「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」が完成しました。
以前購入した「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」がようやく完成しました。
「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」を購入しました。
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買った時に書いたように今回はブンドド遊びたいということで
シールなどは一切貼らずに6~7時間でサクッと完成したんですが
なかなかまとまった時間が取れずに11月も半ばになってしまった感じです。
というわけでこちらの「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」ですが
いやーさすがにすごいクオリティですね。
開口されていないへの字など顔の一部分はスミ入れをしましたが
その他は完全パチ組みでシールも1枚も貼っていないのにこの密度感。
目のシールもメタリックなものが付属しているんですが
貼らなくてもしっかりと色分けされているので今回はそのままです。
またさすがにRGということでパーツ数は300前後で細かいものも多いんですが
組み立てが複雑だったり手間取ったりするところはほとんどなく説明書通りにすんなり完成。
一時期のガンプラは「パーツ数は多ければ多いほどいいんだよ!」みたいな
恐竜的進化っぽい雰囲気を感じることもありましたが
最近は数には拘らずパーツの組み方や形状で工夫する形になっている印象もありますね。
「パーツ数はリニューアル前とほぼ同じ!」とアピールしたHGUCガンダム(No.191)や
EGシリーズの登場あたりがターニングポイントになった気がします。
またコアブロックシステムがしっかりと導入されているのも嬉しいですね。
近年のガンダムは可動重視のせいかコアブロックシステムはオミットされて
非変形のコアファイターが別で付いてくるかこないか……というのがほとんどだったので
しっかりと変形してガンダムの腹になるコアファイターはそれだけで嬉しいです。
1/144で完全変形のコアブロック、となるとそれこそ前回のRG1.0以来じゃないでしょうか。
コアチェンジドッキングゴーです。
ただ欲を言えば持ち手がちょっと少ないかなあ、とは思ってしまうところ。
今回のRG2.0は別売りの武器セットも合わせてプレイバリューがかなり高いんですが
武器を持たせるたびに拳をバラバラにして組み直さなければならない……というのが
結構なストレスになってしまうんですね。
説明書にはハイパーバズーカの持たせ方について右手、左手の両方が記されており
明らかに武器セットを購入しての最終決戦仕様の再現も意識していると思われるので
そこまで考えてくれるんだったら持ち手も増やしてほしかったなあ、と思うのです。
ブンドド遊んでいても結局いろんな武器を使わせるのが面倒になって
ガンダムパンチになってしまうのです。
というわけでRG1.0から約15年を経ての2.0ということで
一つの区切りと共にガンプラの進化を存分に感じさせてもらったわけなんですが
個人的に次の15年のガンプラに望むこととして
「どの角度から見ても不自然にならない可動」というのがあるんですよね。
近年のガンプラはとにかく可動重視の流れになっており
各間接がスライドしたり引き出しギミックが各部に導入されていたりするんですが
そのせいで「別の角度から見るとすごい不自然」になってしまっているところが
多々あると思うんですよ。
例えば最近のファーストガンダムのプラモは今回のRG2.0も例外ではなく
ラストシューティングを再現出来るように腕を大きく上げられるようになっているんですが
横から見ると腕の付け根と肩が繋がっているだけで
胴体の中が空洞で丸見え……な状態になってしまっているんですよ。
他シリーズ「Figure-rise Standard」のドラゴンボール系なども
気功波を撃つ動きを再現するために
腕が大きく前に付き出せるようになっているんですが
その状態を後ろから見ると背中に空洞が出来ていたり
肩と胴体がプラプラな状態で繋がっていたりと
人間の体として非常に不自然で格好悪くなってしまっているんですね。
00年代のリボルテックの登場あたりからその傾向はありましたが
「大胆な可動の実現」によって「格好良く見える角度が限定されてしまう」のが
今のプラモデルやアクションフィギュア全体の課題としてあると思うんですよ。
個人的にはこんなに動かなくてもいいので不自然さを減らす方向に進んでほしいのです。
それと公式サイトの紹介文や模型誌のインタビュー等で引っ掛かっているところなんですが
近年は各地の1/1立像や工業デザイナーによるG40ガンダムなどもあって
「リアル=現実の工業製品としてアプローチしたもの」になっている気がするんですよ。
余りにも極端なデザインの変更によって賛否両論だったG40ガンダムにしても
「現代の技術」で「現代の工業製品」に落とし込んだために
アニメのデザインやギミックからはかけ離れたものになっていたわけですし。
ただ宇宙世紀は近未来の話で技術だって今よりもすごい進んでいるんだから
「作中でのリアル」=「現実でのリアル」にはならないと思うんですよ。
なので個人的には「現実の工業製品のようなアプローチ」は
アピールポイントにはならない部分だと思っていますし
「未来の技術と材質ならこんなことも出来るぞ!」的な
理詰めじゃない動きをするガンダム……というのも見てみたい気がするのです。
現実に縛られるよりも未来が舞台のエンターテイメントなところを見せてほしいのです。
「ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.」に搭載されている
「腕の動きを阻害しないために胸が中心に向かって動くギミック」などは
空洞を出さずに可動範囲を広げるための一つの回答として面白いと思っているんですが
プラモではほとんど見ないんですよね……。
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