闇の帝王の正体や封印されたミネルバXの記憶など
前巻で示された謎が次々と明かされストーリーが大きく進んだ
『真マジンガーZERO VS 暗黒大将軍』の単行本第6巻が発売。

今回は新世界の謎解きがメインであり
特に前半部分は過去に飛ばされたDr.ヘル=闇の帝王の長大な時をかけた計画が
ヘルの視点で語られるという一風変わった展開。
両親の描写や一つ一つの出来事に一喜一憂する人間味のあるヘルなどは
桜多吾作氏の短編『闘え!!Dr.ヘル』をオマージュしている感じだね。

また十蔵とヘルが「世界の偶然が生み出した遺伝子の一致した存在」ということが
明らかになったのも一つのポイント。
この二人は短編『マジンカイザー新魔神伝説』ではクローンだったりと
「似た者同士、表裏一体」の存在として描かれることが多いけど
本作でも興味深い関係になっている模様。
この遺伝子の一致というのも単なる偶然じゃなくて何かウラがありそうだなあ、と。

そして後半は大きく雰囲気を変えて地獄大元帥との一大決戦が話の中心。
Z対ヘルの戦いがメインに描かれているため
グレートと暗黒大将軍の死闘、剣造博士の最期など
他の状況がダイジェスト気味に消化されてしまっているのがちょっと気になるけど
やっぱりマジンガーの物語は甲児とヘルのもの、という考えなのかな。
しかしグレンダイザーモザイク処理のアレは
文字通り「住む世界が違う」で退場なんだろうか……。
ミケーネ文明が「なぜかロボット工学だけが発達している」という部分には
『グレンダイザー』や『ゴッドマジンガー』のような
外宇宙からの干渉があったからだと思うんだけど。

また「ヘルを倒したらZEROと決着を付けて全ての並行世界を救う」という
あらゆる並列世界と繋がった甲児の最終目的? が語られたのも気になるところ。
まだまだ謎が多いストーリーだけど
物語の終着点が朧気に見えてきた感じなんじゃないかなあ。
何はともあれ次回が楽しみ。

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愛蔵版 真マジンガーZERO(1)

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, 真マジンガーZERO

40年の時を経て新生し「チャンピオンRED」で連載中の
『グレンダイザーギガ』の単行本第1巻が発売。
海外で圧倒的な人気を誇る『グレンダイザー』だけあって
販促のプロモアニメが制作されたりとかなり力の入った宣伝がされている感じだね。

『Zマジンガー』の時には「疾走感をイメージして
Zとマジンガーを逆にするネーミングを思いついた」と言っていたけれど
今回の『ギガ(巨神)』はどちらかと言えば
守護神的な力強さをイメージしたネーミングなのかなあ、と。
グレンダイザーにマントを羽織らせたりするアレンジは
『マジンサーガ』的なアプローチで結構好み。

そんな第1巻はまだ始まったばかりということで
主人公リュークと彼を取り巻く人々の紹介、といった感じ。
敵の目を欺くために記憶を消去する、というのは
『デビルマンレディー』を彷彿させるパターンだね。
またひかるさんがまさかのキューティーハニーに変身し
リュークよりも目立って活躍しているあたりは
チャンピオンREDで過去に掲載された一連の「~対~」シリーズを思い出すなあ。

しかしアレだね。馬での登校やリュークのモテ描写などのレトロな部分が
他の要素が現代風アレンジをされている中で
異彩を放っているというかシュールというか。

そんなこんなでハニーの登場を始めとして
過去の永井豪作品を思い起こさせる要素も随所に入っており
「永井豪本人による現代リメイク」な雰囲気はよく感じられるんだけど
残念なのが一部の作画がヘタレてしまっているところ。
『激マン!』や『デビルマンサーガ』との同時連載でマンパワーが取られているせいか
上記の二作品と比べると差は歴然。うーん。

っていうかこれ『スーパーロボット列伝』とかと同じアシスタントじゃないかな。
メカの顔の描き方がそっくりな気がする。

   

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  アニメ・漫画, ダイナミック系

2015/04/19までの進み具合です。今週はこんなことをしてました。

・データベースの整理
・実績の設定
・キャラチップの作成、加工

えーとまあ例によって本筋は進められない状況です。
アイテムをIDで管理しなきゃいけない部分がすごい多くなってしまったので
数日かけて全てのアイテムを並び替えてました。
これちゃんとやっておかないと間違いなく後で大変なことになります。

