というわけで先日購入して少しずつ作っていた
「MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0」が完成しました。

 20160517-1.jpg

MGシリーズは初代のガンダムVer.1.0以来ということで
内部フレームを組み立てたりするのも初めてのことだったんですが
いやーこれすごいですね。
「この組み方で本当に合ってるの?」と不安になってしまうような緩い部分が
パーツを挟み込んで作っていくうちに
しっかりとスライド移動する間接に変わっていく、というのは
自分にとっては未知の感覚でした。

そんなこんなで十数年ぶりのMGシリーズということで
せっかくなのでいつものパチ組みにちょっと+αをしてみました。

 20160517-3.jpg

別売りの黄色LEDの組み込みです。
光が強すぎて内部から漏れ気味になってしまう、ということで
こちらのサイト様の記事を参考にクリアパーツに遮光処理を施してみました。
本格的な塗料は持っていないので手持ちのガンダムマーカーで塗っただけですが
ちゃんと光漏れは防げたので万事OKです。

 20160517-2.jpg

手首の交換です。
MGガンダム3.0に付属している「エモーションマニピュレーター」は
ランナーから切り離すだけで全間接可動の手が完成する、という
とんでもない技術のシロモノなんですが
その性質上、指が細かったりガッシリと握り拳を作るのが難しかったり
「別に手に表情を付けなくてもいいや」という時には
デリケートすぎて不安定さを感じてしまうんですね。
更にMGガンダムでは20m級のνガンダム(Ver.Ka)のものを採用しているらしく
やや手が大きめに感じてしまったので
カスタマイズ用のハンドパーツを購入して差し替えてみました。

選んだハンドパーツはこちらのコトブキヤのノーマルハンド。
バンダイ謹製のビルダーズパーツなどと悩みましたが
1/100のビルダーズパーツはΖ系やΖΖ系を想定しておりちょっと大きめ、
という話も聞いているのでこちらにしてみました。

 20160517-4.jpg 20160517-5.jpg

ちなみにちょっと加工するだけで武器の持ち手もバッチリでした。
エモーションマニピュレーターとは比べものにならないくらいの安定感です。
あまりにもガッチリ嵌って外れなくなってしまったので
どうせなら、とそのまま接着剤で固定してしまったのは秘密です。

 20160517-6.jpg

つや消しスプレーです。
これまた十数年ぶりとなるつや消し処理に挑戦です。
こちらもネットでいろいろと調べてそれっぽくやってみました。

 20160517-7.jpg

たぶんこんな感じにすればいいんだと思います。

そんなこんなで完成したMGガンダム3.0。
やっぱり1/100は存在感がありますねー。
以前にRGを作った時には「ちょっと多すぎじゃね」と思ったマーキングシールも
本体が大きいことでちょうどいい密度になっている気がします。
本当作ってて楽しかったです、はい。

ちなみに一番苦戦したのが初っぱなのコアファイター。
ちょっとあの翼の組み方は想像出来なかったわー。

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  プラモデル, アニメ・漫画, 玩具

早乙女研究所の地下に眠る「皇帝の欠片」により世界の謎が明らかになった
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第6話。

「皇帝の欠片=ゲッターエンペラーの一部」の判明に加えて
あらゆるゲッター世界が平行宇宙として存在しているという
ゲッターロボ版『真マジンガーZERO』的な世界観が一気に提示されたことで
今回で一通り状況が整理された感のある印象。
早くも「エンペラー」の名前が出てきたりと
予想していたよりもさくさくと謎解きが進んでいる感じだね。

とは言え「エンペラーの一部があらゆる世界に散らばった理由」
「不進化体の正体」などなど気になる謎はまだ残されているし
今後はそのあたりに言及していくことになるのかな。

そしてインベーダー的な喰われ方をされた元・人間に戸惑うリョウマと
そのあたりをしっかりと割り切り敵として処理する
ハヤト+ムサシの対比を描いたところで次回に続く。
正直このあたりはここまで壮大な世界観が提示された後だけに
妙にスケールダウンしたシチュエーションというか
竜馬がずいぶん矮小化されちゃった感じ。

清水栄一×下口智裕コンビ作品の主人公は
良くも悪くも現代的というか世の中を斜めに観ているようなナイーブさがあって
「力の使い道や戦う理由」で悩むことが多いけど
このあたりは次回かあたりでスッパリ解決させて
本作の竜馬クンにはあんまり悩まずに突っ走ってほしいなあ、と。
やっぱり「ゲッターロボ=竜馬の物語」みたいな印象は強いし。

そんなこんなで本作もいつの間にか第6話。
秋田書店のサイトによれば単行本の1巻が7月発売みたいだしこちらも楽しみ。

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ゲッターロボDEVOLUTION

なんか大きいガンプラをがっつり作りたいなー、という気分になり
衝動的に「MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0」を購入しました。

