8月下旬に予定していた泊まりがけでの旅行が台風でお蔵入りになり
「せっかくなので日帰りでいいからどこかに行きたいなあ」と思い
前々から気になっていた福島県飯野町の千貫森公園に行ってきました。
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飯野町はUFO・宇宙人関係で町おこしをしており
UFOをテーマとした展示館「UFOふれあい館」などの施設もある、ということで
是非一度行ってみたかったんですね。
UFO関連の公共施設というと石川県羽咋市の「コスモアイル羽咋」が
展示されている資料の希少性などから「隠れた穴場」などと言われることが多いですが
こちらは町おこしがメインで見た目のインパクトや面白さを重視しているというか
かなりB級なノリに舵を切っている感じですね。

というわけで東北本線とJRバスを乗り継いで「UFOの里」バス停に到着。
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いわゆる市営バスや町営バスではなくJRバスということで
運賃が高めな気がしましたね。
乗車時間25分で700円ってどうなの……? 往復で1400円ですよ……?
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それと仙台~福島間のWきっぷが2024年9月で廃止になってしまうようなので
恐らく利用は今回の日帰り旅行が最後になりますね。

仙台~福島間のWきっぷは割引率が4割以上と
他方面のものと比べても破格の値段設定だったので
廃止するならここから……というのは売上的に理解は出来ても残念なのです。

10月からは新たに「新幹線eチケット」での割引キャンペーンが始まるようですが
仙台~福島間は新幹線で行くには微妙な距離なので割引でもかなりの割高感がありますね。
奥羽本線(山形線)もそうですが新幹線が主流になると
在来線が割りを食う形になるのが地元民には困りどころさんなのです。
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そんなわけで交通費の話が長くなりましたが
UFOをテーマとした公共施設「UFOふれあい館」の脇にある登山口に入り
千貫森山頂の「UFOコンタクトデッキ」を目指していよいよ散策スタートです。
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……いやー予想外にキツいっす。
千貫森「公園」「UFO道(=遊歩道)」という名前や
地図に書いてある往復40分程度という時間などから油断していたというか
高尾山くらいの感覚で楽に登れると思っていたんですが
蓋を開けてみれば思いっきり本格的な登山道。

そして山とは言え低地なので気温は30度を軽く超えており
クッソ暑くて草まみれ、虫も大量に集まってきて疲労困憊。
大量に存在する「マムシ注意」の看板が精神的にもダメージを与えてくれます。
幸いマムシには遭遇しませんでしたがトカゲはたくさんいました。
足元でチョロチョロしてるとマジでビビるんよ……。
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道中に点在する宇宙人の石像が癒しです。

別に登山をしに来たんじゃないのに、観光に来ただけなのになんでこんなことに……。
などと思いながら30分ほどでようやく山頂の「UFOコンタクトデッキ」に到着。
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いやーさすがにここまで来ると気持ちいいです。
眺めはいいし風も吹いていて涼しさすら感じます。
「コンタクトデッキ」の名前の通りUFOを呼ぶならここからが一番だそうです。
ベントラーベントラー。
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ちなみに後日Googleマップで登山口から山頂までのルートを調べたところ
途中の道がどうしても反映されず14m、徒歩1分という数値しか出てきませんでした。
磁場が歪んでますねこれは……。

そしてせっかくなので下山では別の道を選んだところ
最初の登山口からは徒歩で5分ほど離れた小手神社に到着。
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建物こそ古くて無人なんですが
御神馬堂や道祖神、門の両脇には風神・雷神像もあったりと
しっかりと立派な地元の神社って感じですね。
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「誘宝道祖神」は一見ギャグでやってるのかとも思いましたが
文章を読んでいくと飯野町がUFOの町として有名になったのがかなり古いことが分かり
その歴史の長さに感心したりもします。

それとこの分野に関しては素人なのですが
こちらの看板に書いてある「寛文年中(1661~1672)」は恐らく「寛永」の誤植ですね。
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別に年代や年号を細かく覚えていなくても
「1660年~1670年代に伊達政宗が存命しているのはおかしいぞ」と
感覚的に気づいてほしいところではあります。
自分も年号は覚えてないですし看板などをじっくり読むタイプでもないんですが
流し見で普通に「……ん?」と引っ掛かりましたからね。
この看板は設置されてから20年ほど経つようですが誰も気づかなかったんでしょうか。

