というわけで明星から発売された新商品
「一平ちゃん夜店の焼そば 大辛」を食べてみました。
この手の激辛商品は需要と供給のバランスが合っていないというか
すぐ店頭から消えるのがある一方で
ワゴンの常連になっているものも多い印象。

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そして今回の「一平ちゃん夜店の焼そば 大辛」は
近所のイオンで98円になっていたところを購入。
うーん安い。

そんなこんなで激辛ペヤングが発売停止中の現状では
激辛カップ焼きそばの一人勝ちになる可能性もある本商品をさっそく一口。
……うん、旨い。
「大辛」ということで「激辛」のペヤングなどと比べると辛さはやや控え目の印象。
一平ちゃんはデフォでマヨネーズがついているから
そのぶん更に味がまろやかになっている感じだね。
激辛ペヤングもマヨネーズ付きのものはかなり食べやすかったし。

そしてAmazonでは「ソースが甘い」というレビューがあるように
粘性が強くオタフクのお好みソース的な性格がある付属ソースが特徴的。
激辛ペヤングは汁気が強くて良くも悪くも尖ったソースだったけど
一平ちゃん大辛は「辛い焼きそばを食べやすくしてみよう」みたいな
コンセプトで作られてるんじゃないかなあ、と。

などどいろいろ考えながらも完食。ごちそうさまでした。
これ98円だったら安いなあ、もっと買っておこう。
……と思って再びイオンに行ったら128円になっていた衝撃。
ぎゃふん。

あ、あとこれ今月の25日に大盛りが出るみたいね。

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  辛い食べ物

『もうひとつのユリトピア』と同時発売となる
PCゲーム『屋上の百合霊さん』のコミカライズ第二弾『仲良しクイズ』。

『もうひとつのユリトピア』が本編キャラオールキャストで
ゲームの続編、あるいは劇場版的な性格を持っていたのに対して
こちらはクイズ研究会に所属する巴七津希、笹木里香のカップルを
仲良し女子を見るのが好きな長谷千英&伊地山時乃のコンビの視点から描くという
四人の新キャラを中心としたストーリー。

貴重な沙紗さんの私服姿や月代ちゃんの登場、
「全国優勝を果たした伝説の料理部部長」などの小ネタはあるけれど
彼女たちが積極的に話に絡んでくることはなく
どちらかと言えば『屋上の百合霊さん』の舞台を借りた
オリジナル作品、という雰囲気が強い印象かなあ、と。
放送部の三人が卒業していることから本編の二年後以降の話なんだろうし
各キャラが巣立っていった後の新たな世代の物語、といった感じもするね。
数理部の部室が当然のように合宿本部になってるのに微笑ましくなったり。
伝統はこうやって作られていくんだなあ。

そして某高校生クイズを彷彿させるクイズ大会へ向けての
笑いあり涙ありの熱血部活ストーリーとしても楽しめるのも本作の魅力。
物語的には単なる憎まれ役+引き立て役でしかない他校のライバルキャラに
しっかりとした性格付けや設定がされているのは
『屋上の百合霊さん』らしいこだわりが感じられる部分だね。

そんなわけでゲームやドラマCDに続いて漫画化も果たした『屋上の百合霊さん』。
世界観がどんどん広がってタイトルの「百合霊」から
ずいぶん遠くに来ちゃった感じもするし
ここらで一発原点回帰的な設定資料集とか
本編のカレンダーを埋めるような外伝エピソード、
北海道での修学旅行編なんかも見たいなあ、と。

コミカライズ第一弾『もうひとつのユリトピア』の感想はこちら

   

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  アニメ・漫画, ゲーム

PCゲーム『屋上の百合霊さん』のコミカライズ作品
伊藤ハチ氏の『もうひとつのユリトピア』と
文尾文氏の『仲良しクイズ』が描き下ろし単行本として二冊同時に刊行。

2012年のゲーム本編の発売以来、非公式同人誌「○○レシピ」シリーズや
Twitterによる設定公開、全四巻のドラマCD+サントラの発売と
コンスタントに世界観を広げてきた百合霊さんワールドに
新たな歴史がまた1ページ、といった感じだね。

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そんな一冊目のコミカライズ『もうひとつのユリトピア』は
ゲーム本編の一年後を舞台に
新キャラとなる主人公、椎名栞が各キャラに助けられながら成長していく
正統派の青春物語といった展開。
ドラマCDでは大学生になった後のエピソードがあったりと
現実の暦と連動してリアルタイムに綴られていく群像劇が
『屋上の百合霊さん』の魅力の一つだけど
このコミカライズでも結奈ねえを始めとして
ちょっと成長した彼女たちの顔が見られるのが嬉しいところ。

中でも例のアレが既に伝説となっている牧ちゃんさんと
本編同様に絶妙な距離感で接してくれる比奈の二人は
栞のクラスメイトという立ち位置もあって準主役級の活躍。
彼女たちの所属クラスが2-Bというのも
・牧ちゃんは総合クラス志望だからA組かB組
・生徒会長を輩出しているのはB組とD組が多い
という「はるレシピ」で語られた設定を踏襲したものだし
こういう細かい所のこだわりがファンには嬉しいなあ、と。