 20160509.jpg

 

ガンダム3.0は「RGを大きくしただけで新鮮味がない」という
あまり芳しくない評価がされているみたいですが
パチ組みしか出来ない自分にとっては
組み立ててシールを貼るだけで密度の濃いものが出来る
ディティールの細かい3.0はうってつけなのです。
Ver.kaのνガンダムとどっちにしようか最後まで悩みましたが
1体だけ1/100を飾るならやっぱり1stかなあ、と。

1/144のプラモは何だかんだで年に2~3体は作っているんですが
最後に1/100のものを作ったのはなんと今から十数年前
20年前に「究極のガンプラ」として鳴り物入りで登場した
マスターグレードの第1弾、ガンダムVer.1.0以来になります。

 

これです。
当時のものはすでにぶっ壊れて捨ててしまったんですが
頭が炊飯器みたいに開くギミックだけはやけに印象に残ってます。

ちなみにMGシリーズの対象年齢は15歳以上となっているんですが
購入当時の自分はまだ15歳未満。
変なところで律儀だったので15歳の誕生日が来るまで積んでた記憶があります。
発売から数年のタイムラグがあるのはそのせいです。

そんなこんなで十数年ぶりとなる1/100のガンプラ。
せっかくなのでじっくり作ってガンプラの進化を存分に味わいたいと思います。
今月末に出るRGクアンタとSDスペリオルドラゴンは予約済みなので
それまでに完成出来ればいいなあ、と。

  

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  プラモデル, アニメ・漫画, 玩具

前回の第4弾から約1年ぶりの発売となった
艦これの「艦娘クリアカードこれくしょんガム」の第5弾を購入しました。

 20160506-1.jpg 20160506-2.jpg

前にも書いた記憶がありますがトレカ系のグッズにはこだわりがあるので
特典カードも含めたフルコンプを目指してBOX(16パック)を3箱購入です。
さすがに第5弾ともなるとレア艦未実装の子が多いですね……(白目)。

というわけで全て開封した結果(96+特典3枚)はこんな感じでした。
横の数字が出た枚数になります。

■■■ノーマルカード■■■
No.155 Littorio 1
No.156 Roma 0
No.157 葛城 0
No.158 秋津洲 3
No.159 瑞穂 3
No.160 照月 0
No.161 高波 0
No.162 Libeccio 0
No.163 風雲 2
No.164 海風 2
No.165 江風 3
No.166 嵐 3
No.167 萩風 3
No.168 速吸 1

■■■改レアカード■■■
KAI 050 武蔵改 0
KAI 051 葛城改 0
KAI 052 翔鶴改二 0
KAI 053 大鳳改 2
KAI 054 祥鳳改 3
KAI 055 加古改二 3
KAI 056 鳥海改二 1
KAI 057 摩耶改二 0
KAI 058 阿武隈改二 0
KAI 059 叢雲改二 1
KAI 060 睦月改二 3
KAI 061 如月改二 3
KAI 062 暁改二 3

■■■レアカード■■■
R 042 Bismarck 1
R 043 Littorio 1
R 044 Roma 2
R 045 翔鶴改二 2
R 046 天城 1
R 047 葛城 1
R 048 龍鳳 1
R 049 秋津洲 2
R 050 加古改二 2
R 051 鳥海改二 1
R 052 摩耶改二 1
R 053 衣笠改二 2
R 054 川内改二 1
R 055 神通改二 1
R 056 那珂改二 1
R 057 阿武隈改二 1
R 058 大淀 1
R 059 睦月改二 1
R 060 如月改二 2
R 061 潮改二 2
R 062 初霜改二 1
R 063 Z1 1
R 064 Z3 2
R 065 朝霜 1
R 066 嵐 1
R 067 萩風 1
R 068 U-511 1
R 069 明石 2
R 070 香取 2
R 071 速吸 1

■■■シーズンカード■■■
S 001 祥鳳 1
S 002 高波 0
S 003 大淀 3
S 004 明石 0
S 005 時雨改二 2
S 006 夕立改二 2

■■■シーズンレアカード■■■
SR 001 祥鳳 1
SR 002 高波 1
SR 003 大淀 2
SR 004 明石 1
SR 005 時雨改二 2
SR 006 夕立改二 1

■■■特典カード■■■
特典 012 軽巡棲鬼 1
特典 013 北方棲姫 1
特典 014 防空棲姫 1

 20160506-3.jpg

きた! 特典カードがダブり無しで揃った! いやっほぅ!
いやーこれは嬉しいです。
コンプリートを目指す際に最大のネックになるのがこの特典カードで
3箱ダブり、という最悪の事態も覚悟していたので。
それにしても第1弾の初回特典カードはとんでもない値段になってますね……。

