フィリピンで全90話のテレビドラマとして放送された
『超電磁マシーン ボルテスV』の実写版『ボルテスV レガシー』が
日本での放送に先駆けて再編集版を劇場公開、ということで
現在発売中の前売り券を購入しました。

映画の「紙の前売り券」がムビチケへと姿を変えて久しいですが
近年は更にオンライン化、ペーパーレス化が進んでおり
本作『ボルテスV レガシー』も前売り券はオンラインのムビチケ前売り券と
自前でコンビニ等で印刷するのエンタメプリント版の2種類のみ。

コレクターとしては紙のチケットどころか
カードタイプのムビチケすら発行されないのはとても寂しいのですが
これも時代の流れと割り切りながら
「やっぱり手元に残るものが欲しいよね」と
エンタメプリント版の前売り券を購入した次第です。
IMG_20241016_154540451_HDR - コピーs-
そして近所のコンビニでプリントアウトしたブロマイド付きの前売り券がこちら。
うーん格好いいです。さすがに家庭用コピー機とは格が違うというか
発色も素晴らしく「コンビニで自前でプリントした前売り券」とは一見思えません。
この手のネットプリントは10年くらい前のサービス草創期に
インク切れやらレシート切れやら通信障害やらにぶち当たって
「1時間くらいしたらまた来てください」と言われたことが多々あったりと
あまりいいイメージが無かったんですが
まあさすがに昔とは回線の速度や安定感、印刷のクオリティも段違いですよね。
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ちなみにプリントアウトの際にサーバーからダウンロードしたファイル名と思われる
「ボルテスVレガシー_4」という文字が表示されていたんですが
これは全5種類のブロマイドのうち4番目ってことになるんでしょうか。

何はともあれ映画の公開もいつの間にか今週末ですし
久々の実写映画を楽しみたいと思います。

ところで「映画の紙の前売り券」っていつまであったんでしょうね。
自分はアニメを中心に観た映画のチケットは全て保存しているんですが
最後の紙のチケットは2015年の『サイボーグ009 VS デビルマン』でした。
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ニュースサイトやオークション等を見てみると
2019年くらいまではちらほらと紙のチケットがあるみたいなんですが
その後は記念グッズとして特別に発行されるものを除けば
完全にムビチケに以降したっぽいですね。

完結までに十数年を費やした『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』などは
序・破・Qが紙のチケットだったので
シンもファンサービス的に紙のチケットで出してほしかったんですけどね……。

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  アニメ映画, アニメ・漫画, 映画

映画『スーパーヒーロー』からは2年ぶり、TVシリーズ『超』からは6年ぶりとなる
『ドラゴンボール』の最新TVアニメ『ドラゴンボールDAIMA』が今月からついにスタート、
ということでさっそく第1話を観てみたのでいろいろと書いてみたいと思います。

本作『DAIMA』は全世界待望のDB完全新作ながら
「悟空やベジータたちが小さくなって大冒険!」以上の事前情報がほとんど出ておらず
『GT』っぽいなあ、と思わせつつも完全に謎に包まれていたんですが
いざ始まった本編はこれまでの『超』の流れを汲むものではなく
魔神ブウ編の直後、ちびトランクス9歳の誕生日パーティの時系列というまさかの展開。

いやーこれはさすがに予想外でした。
かつての映画などでも時系列や設定に矛盾のある作品は多々ありましたし
恐らく鳥山先生としては時系列や設定がガチガチになりつつあった『超』から一度離れて
悟空やベジータたちに全く新しい冒険をさせたい、というのがあったんだと思いますが
『神と神』から始まって10年以上続いている『超』の流れを切って新たな物語を始める、
というのはかなりの英断だったんじゃないでしょうか。

そしてストーリーはダーブラの次に新たに大魔界の神となったゴマーや
界王神の兄弟姉妹であることを匂わせているデゲスやアリンスが新キャラとして登場し
悟空たちの力を脅威に感じた彼らが「大魔界」から「外の世界」に干渉してくる展開。
『復活のF』ではフリーザ編、『スーパーヒーロー』では人造人間・セル編を
下敷きにした物語が展開されましたが
今回は『魔人ブウ編』がベースの印象ですね。
第1話のAパートはほとんどが新規作画によるブウ編のダイジェストに費やされており
ファンサービスとして非常に嬉しいところです。よっしゃー!