ちなみに10メートルほど離れたところにある古い説明版では
ちゃんと「寛永年間(約350年前)」と正しい情報が書かれていました。
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単なる誤植なら仕方ないとも思えるんですが
新しいほうでは西暦でわざわざ間違った情報を付け加えている……と考えると
何だか謎が深まってきます。
とりあえずUFOと宇宙人のせいにしておきます。

後半につづく。

福島県飯野町に日帰り旅行に行ってきました。(2) ~UFOふれあい館~
https://tktkgetter.com/blog-entry-1565.html

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   旅行・展覧会・イベント等, 雑記

今年7月にサービスが開始した『ゆるキャン△』のスマホ用パズルゲーム
『ゆるキャン△~ぱずるキャンプ~』(通称:ぱずキャン)。
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自分も事前登録をして初日から欠かさずデイリーミッション等をこなしているんですが
つい先日初めてガチャに挑戦してみたのでこれを期にいろいろと書いてみたいと思います。

で、なぜサービス開始から1ヶ月半の間も1度もガチャをしていなかったかというと
星3の綾乃ちゃん待ちだったからなんですね。

食玩の「ゆるキャン△ SEASON3 COLLECTION」を箱買いしました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1548.html

自分が『ゆるキャン△』で一番好きなキャラは綾乃ちゃん、というのは
ブログでは何度か書いているんですが
本作『ぱずるキャンプ』ではサービス開始時の時点では
最高ランクである星3の綾乃ちゃんは未実装。

深い悲しみと共に「実装されるまでガチャは一切やらないぞ」と決意して
初期キャラ+配布キャラのカード3枚だけで淡々とプレイを続け
事前登録報酬やデイリーミッションで貰える無料コインをひたすら貯めていたんですよ。
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そして先日9/16についに待ち望んでいた
星3の綾乃ちゃん実装+ピックアップガチャが始まり
それまで溜め込んでいた約80連分の無料コインを全てガチャにつぎ込んだのです。
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やったぜ……!(感無量)

というわけで念願の星3綾乃ちゃんを入手して
もう思い残すことはないとばかりに残りのコインやチケットを全消費したんですが
何だかすごく運が良かったのかほぼ全員の星3カードが手に入ってしまいました。
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無課金です(ドヤ顔)。

ちなみにこのゲームはキャラの数やレベルの高さがスコアに直接関わっているため
どんなに頑張っても70~80万くらいがベストスコアだったのが
あっという間に700万超えになってしまいました。
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10倍だぞ10倍。いやさすがに極端すぎるだろ……。
ランキングも12000位くらいだったのがあっという間に3ケタです。

というわけで念願の綾乃ちゃんがホーム画面で動いてくれるようになり
個人的にはモチベーションが高まっているところなんですが
正直この『ぱずキャン』については
いつサービス終了してもおかしくないんじゃないか、と戦々恐々としている状態です。

ゲーム自体はもはや使い古された3マッチパズルで可もなく不可もないんですが
毎週更新されるプレイヤー同士のランキング争い、対人要素がメインであるにも関わらず
先述したようにキャラの数やレベルがスコアに直結する形なので
今どき珍しいくらいのガチャで殴り合うゲームになってしまっているんですよ。

広告を見てスタミナが回復、1ヶ月パスの購入で広告が消えるシステムなど
昨今ではインディーズゲームでしか見なくなってしまった要素にも首を傾げたくなります。
通常なら1万円で11000コインのところを初回限定で12100コイン(+10%)
というのも最近のゲームとしてはかなり渋いと思います。

更にパズルゲーム本体は60秒制限のあるタイムアタック一択であり
「のんびりじっくり考えて遊ぶパズル」からかけ離れてしまっているのも残念なところ。
3マッチパズル自体が運ゲーだと言われればそれまでなんですが
現状のタイムアタックのみだと明らかに
適当に素早くやったほうがスコアが出てしまうのです。
キャラが増えてスキルが充実すればするほどその傾向は強くなります。

一度だけ行われたイベントミッションの仕様を考えても
恐らく周回を重ねるスタミナ課金システム、っていうのが前提にあり
それに合わせて1プレイの時間を少なくさせたいっていうのがあるんだと思いますが
個人的には時間制限よりもパネルを動かす回数に制限をかけるほうが好きなのです。