 20160506-4.jpg

ノーマルや改レアはかなり偏りがありましたが
レア/シーズンレアがほぼダブり無しで揃ったのも嬉しいところ。
ただ今回はこれまでと違い30/69とレアの封入率が一番多いので
今までよりレアカードが揃いやすいアソートになっているのかなあ、と。

そんなわけで全72種のうち60種が手に入って残りは12枚。
個人的にはいい感じだと思います。はい。
しばらくお菓子には困りません。

 20160506-5.jpg

あ、あと今回から収録されるようになった期間限定グラですが
こちらはまだまだストックがありますし
第6弾は意外と早く来るような気もしますね。
しかし第3弾の水増しキラ付けカードはもはや黒歴史ですね……。

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  艦これ, トレーディングカード, コレクション, ゲーム

2016年5月1日に本邦初放送となったテレビドラマ版『幼年期の終り』の
第3章(5話~6話)「子供たち」の感想です。


第三章のサブタイトルは原作の「最後の世代」に対して「子供たち」。
進化した新人類も自分たちにとってはただの子供だ、という
このドラマ版が「滅びる大人たちの傲慢な視点による悲劇」であることが
ここからも浮かび上がってきます。

そんなわけで原作では進化を遂げていく子供を見守る親としての嬉しさと
それを見届けることが出来ない寂寥感、という
諦観と静けさによる美しい人類の最期が描かれていたんですが
ドラマ版では悲劇の部分が異様にフォーカスされ
子供を奪われた大人たちはオーバーロードを恨み、見苦しく抵抗し、
パニック映画さながらに「子供たちを返せ!」と絶叫する展開へとなっています。
そしてニューアテネは核爆弾で大爆発。なんだこれ……。

そしてオーバーロードたちの母星へと行ったジャン(マイロ)も
原作では崇高な覚悟と使命感、責任感をもって実況の任務を果たしたのに
ドラマではただただ混乱するだけで
涙ながらに「人間が生きていた証を残してくれ」と
カレルレンに懇願するという往生際の悪さとみっともなさを見せる始末。
……えーとぶっちゃけ彼まともに実況してません。
終盤の尺がかなりカツカツだったということもあり
(マイロがオーバーロードの母星で目覚めるのがラスト15分前!)
一番観たかったクライマックスが消化試合的に流されてしまったのは正直不満です。
こんな駆け足じゃ余韻も何もあったもんじゃないよ!
第1話のタイトルアバンからずっと引っ張ってこれはさすがに酷いです。

また映画ほどには予算をかけられないテレビドラマの宿命なのか
ふわーっと「浮遊感与えちゃったかな」的に飛んでいく子供たちや
文字通りに真空パックされるマイロには思わず苦笑してしまいました。
これが未来の冷凍冬眠技術なのか……。

あ、ただオーバーロードの宇宙船や母星の描写はかなりしっかりしてますし
オーバーマインドを「真っ白な空間に浮かぶ光の塊」として
ちゃんとビジュアル化してくれたことは評価したいと思います。
いくら陳腐になろうともこういう部分を見せてくれなきゃ
SF作品を映像化する意味はないと思うので。

というわけで要所要所は押さえつつも
大胆なアレンジを加えて映像化されたドラマ版『幼年期の終り』。
いろいろと原作との違いに関して不満を書いたりしてきましたが
「滅びゆく人類の悲劇の物語」として考えると
何だかんだで一本の面白い連続ドラマとして成り立っていると思います。
登場キャラが多く場面転換のテンポが良かったこともあって
6時間ぶっ通しでも飽きずに見続けられたことは事実ですし。

ただここまで主題と視点が外れてしまった本作は
もう『幼年期の終り』じゃないよなあ、という気持ちはもちろんあります。
正直自分が『幼年期の終り』の映像化で一番観たかったのは
クライマックスの全てが吹き上げられ光と共に消えていく美しい破滅の描写なんですね。
はっきり言うとストーリーは二の次で良かったんです(暴論)。
それこそドキュメンタリー番組みたいに語りと映像だけで進めてくれても良かったんです。
古典SFとして手垢が付きまくった『幼年期の終り』を今の時代に映像化するからには
やっぱり人間ドラマより映像的な部分で見せてほしかったなあ、と。

というわけで結論。
『幼年期の終り』の一つのバージョンとしてこういうのがあってもいいと思うよ!
でもやっぱり原作に忠実な映像化も観てみたい!
その時はもちろん映画館の大画面で!
そんな感じです。はい。

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  幼年期の終り(ドラマ版), SF小説