ブウは無限の再生能力に回復能力持ち、と
パワーバトルになってしまった『超』の物語では使いづらいのか
理不尽に退場させられてしまうところが多々ありましたが
今回はかなり出番が増えるんじゃないでしょうか。
『超』でいろいろと迷走したポタラによる合体・分離の設定も
本作では「ブウの体内の空気による影響で分離」との原作当時のものに戻ったみたいですし
吸い込んだり吐いたり魔法でいろんなものを出したり……と
ドラえもんやカービィ的な便利キャラとしての活躍も期待できそうです。

また「悟空たちが子供になる」というシチュエーションに合わせてか
「青年になると一気に成長し、若い期間が長い」サイヤ人の特性について
アバンタイトルでの悟空の紹介やトランクスの身長などと絡めて
かなり詳しく説明されていたのが印象的。
このあたりは原作では世間話的にちょっと触れられていただけで
ネットの検証サイト等が普及する前、連載当時は裏設定レベルの話だったと思うんですが
『DAIMA』はこの部分をかなり強調して見せている気がします。

その他「ナメック人」として登場したネバについても気になるところ。

[【ナメックコラム】「生残者グラノラ編」で活躍中のモナイトさんに注目!!]| 【公式】ドラゴンボールオフィシャルサイト
ナメック星人?ナメック人?
https://dragon-ball-official.com/news/01_682.html

「ナメック星人」と「ナメック人」の表記揺れは
いわゆる「外人と外国人」的にデリケートな部分があるのか
公式でも上記のようにコラムで言及するなどしっかりと使い分けていた印象があるんですが
本作ではネバやデンデは徹頭徹尾「ナメック人」と呼ばれていて
「ナメック星の住人ではなくナメックという種族」であることを示している気がしますね。
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原作ではブルマとミスター・ポポが神様の宇宙船を発見した時に
「ピッコロ大魔王=違う世界の大魔王」と
ナメック語の翻訳について言及するちょっとしたシーンがあるんですが
まさかアレが令和の時代にマジの伏線として機能するとは思いませんでした。
ナメック人が大魔界の出自ならば
「DB世界=大魔界とは違う世界」で大魔王となった際に
「ピッコロ」を名乗ったのは必然だったとも言えるんじゃないでしょうか。

「宇宙人が善と悪に分離して何で魔族になるんだよ」というツッコミは
連載当時からありましたし
本作では魔界や魔族といった初期の設定に踏み込むことで
そのあたりの回答も出してくれそうな感じもします。
こりゃあアックマンの再登場もワンチャンありますね……!

というわけでキャラクターやメカのデザインにはDBらしいコミカルな部分を入れつつ
近年の「宇宙を舞台にしたサイヤ人の物語」とは異なる部分にスポットを当てており
非常に新鮮な導入となった『ドラゴンボールDAIMA』。
「先が読めないワクワク感」をこの時代にドラゴンボールで味わえるとは思いませんでした。

そして今後の展開ですが「放送前の時点で全話の制作が完了している」ことが
ニュースサイト等で語られている以外は放送期間や話数も含めて全くの不明。
ストーリー的にも『超』のように何年もやる形にはならなさそうですが
この一大プロジェクトが短期間のTV放送だけで終わってしまうとは正直思えないんですね。

本作『DAIMA』の作画はTVシリーズとは思えないくらいにハイレベルで
色合いなどの雰囲気もいわゆる東映アニメとはかなり違う気がしますし
スタッフロールへの入り方などの演出には映画っぽい雰囲気も感じるんですよ。

なので『神と神』や『復活のF』とは逆のパターンで
TV放送の終了後に再編集して映画館での分割上映や総集編の公開、
みたいな劇場展開も見据えているのでは、と予想してみます。