というわけでゲームデザイン的にはいろいろと「うーん」と思ってしまうところがあり
サービス開始1ヶ月半にして早くも
「『ゆるキャン△』ブランドだけで延命している」雰囲気をひしひしと感じてしまう
こちらの『ゆるキャン△~ぱずるキャンプ~』。

本ゲームでしか聞けないような報酬獲得ボイスなどもあり
サービス終了で全てなくなってしまうのは寂しいので
これだったら最初から1500円くらいの買い切りパズルゲームを出してくれたほうが
良かったんじゃないかなあ、とも思うのです。
対人要素抜きでもエンドレスモードとちょっとしたシナリオさえあれば
好きなキャラで延々と遊び続けられると思うんだけどなあ……。

サービス開始からそう経ってないのにこんなことを言うのもアレなんですが
課金周りも含めてぶっちゃけ長く続くビジョンが全く見えないゲームなので
早くもオフライン版に期待してしまうのです……。
ストーリーモード等の実装があれば一発逆転もあるかと思うんですが……。

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  アニメ・漫画, ゲーム

仙台市博物館で9/10より始まった特別展
「親鸞と東北の念仏 ひろがる信仰の世界」に行ってきました。
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親鸞は『歎異抄』と合わせて数年おきくらいにブームが起き
新聞広告や書評で注釈本やら解説本が出てくるイメージがありますね。
親鸞をテーマとした展覧会も全国の博物館等でかなり頻繁に行われている印象です。

それと今回の展覧会は仙台市博物館の「再開館記念企画第3弾」の位置付けらしいですね。
第1回の「こりゃ めでたい」で再開館を祝って
第2回の「大航海時代へ」で博物館が所蔵する国宝をアピールして
今回は東北地方全体をテーマとした展示……ということになるんでしょうか。

仙台市博物館の企画展「こりゃ めでたい」に行ってきました。(2024年4月)
https://tktkgetter.com/blog-entry-1537.html
仙台市博物館の特別展「大航海時代へ マルコ・ポーロが開いた世界」に行ってきました。(2024年8月)
https://tktkgetter.com/blog-entry-1552.html

そんなわけでこちらの「親鸞と東北の念仏」ですが展示は全4ブロックに分かれており
親鸞本人やその教えから始まって系図や教えの正当性を主張した覚如の活躍、
中盤以降は東北地方の寺院に残っている多数の絵像などを紹介し
最後は戦国時代の石山合戦……と
浄土真宗の数百年の流れをじっくりと追っていく構成。

第1ブロックでは親鸞の偉業を中心に据えており
国宝の『親鸞影像』や『教行信証』が展示物の目玉ですが
その他にも親鸞直筆と伝えられる名号や文書などが多々展示されており見所が満載。
親鸞の曾孫に当たる覚如については
生涯に二度松島を訪れたエピソードについてかなりのスペースを割いており
テーマの1つである「東北地方との関わり」についてもしっかりとアピールしています。

そして中盤以降は大量の名号や絵像が中心となり見ているだけでありがたさMAX。
最後には戦国時代にまで突入し
ゲーム『信長の野望』では「一向一揆起こしてくるやつ」でお馴染みの本願寺顕如や教如、
高い戦闘能力でプレイヤーを苦しめてくる下間頼廉の文書などもあり
しっかりと楽しませてくれます。
戦国期についてもここまで多数の展示があるとは思いませんでした。
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ちなみに「特別展示」の国宝『三十六人家集』は第2ブロックの途中にありました。
展示の構成的にはかなり唐突感がありましたがスペースの兼ね合いもあったんですかね。

というわけで面白い展示物がたくさんあってゆっくりじっくり見ることが出来たんですが
展示の前半~中盤までは正直かなり敷居が高いというか
親鸞や浄土真宗についてのある程度の予備知識が必要なのではないか、とも感じましたね。
年表や地図を使った解説がほとんどなく
浄土真宗の教えそのものについての説明もほぼ皆無のまま
「正しい教え~」「系図の正当性~」などの曖昧な表現だけで進んでいくので
知らないと完全に置いてけぼりになってしまうんじゃないでしょうか。
自分は大学でちょっとだけ中世宗教史をかじっていたので致命傷で済みました。

特に仏教用語としての「他力本願」は誤解を招きやすいものなので
「平安後期の末法思想を前提としての自力・他力」の話は一番最初に必要だと思いましたし
親鸞の転機となる「六角堂での夢告」についてももうちょっと解説があればなあ、と。
展示物に「恵信尼絵像」があって当然のように「親鸞の妻」と紹介されているんですが
親鸞の肉食妻帯についての説明はなかったですからね。
そのあたりはもうちょっと親鸞の伝記的な紹介文がほしかったところです。