そしてクライマックスは舞台が学園祭ということもあり
卒業した上級生組も登場しまさにオールキャストの劇場版的な雰囲気。
美紀さんの私服が「はるレシピ」の挿絵と同デザインだったり
本編終盤でギターに興味を持っていた愛来が陽香と二人で学祭ライブを行い
固定ファンがつくまでになっていたりと
こちらも細かいところで「おお」と思わせてくれる演出が上手いところ。
たった一コマで妙な存在感を醸し出すちゅるぎいねさんは
ヨゴレ役がしっかり板についちゃってるなあ。

そんなこんなで新キャラの主人公、栞を中心に据えつつも
ゲーム本編のキャラも全員登場してしっかりと存在感をアピールしている
非常に構成力の高いコミカライズ一冊目『もうひとつのユリトピア』。
『屋上の百合霊さん』を知っている人も知らない人も楽しめるし
まさに理想的なコミカライズだね。うん。

コミカライズ第二弾『仲良しクイズ』の感想はこちら

   

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  アニメ・漫画, ゲーム

というわけで現在東北歴史博物館で開催中の
医は仁術』展に行ってきました。
ぶっちゃけ江戸時代は専門外というかさっぱりさっぱりなんですが
白澤之図とか妖怪関連の史料も充実しているということで
前から気になっていた特別展です。

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いやーこれがまた面白くて大満足。個人的に久々にヒットの展覧会。
どうも江戸時代って言うと
クッソ読みにくいくずし字の近世文書のイメージが強かったんだけど
よく考えたら本屋とか出版業があったんだよなあ、と。
『解体新書』などが普通に出版されていた本だったっていうのは
普段はあんまり意識してなかったから目から鱗というか何と言うか。
いやーこれだったら普通に読めるわ-。
解剖による医学の発展の歴史が展示のメインということで
各部のスケッチなど当時の人々の試行錯誤が感じられる史料が充実しているのも
楽しいところだね。

また国立科学博物館が企画した展覧会ということで
裸眼3Dによる映像や3Dプリンタによる内臓モデルなど
普段の歴史系の展示ではあまり見られないような最新技術を味わえる展示が
たくさんあったのも見所。
特に3Dプリンタによる模型は重さや質感、手触りまで
実際のものを忠実に再現している、というのが印象的。

以前に行ったことがある『人体の不思議展』なんかは
本物の人間のものを展示しているということで
人道的になんたらかんたら言われて開催終了になった感じだったけれど
今はこんなふうに人権に配慮しつつ
本物に限りなく近いものを気軽に体感出来るようになってるんだなあ、と。
科学の進歩はすごいわ-。

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そんなこんなで予想以上に見ごたえがあって面白かったので
買うつもりのなかった図録を思わず購入。
横長で古書みたいな綴じ方をしたちょっと凝った感じの装丁だね。

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そしてこっちは絶妙なシュールさが琴線に触れた腹八分目クリアファイル。
いやーいい買い物したわー。えへへ。

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  旅行・展覧会・イベント等

鋼鉄のパン屋=シーブックとの交流によるフォントの心の変化が語られる
『機動戦士クロスボーンガンダム ゴースト』の単行本9巻が発売。

今回の見所は何と言ってもついに再登場を果たしたシーブックの大活躍。
ブランド・マーカーを使っての「飛び降りろ! コクピットを潰すぞ!」という
無印第1話と同じセリフが飛び出したりと
既に旧式MSとなっているクロスボーンガンダムを駆っての大立ち回りは
シリーズのファンなら思わずニヤリとしてしまうところだね。
セシリーがちゃんと「アノーさん」と呼ばれているのにも何だか嬉しくなったり。
しかしオウムのハロはまだ生きてたのか……。
それにしてもシーブックもセシリーもすごい若いなあ。
年齢的にはもう50歳近いはずなんだけど全くそう見えないわ。

そして後半は最終決戦に向けて敵味方それぞれの決意と思惑が語られる展開。
「今回の仕事が最後」「学校に通うのもいいな」「仕送りしている妹がいる」と
次々とフラグを立てていくジャックやトビアの口調で決意を語るカーティス、
外惑星の素材によって銀色になったファントムなどが気になるけれど
中でも本作のラスボスとなるであろうキゾ中将+トモエが
「人類が絶滅しても構わない」と言っているのが引っかかったところ。

これまでのシリーズのラスボスは
・自分の手で地球を汚染することに拘り続けたドゥガチ
・自分たちが正しいことを証明するためにレーザーの連射を命じたカリスト
と最後の最後で人間であることを捨てきれずに戦局を見誤るような感じだったけど
この二人はそのあたりが感じられないというか
ナチュラルに(フォントの言い方を借りれば理性的に)
人類滅亡というのを一つ選択肢として自然に受け入れてしまっている印象。

今回のフォントの描写なんかを見ても
本作では「理性」というのが一つのキーワードになっている感じだし
このあたりが最終決戦に繋がっていくんじゃないかなあ、と。

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  アニメ・漫画, クロスボーンガンダム