何はともあれ今後もDB世界が広がっていきそうで何よりです。

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   アニメ・漫画

10/4より装いを新たにR15+の「真生版」として上映が始まった
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』を観てきました。

昨年の無印版の上映後にブームを巻き起こした本作ですが
今回の「真生版」は豪華版Blu-rayに収録されるカット修正版の先行上映的なものながら
上映記念冊子をはじめとした新規グッズもたっぷり。
配布特典も複数予定されており全国での4DXや応援上映もあるなど
まるで今回が初上映のような盛り上がりっぷりです。
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記念冊子は数ページのインタビューの他、アルバム風の場面カット集が中心になっており
パンフレットやビジュアルブックとはまた違う一冊ですね。
過去のパンフレットは紙の質が正直そんなに良くなかったんですが
今回の記念冊子はエンボス加工の表紙など非常に凝っています。

そして今回はせっかくなので新たに登場した4DX版で鑑賞。
ムビチケが1900円、4DXの追加料金が1000円で合計2900円なので
いやー映画って本当に高くなりましたねーとも思いますが
4DXは映画館でしか味わえないアトラクション的なものだと割り切ることにします。

というわけでこちらの「真生版」ですが
事前に公式サイト等で「追加シーンはなく上映時間も変わりませんが~」と
「余り過剰な期待はしないでね」的な文面があったようにストーリーは当然そのまま。
ただ2回目、3回目の視聴になるので個人的な理解度が上がるというか
「嘘」「約束」が全編にわたって伏線として散りばめられていることが分かったりと
初見の時とはまた違った楽しみ方をすることが出来ました。
何回観ても新しい発見があるぞ!

また修正カットについては無印版とがっつり比較をしたわけではないので
うろ覚え的に違いを感じただけなんですが
「人の死・退場シーン」を中心にグロ描写が上がっている気はしましたね。
特に死体の顔がはっきりした印象が強く
「目の充血」「貫かれた後の脳漿までを感じさせるような表情」などの見せ方は
無印版には無かった部分だったと思います。

はっきりと見せることでレーティングが上がったと考えれば納得なんですが
個人的にはグロだけじゃなくてエロ描写ももっと上げてほしかったところ。
水木の村に対する嫌悪感を決定づけたのはまさにその近親相姦的な部分にあるわけですし
R15+ならそのあたりももうちょっと頑張れるんじゃないかなあ、と。

あとはレーティングに関わる部分ではないんでが
水木や沙代を中心にキャラクターの顔にちょこちょこと修正が入っていた気がしましたね。
特に沙代は顔のパーツのバランスが難しいキャラなのか
「真生版」で明らかに可愛くなったと思うシーンがかなりあったと思います。
気のせいではないと思いたいです。

そして4DXは雨や霧、風呂のシーンでの湯気の他、
アクションシーンではしっかりぐるぐる動くなど王道の演出が中心。
他の映画と比べるとホラー的というか「水と風による寒気」が強めだった気がしますね。
冷房が利いている感じで正直気持ちよかったです。

ただ仕方ないとは思うんですが序盤の汽車のシーンの
「充満するタバコの煙・臭い」が再現されていなかったのは残念でしたね。
咳き込む子供などが印象的に描かれていたりと
あの煙っぽさを「昭和の象徴」みたいに思っていたのでちょっと拍子抜けです。
個人的には画面が見えなくなるレベルの煙を出してほしかったです。
演出の方法などを考えるといろいろ難しいとは思うんですが
「煙草の煙が充満する昭和の雰囲気」に挑戦してほしかったなあ、と。
4DX特有の「芳香剤っぽいなんかちょっといい匂い」は違うんだよ!