個人的には絵像や名号あたりの知識があまりないので
そのあたりの分析、各部の紹介みたいなものがほしかったですね。
展示解説を読む限り「後光(光明線)の本数や角度から時代がある程度特定できる」
みたいなんですがどういう理屈なのかがさっぱり分からなかったので
そのあたりの分析・研究史的な部分を詳しく知りたかったです。

それと恐らく国宝の貸出・借受スケジュールの関係だと思うんですが
今回の展覧会は初日が9/10の平日、というのがかなり変則的に感じましたね。
こうした特別展・企画展は初日が土曜日で最初の週末が大混雑……というのが常なので
初日が平日なのはかなり珍しい気がします。
展覧会の開催のニュースや評判は土日以降に口コミで広まることも多いので
結果として初週がかなりの穴場となっていた気がします。
初週に行ってこんなにのんびりじっくり観られたのは初めてです。うーん大満足。
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ちなみに出口のミュージアムショップではクリアファイルの他に生八ツ橋を購入。
いや別に八ツ橋が大好物ってわけではないんですが
展覧会の名前が印字された特別デザインのパッケージに惹かれて思わず買ってしまいました。
値段も10個入り650円と手頃でしたし。
逆にクリアファイルは1枚500円でやたらと高かったですね……。

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   旅行・展覧会・イベント等, 雑記

せんだいメディアテークで現在開催中の展覧会
「ごはんといのちのストーリー展 わくわくフォトパーク」に行ってきました。
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こちらの展覧会は創価学会の主催ということで
数年前に足を運んだ「わたしと宇宙展」と同じパターンになりますね。

せんだいメディアテークの「わたしと宇宙展」に行ってきたよー。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1286.html

自分は政治と宗教と野球と車と腕時計の話はしないことにしているので
そのあたりはノーコメントとさせて頂きますが
「宇宙」といい「食」といい
自分が興味があるもの、面白いと感じるものをピンポイントでやってくれるのは
何であれ嬉しいところではあります。
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そんなわけでこちらの「ごはんといのちのストーリー展」、
比較対象は東北歴史博物館で9月末まで開催中の「和食」展になると思うんですが

東北歴史博物館の特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」に行ってきました。(2024年8月)
https://tktkgetter.com/blog-entry-1553.html

こちらは入口でマスコットキャラがお出迎えするなど
「和食」展と比べると会場の雰囲気などは完全に子供向けの印象。
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副題に「フォトパーク」とあるように写真撮影スポットも多く
その他にも各場所のスタンプを重ねて押すことで絵柄が完成する
スタンプラリー的なポストカードが用意されていたり
豆を箸で運ぶゲーム、自分だけのオリジナル弁当を作るコーナー、絵本コーナー、
展示に関連したクイズに挑戦するコーナー、と遊びの要素も盛り沢山。

ただテーマとしては自分が期待していたものとはちょっと違っていたというか
いわゆる「命を戴くいただきます」の話に始まって
環境問題、食生活の変化やバランスのいい栄養素の話、
SDGsに関連してのフードロス問題や昆虫食への言及、そして防災、と
パネルの文章だけを追っていくとやたらと説教臭い話が多かったのが気になったところ。
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扱っているもの自体は「和食」展に近いものはあるんですが
食の歴史や発酵の化学式などの学問的な説明を最小限に抑えたぶん
道徳的な説教臭い部分だけが強く残ってしまったなあ、といった印象があります。

遊んだり写真を撮ったりするのがメインならいいんですが
自分のようにパネルをじっくり読んで食べ物について知りたい、と思っていると
そのあたりで引っ掛かってしまうんじゃないでしょうか。
焼き鳥の部位の紹介なんかは普通に楽しめるんですけどね……。
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それとこちらの「小学生の好きなものアンケート」は
いろいろ考える余地があって面白かったです。
細かな順位の変動はあっても上位のラインナップはそう変わらないことが窺えますし
平成に入って新たに「焼肉」「ピザ」「ポテトフライ」がランキング入りしたのは
80年代以降にハンバーガーや焼肉のチェーン店、宅配ピザ等が登場し
子供たちにとってそれらが一気に身近なものになったから、みたいな分析も出来ますね。
単にランキングを羅列するだけじゃなくてもうちょっと踏み込んで
アンケートから何が分かるか、みたいな解説もあれば良かったなあ……と。

