第03話「おおかみさんうさぎとかめの醜い争いに巻き込まれる」

ある日、大神さんたちの元に御伽銀行の部員でもある浦島くんが助けを求めてくる。
その原因は学園の渡り廊下で衝突した乙姫さんと2年生の宇佐見さんだった。
小学生の頃の同級生だったという浦島くん、乙姫さん、宇佐見さんの因縁。
ミスコンでの決着を約束した乙姫さんと宇佐見さんの争いは
いつしか〝本当に大切なもの〟から目を背けさせ、
勝利のみに目的を違えた醜い物へと変わっていく…。

大神さんと亮士くんは小休憩で浦島くんと乙姫さんのメイン回。
お互いの情報操作の内容だけを見ればかなりドロドロした話なんだけど
テンポのいい台詞回しやナレーション、BGMのリズムの良さなどが相まって
全く暗さを感じさせず上手い具合にギャグ展開へと昇華。これは演出の大勝利。
ミスコンでの最終的な得票数がやけに極端なのもマンガ的な演出と見れば問題なし。

そして何と言っても今回のMVPは見た目も性格もイケメンの浦島くん。
回想シーンで手足とか顔のパーツ、瞳などを褒めるところでは「おお」と思ったり。
「モテる男は女性を褒める時に全体ではなくピンポイントに褒める」
って前に何かの本で読んだことあるけどまさにそれを体現。
とは言え個人的には〝※ただしイケメンに限る〟を付けたいところ。

とまあ浦島くん一人勝ちだった今回の話。
裏での御伽銀行の活躍があったとは言えこれ女性陣が完全にピエロだよなあ。
何かごく普通に〝めでたしめでたし〟になってるけどいいのかこれで。
前回の亮士くん大活躍もそうだったけど
全体的に男性の方が肉体的にも精神的にも強くて理解力もある感じに思えてしまう。
いや性差問題を語るつもりは全く無いんだけど。

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  アニメ・漫画, オオカミさんと七人の仲間たち

第02話「うそつきおおかみさんと亮士くん」

晴れて御伽銀行の一員になり、
憧れの大神さんを始めとするメンバーと共に活動するようになった亮士くん。
彼は野性的な強さと魅力を持つ大神さんにある種の違和感
─ 見た目と中身とが噛み合っていない ─
─ 強くあろうとするために「狼の毛皮を被っている」 ─
ことを敏感に感じ取り、またそこに惹かれてもいた。
そんな折「荒事は大神さんに」と、名指しの依頼が御伽銀行へと舞い込んでくる…。

覚醒した亮士くんがボーカル曲を引っさげて大活躍の巻。
特定の状況下でなら真価を発揮するキャラっていうのはよくいるし
それはそれで全く構わないんだけど
不良のボスまで亮士くんが拳でやっつけちゃったのはやりすぎじゃないだろうか。
・大神さん(攻撃)/亮士くん(防御)
あるいは
・大神さん(近距離攻撃)/亮士くん(遠距離攻撃)
というはっきりとした役割分担がされてるからこそ
この二人がパートナーになれるんだと思うし。
こういうのってどんどんエスカレートして
最終的に大神さんが単なる〝守られヒロイン〟なってしまう危険性もあるから
そういう意味でも亮士くんは拳で戦ってはいけないし
ましてやそれで敵をやっつけいけないと思うの。まる。

それともう一つ気になるのは亮士くんの性格が〝ヘタレ〟と
余りにも記号的に処理されてしまっているところ。
1~2話の彼の行動を追っていくだけでも
・姿を見せないまでも、大神さんを不良のナイフから助ける(第1話)
・大神さんに告白し、更に足を掴んで食い下がる(第1話)
・責任を感じ、御伽銀行の任務を完遂(第1話)
・大神さんを不良の鉄パイプから助ける(第1話)
・大神さんと共に不良に囲まれた時、一緒に戦おうとする(第2話)
・怪我を負いながらも学園へ戻り、部員たちに状況を報告する(第2話)
・大神さんを助けるための計画を立案、覚醒して大活躍、ボスまでやっつける(第2話)
と全くヘタレじゃない。
「人の視線が怖い/対人恐怖症=ヘタレ」とイコールに出来るものじゃないし
ここらへんの設定が「こいつはこういう設定なんだから」と少し押しつけっぽいなあ、と。

何はともあれ1話完結ながらも伏線がいろいろありそうだし
格闘シーンを一枚画の連続じゃなくてしっかりと動きで見せてくれてるのもいい感じ。
やっぱり格闘アニメの打撃音は聞いてて気持ちいいなあ。