そんな中で秀逸だったのが終盤の水木が手持ちの斧を血桜に叩きつけるシーン。
あそこでは「飛び散った血が水木の顔にプシュっとかかる」んですが
それと顔に水がかかる4DX演出がリンクしていて非常に良かったんですよ。
ああいう印象的なもの、上映後に記憶に残るものが1つでもあると
4DXで観た甲斐があった、と思えるのです。

というわけで細かな修正と4DX演出でしっかりと楽しめた
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』。
Blu-rayの発売が間近に迫っているので上映期間はそんなに長くないような気もしますが
少なくとも10月中はいろいろ動きがあって盛り上がってくれそうです。

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spoon.2Di vol.114 (KADOKAWA MOOK)

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   アニメ映画, アニメ・漫画

8月の発売日には手に入らず武器セットだけを前のめりになって買ってしまっていた
「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」ですが
先日ガンダムベース仙台に足を運んだところ9月の再販ぶんが売っており
このたびめでたく購入することが出来ました。
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「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0用武器セット」を購入しました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1559.html

前に武器セットを買ったときには
「いつか買えたらいいな」くらいのことを書いていたんですが
まさか1ヶ月も経たずに買えるとは思えませんでした。やったぜ。

というわけで念願の「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」ですが
早く作って武器セットと合わせてガシガシ遊びたいので
マーキングシールも貼らない、スミ入れもしない完全パチ組みで行こうかと思っています。
大量のシールを貼って台無しにするRGの様式美を味わうのもいいのですが
今回はバンダイの最新技術を素のままで楽しんで
ガンガン動かしながら遊び倒したいと思います。壊れるまで遊びます。
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ちなみに購入したのは9/30の月曜日。
その時はガンダムベース仙台の店頭で大量に山積みになっていたんですが
あんなにあっても1~2日でなくなってしまうんだろうなあ、と。

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   プラモデル, アニメ・漫画, 玩具

先日購入した『サイボーグ009 天使編・神々との闘い編 特別編集版』の発売なども含めて
60周年を迎えていろんな動きがある『サイボーグ009』界隈ですが
9/25よりLINEマンガでのWEB連載が始まったリブート作品
『神速の改造戦士(サイボーグ)009』(通称:神ゼロ)について書いてみようと思います。

神速の改造戦士(サイボーグ)009|二見書房
https://www.futami.co.jp/lp/shinsoku009

同じく60年代に誕生した8マンとの共演『8マン VS サイボーグ009』や
初代アニメの有名エピソードをコミカライズした『太平洋の亡霊』
(両方とも単行本は昔のサンデーコミックスに合わせた装丁で発売)など
近年の『サイボーグ009』は良くも悪くも
完全にオールドファンに向けた展開がされていたと思うんですが
「神ゼロ」はそこに真っ向から殴り込みをかけてきた印象。

LINEマンガ、アプリを発表の場とするウェブトゥーン
(縦読み+フルカラーで1コマずつ読ませるような形式)、TikTokでの縦長動画による宣伝、
異世界ファンタジーに出てきそうな二つ名「神速の改造戦士」をタイトルに据えて
作画もゲームのイラスト・デザイン等で活躍するたなおたなこ氏が担当……と
「神ゼロ」は完全にスマホ世代の新規読者を見据えた宣伝・展開がされているんですね。

恐らく同じ方向性の企画だったと思われる『どろろ Re:Verse』
(「ピッコマ」で2022年より連載された手塚治虫『どろろ』の続編的なリブート作品)が
賛否以前に空気のようになってしまったことを踏まえてか
「神ゼロ」は特設サイトを連載前にオープンしてカウントダウン的に更新を行うなど
開始前からかなり積極的に宣伝を行っていた印象もあります。

そんなわけでついに始まった『神速の改造戦士(サイボーグ)009』ですが
蓋を開けてみれば予想以上に原作そのままの正統派リメイク、といった印象。
演出の違いこそあれ導入部や大まかなストーリーの流れは変わりませんし
鑑別所からの脱走時に拉致される……という
今の時代にやるのはどうなのかな、と思っていた部分も忠実に再現。
キャラのバックボーンは現代的なエッセンスを加えて完全に別物になると思っていたので
ちょっと意外な反面「ああ自分の知ってるサイボーグ009だ」的な安心感もあります。