そんなわけで全体としては
「面白かったけどちょっと押し付けがましいところがあるなあ」
という感想となった「ごはんといのちのストーリー展」。
自分のように「食べ物の面白い話、美味しそうな話を読みたい」と期待していると
ちょっと肩透かし感はありますが
メインはフォトスポットや遊びのコーナー、そのついでに子供たちに
ちょっとだけ食べ物や地球の未来について考えてほしい……みたいなコンセプトだと
こんな感じの展示になるのかなあ、とも思います。
無料で入れる展覧会に文句言っちゃあいけないぜ。

あ、それと数年前の「わたしと宇宙展」では会場にスタッフが何人もいたり
受付でもらった封筒に学会の冊子やチラシが入っていたりしたんですが
今回の「ごはんといのちのストーリー展」ではそういったものの配布は一切なし。
近年のアレやアレもあって展示とは関係のない勧誘や宣伝と見なされるような行為は
自粛している……みたいなこともあるのかなあ、と。

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   旅行・展覧会・イベント等, 雑記

今年の7月から配布が始まった名取市のマンホールカード
「鉄道むすめ 杜みなせ マンホールカード」をもらってきました。
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マンホールカードは本気で集めようとすると完全に沼というかとんでもないことになるので
仙台や多賀城など地元のものや旅行先でタイミング良く手に入ったものだけを
ちまちまと集めている感じです。
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そんなわけでこちらの「鉄道むすめ 杜みなせ マンホールカード」ですが
配布場所がイオンモール名取にある「尚絅学院大学 地域連携交流プラザ」というのが
非常に珍しいパターンな気がしますね。

「鉄道むすめ 杜みなせ マンホールカード」の配布を開始いたしました|名取市公式ホームページ(下水道課)
https://www.city.natori.miyagi.jp/page/22491.html

マンホールカードの配布場所は公共施設や駅の観光案内所などのことが多いので
ショッピングモール内にある私立大学の施設、というのはかなり意外です。
個人的には名取駅や仙台空港駅あたりが妥当だと思っていたんですが
名取駅では既に「市政施行60周年マンホールカード」のほうを配布していますし
仙台空港駅ではこれ以上業務を増やせない、みたいな事情もあったんでしょうか。
マンホールカードは配布時にアンケートを取ることが必須みたいになっているので
一人一人に対応していると結構大変だと思うんですよね。

そんなわけでイオンモール名取の
「尚絅学院大学 地域連携交流プラザ」に初めて足を運んでみましたが
想像していたのとはちょっと違う空間でしたね。

大学の公開講座の会場などで使われている……ということだったので
学生たちの活動のパネルや公開講座の写真やチラシ、ポスターなどが
所狭しと並べられているような部屋を想像していたんですが
実際はこんな感じでした。
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おおぅ……(困惑)。

広々した空間の中心に鎮座する各種レプリカ、
その一方で奥に追いやられた大学のパネル、
受付の人も一人しかいませんでしたし
もはや「マンホールカードを配布するためだけの空間」と化しています。
アニメ・漫画系のマンホールカードは遠方からの需要も多いこともあって
積極的に看板や等身大パネルでアピールしているのも結構見かけますが
それでもここまでマンホールカード一色になっている配布場所を見るのは初めてです。

それと配布時に回答するアンケートが
QRコードからGoogleフォームで回答するスマホ形式だったのが新鮮でしたね。
今まで貰ってきたマンホールカードは手書きのアンケートがほとんどだったので
Web形式はちょっと大学っぽい感じもします。
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そんなわけで目当てのマンホールカードを手に入れて
せっかくなので駅の北側出口に設置してあるマンホール本体もぱぱっと撮影です。
駅からモール側とは反対に降りるとすぐなので電車の待ち時間が数分あれば余裕です。

ちなみにマンホールカードとは全く関係ないんですが
こちらの漫画『フードコートで、また明日。』を読んでいたら
舞台になっているのがイオンモール名取のフードコートでびっくりしました。
予備知識なく手にした本で不意打ちのように見知った景色に遭遇して驚くことがあるのです。

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鉄道むすめコレクション

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   トレーディングカード, 旅行・展覧会・イベント等, 雑記, コレクション