてくれる展示となっており
無料ながらしっかりと楽しめるミュージアムですね。
ちなみに3階のシアターで上映している作品は
どれも30分前後と長めでキャストも豪華な本格的なドラマということもあり
時間や予算の関係で今回は鑑賞せず。
「奥州白石噺 宮城野信夫 娘仇討ち」あたりは気になったんですが
白石蔵王駅にはこの出来事をモチーフにしたと思われる
ずん姉さまやきりたんの等身大パネルがありそちらを先に見てしまったせいで
自分の中でのイメージが完全にこの2人のアニメで固まってしまい
実写作品は何だか違うんよ……みたいになってしまったんですね。
いやマジでアニメで作ってくれませんかねこれ。
そしてミュージアムから数分ほどで白石城本丸に到着。
中はさほど広くないものの天守閣の雰囲気や景観は非常にいいものですし
スタンプラリーに合わせて開催中の「等身大パネル展」も
1フロア全てに等身大パネルが並べられており見所満載。
お兄ちゃんだよ♪(EXボイス)
それと写真からではちょっと分かりにくいんですが
階段がかなり急になっていたのが個人的には媚びない雰囲気でいい感じだと思いましたね。
近年は外国人観光客やらバリアフリーとのせめぎ合いというか
不自由で危険な部分も含めての雰囲気を残すか、
逆にエレベーターなども設置して観光地化するか、みたいになっている印象もありますが
この危なっかしい感じが自分は好きなのです。
またミュージアム1階のショップや白石駅近くの「小十郎プラザ」などの土産屋では
クリアファイルや城カード、湯呑みなどのグッズを購入し
無料配布のマンホールカードも無事にGET。
「白石城開門30周年記念」のイラストの雰囲気がすごい好みだったので
いつもはA5サイズのクリアファイルは買わないんですが思わず購入してしまいました。
それと湯呑みが500円とかなり安価だったのが嬉しかったですね。
この手の湯呑みやマグカップは800〜1000円くらいが相場、
有名観光地のものだと1500円超、みたいなイメージがあるので
500円なら普段遣いに気軽に使えるお値段なのです。
そんなわけで自分へのお土産も購入しスタンプラリーもしっかりと楽しんできましたが
6月の時点で連日30℃超え、という近年の気温上昇を考えると
1ヶ月くらい前倒しにしてもいいんじゃないかなあ、みたいなことを思ってしまいますね。
今回の「水の城下町白石」というキャッチコピー等を考えても
もうちょっと涼しい時期のほうが良かったのです。
宮城県は「日中は暑くても夜はちゃんと気温が下がるから何とかなる」
みたいな感じだったんですが
ここ1〜2年でその傾向が完全に崩されましたからね……。
加減しろ莫迦!