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  アニメ・漫画, オオカミさんと七人の仲間たち

ここ1~2年で最新アニメの無料配信っていうのはかなり多くなって
放送中アニメの6~7割はネットで見られるんじゃないか、という現状。
期間限定とか録画できないとかの問題はあるにせよ
少なくとも「視聴」に関しては地域格差っていうのはかなり小さくなってるよなあ…
と、いろいろと各種配信サイトをチェックして「オオカミさんと七人の仲間たち」視聴決定。
理由はオオカミさんが凛々しかったから。
拳一つで戦う物理攻撃型の長髪姐御系キャラとか格好良すぎる。

というわけで、
第01話「おおかみさんと御伽銀行の仲間たち」
以下ネタバレありで感想。

いきなりバトルの導入部に始まって
大神さんの日常から亮士くんの登場、御伽銀行への依頼の顛末、
その中で10人近くいる部員たちメインキャラもしっかり紹介、
と盛り沢山の第1話。
キャラの元ネタなどがおとぎ話ということで
相関関係や性格がすんなりと頭に入ってくるのも強み。

しかしねこねこナックルはどうなんだろう。
せっかくの格闘アクションなのに何だか気が抜けるなあ。
出てくる不良たちがどれもこれも似たり寄ったり+ステレオタイプなのも気になるし。
…と思ってたけどラストの「もっと俺を蹴ってくれ!」(byテニスの王子様)で確信する。
ああそうか、コメディなんだ! これはギャグアニメなんだ!
というわけで本格バトルアクションだと思ってた自分の勘違いに気付きつつ次回に続く。
第1話のラストにオープニング曲を持ってくる構成はかなり好き。
平成版サイボーグ009とか鳥肌モノだったなあ。

自己主張が激しかったりキャラと会話をするナレーションが気になる人もいるらしいけど
正直この程度の悪ノリなんて真マジンガーに比べれば何ともないぜ!

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  アニメ・漫画, オオカミさんと七人の仲間たち

ヒーローマンとMR-1の決着の時は来た。
激しさを増してゆく戦闘の中、戦場は山奥のダムへと移ってゆく。
下流の住民の被害を厭わず、巨大ダムごとヒーローマンを破壊しようとするMR-1。
体が破壊されながらも、身を挺してMR-1の攻撃からダムを守ろうとするヒーローマン。
その両者の姿が報道され、人々がヒーローマンの姿に〝真のヒーロー〟を見出した時、
ヒューズによってフル稼働された発電所の全エネルギーがヒーローマンへと注がれる。

前回の予告を裏切らない全編良作画だった16話。
人々の誤解をどうやって解くんだろう、と思ってたけど
巨大ダムを巡っての分かりやすい対比がされており納得できるいい展開。
今まで何ともなかったのにいきなりエネルギー切れになったり
ヒーローマンってそう言えばハイパー化巨大化できたよなあ、
とかご都合主義的な部分がないわけでもないけど細かいことはいいんだよ!
敵味方共に30分大暴れのアクション回。ごちそうさまでした。
12~16話はまとめて観るとすごく面白そうなんだけど
それが出来ないのが無料配信組の悲しさ。

ヒーローマンがぐるぐると振り回されるとこなんか分かりやすいけど
今回、重量感よりも勢いを重視したマンガ的な画が多くて
「なんかガイナックスっぽいなあ」と思ってたら原画に「吉成曜」の名前が。
なるほどグレンラガンだ。
それを意識した途端MR-1が要塞型ガンメンっぽく見えてきたり。

贅沢を言えばそろそろヒーローマン・ブラスト以外の必殺技も見せてほしいなあ。
第3話から決め技と言ったらずっとこれだったし、もう少しいろいろやってほしい。
OPで見せてくれてる超電磁スピン(仮)とか
貴様には飛び道具はないだろう!→超電磁砲な流れとかちょっと期待してたのに。

ともあれ今回でストーリー的にも一件落着。
センターシティへと戻り家族に迎えられるジョーイ。うん、いい最終回だったね。
…とは行かず次回は謎のダークヒーロー登場+新展開でもうちょっとだけ続くんじゃよ。
2クールの全26話だとすれば次回が終章の開幕になるんだろうか。
どうでもいいけど公式のスタン・リー予告がネタバレすぎて困る。

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  アニメ・漫画, HEROMAN

少しずつ進めてたレディアントマイソロジー1もついに最終クエストに突入。
しかしクエスト達成率はまだ40%ほど。
なるほど作業ゲーと言われる理由はこれか。
でもこういうちまちましたの好きだし
もしかしたら100%までやってしまうかもしれない。

  

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