また原作のプロローグである被検体集めの部分をガッツリと削って
島村ジョー(=009)の視点のみで話を進めているのは
平成版アニメ『THE CYBORG SOLDIER』の第1話と同じで非常に分かりやすい構成。
加速装置の発動条件や効果、デメリット等を丁寧に見せる話の展開や
他の仲間たちよりもいち早く登場した003の初登場シーンなどからは
「主人公は009! ヒロインは003! 加速装置は009の必殺技!」という設定を
最初にしっかりと見せていこう、的な雰囲気も感じます。

この10年くらいの『サイボーグ009』のメディア展開は
ぶっちゃけ一見さんお断り状態になっているものも多かったので
ここまで丁寧な導入部をやってくれるのは逆に新鮮です。
原作でもアニメでも全員まとめて登場した001~008のメンバーを
本作では少しずつ顔見せをしていく感じになっているのも
恐らく分かりやすさを意識してのことですね。

それと個人的には「ジョーを『009』と最初に呼んだのが第1話のスカールである」ところが
本作のアレンジとして印象に残りましたね。
『仮面ライダー』しかり『サイボーグ009』しかり
「石ノ森ヒーローは悪の側から生まれた正義」という分析をされることがありますが
スカールに「009」の名前を最初に呼ばせたことで
「悪によって産み出された」部分を強調しているようにも思えます。

というわけで思っていたよりも王道のリメイクで目新しい部分は少ないものの
美麗なフルカラーの画と分かりやすく噛み砕かれたストーリーで
非常に取っつきやすく楽しめた『神速の改造戦士(サイボーグ)009』。
原作はさすがに今から読むのには「昔のマンガ」っぽさがあるのは否めないので
「令和のサイボーグ009」としてはこちらがスタンダードになるくらいの
ポテンシャルがある作品だと思います。
予想以上に良かったので今後が楽しみです。

ただ一挙10話掲載で7話まで無料、ということで
最初の部分はかなりのボリュームをまとめて読むことが出来るんですが
10月以降は週に一度の更新になるみたいなので
単話読みで今の評価を維持していけるか、というのが今後の課題のような気がしますね。

縦読みスマホ形式は1ページ1コマのようなものなのでどうしても話の進みは遅くなりますし
ゼロゼロナンバーサイボーグを1人ずつ丁寧に見せていく、という本作の話作りだと
キャラ紹介的な部分だけで2ヵ月くらいかかってしまうような気もします。

本作がどこまでのエピソードをやるのかはまだ分かりませんが
ウェブトゥーンの配信作品にありがちな
「絵はすごく綺麗なんだけどなんだか話は煮えきらないまま尻切れ……」
みたいになってしまわないことを祈ります。
先述した『どろろ Re:Verse』もヒロインのロロは可愛くて好きだったんですけどね……。

それと本作のスタッフの中に
『仮面ライダー1971-1973』や『GALAXY EXPRESS999 ULTIMATE JOURNEY』
などの小説を手掛けた和智正喜氏が脚色として参加しているのが気になりますね。
氏の小説は集大成的なクロスオーバーが見所というか
ファンサービス的に他の作品や他のシリーズのガジェットを組み込んでくることも多いので
「神ゼロ」でも読者の反応を見ながら
そういった要素を入れてくる可能性はあるんじゃないかなあ、と。

そんなこんなで『サイボーグ009』の新たな試みとして
満を持して登場した本作『神速の改造戦士(サイボーグ)009』。
今後も『サイボーグ009』は新作が定期的に発表されていくとは思うんですが
今回の「神ゼロ」が成功すれば若者向けのアプローチのものも
どんどん増えていってくれるんじゃないかなあ、とも思います。
LINEマンガアプリの感想コメント等を見てみると
「神ゼロ」で009を初見という読者からも好意的な感想が多々見られますし
行けそうな気もします。

個人的には完結編『2012 009 conclusion GOD’S WAR』の完全アニメ化を
まだ諦めてないんですけどね……。

『サイボーグ009 天使編・神々との闘い編 特別編集版』を購入しました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1568.html

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   アニメ・漫画, サイボーグ009