そして今週一番時間がかかっていたのがこちら。

 20150419.jpg

臼井の会」様のActor122、125、134の横向き待機キャラチップです。
待機系チップはとにかく使い勝手がいいので出来れば全キャラ分ほしいんですが
無い物ねだりをしてボーッと待っていても仕方ないので
自分でやっちゃるぜ、とばかりに自前でチマチマ加工してでっち上げました。
本気でキャラチップに挑戦したのは実は初めてだったり。
慣れてないこともあって時間はかかりましたが
意外と自然な感じに出来たような気がします。

とりあえず3人分やってみましたが
残りの人たちに関しては必要に応じて増やしていく予定です。
とにかくある程度自分でやれるってことが分かったのでだいぶ気分が楽に。
ひゃっほい。

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  妖鬼少女(現在制作中), RPGツクール

今月20日発売の『グレンダイザーギガ』の単行本の販促アニメが
ダイナミック企画のHPから観られるということでさっそく視聴。
単行本販促のためのショートアニメは少年誌を中心に結構あるけれど
永井豪作品でやるのは今回が初めてなんじゃないかなあ。

 

せっかくなので当ブログにも貼ってみました。
しかしこのプロモアニメのキャラデザはアレだね。
絶妙な古臭さというか
絵柄を現代風リメイクしようと頑張ったけどちょっと無理でした的な感じというか。
このリデザインの方向性はかつての「著名作家シリーズ」を思い出すなあ。
まあメカアクションがグリグリ動いていて格好いいからとにかくよし!
あと動画のサムネがガイキング・ザ・グレートに見えて仕方ない。

とまあ短いながらも完全新作アニメが作られた、ということで
デビルマン、マジンガー、ゲッターの40周年の時以上に力が入っている感じだし
もしかしたらアニメ化を狙ってたりするのかもしれんねこれ。
十数年前の『Zマジンガー』も連載当時は「アニメ化進行中!」って言われてたから
マジンガー漫画はある程度アニメありきで動いてる部分もあるんじゃないかなあ。
Zマジンガーは結局立ち消えになったみたいだけど。


ケーブルTVの有料チャンネル「AT-X」で2000年代前半に放送された
『魔王ダンテ』『魔獣戦線』などの著名作家作品のアニメ化シリーズ。
一時期Yahoo動画で無料配信されてました。
ぶっちゃけクッソ低予算で全く動かないひどい微妙な作品が多かったんだけど
『神世紀伝マーズ』『バロムワン』あたりは地味に結構好きだったりします。

   

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  アニメ・漫画, ダイナミック系

というわけで先日購入した「HG 1/144 ガンダム G-セルフ」が完成しました。
いつものようにスミ入れとフロントアーマーの左右分割のみの簡単制作です。

 20150413-1.jpg 20150413-2.jpg 20150413-3.jpg

HGのGセルフは「最新のプラモにしては微妙」という評価をされているみたいですが
作りはしっかりしているし個人的には全く問題ないと思います。
なんだいいじゃないこれ。

まあ確かに本編デザインとはなんか違うというか
特有の丸っこさが薄れて普通に格好良くなっちゃってる感じはしますが
ガンプラとしてこういう方向性になるのは仕方がないのかなあ、と。

 20150413-4.jpg

そして宇宙用パック。
かなりの大きさでボリューム感はあるんですが
色が本編よりもちょっと濃すぎというか
妙にくすんでいる感じでGセルフ本体に合わないような気もします。
色分けも少ないし。

そんなこんなでGセルフ本体には大満足だったんですが
宇宙用パックはちょっと微妙な感じです。うーん。
あとクリアパーツがボロボロ落ちるので仕方なく接着剤でくっつけました。

ちなみにクリアパーツと一部のシールはブラックライトに反応して光る、
ということでこちらも試してみました。

 20150413-5.jpg

デジカメだとちょっと分かりにくいんですがこんなふうになります。
青いパーツの上にわざわざ青いシールを貼るのに抵抗があって
正直いらないギミックだと思ってましたが意外にイイ感じです。
っていうか百均のブラックライトが普通に使えるのにびっくりだわー。

   

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  プラモデル, アニメ・漫画, 玩具