巻頭カラー&大判ポスターの付録で話題沸騰の
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第5話。

今回は竜馬の初陣が終わり三人のパイロットが初顔合わせ、
そしてついにこの世界の謎が……! という次回が非常に気になる展開。
「研究所の地下に眠る秘密」ということで
ドラゴンか? はたまた真ゲッターか? と身構えていたら
ここでまさかの「皇帝の欠片」なるオリジナル要素の登場。
まあサーガをそのままなぞっても仕方ないし
こういう独自のキーアイテムの登場は大歓迎です。はい。

しかし本作のムサシはいつにも増してコミュ力が高いというか
竜馬が落ち着いた暗めの性格にされたことで
その明るい性格が強調されているような感じがするね。
竜馬に「やっと自己紹介が出来るな」と笑いかけるところとかほんと爽やか。

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ところで今回倒した敵=不進化体のデザインって
鳥の羽のような耳、顎~頬にかけての三点ポッチなど
エッセイ漫画「ゲッターと私」に出てきた没デザインのゲッターが
モチーフになっている気がするんですよね。

もしかしたら「ゲッターに進化出来なかった者たち=不進化体」
的なニュアンスを含ませているんじゃないかなあ、と。

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ゲッターロボ 1

ゲッターロボ 1

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ゲッターロボDEVOLUTION

言わずと知れた夏目漱石の名作を大和田秀樹氏がコミカライズした
漫画版『坊っちゃん』の単行本が発売。

「ギャグ漫画家による古典文学の新解釈コミカライズ」というと
かの超問題作「罪と罰 (漫☆画太郎)」をどうしても思い出してしまい
ついつい身構えてしまうんだけど
こちらの『坊っちゃん』は主人公を女性化したことを除けば
意外(?)にも原作に忠実な展開。
たった数行で入学~卒業してしまったことをネタにしていたり
終盤のフルボッコシーンではちゃんと生卵をぶつけていたりと
細かいところで原作通りになっているのは
比較しながら読んでいると「おお!」と唸ってしまうところ。

そして何と言っても特徴的なのがキャラクターデザインの巧さ。
中でも坊っちゃん同様に女性として描きながら
「叡山の悪僧」っぽさをしっかりと残した山嵐は非常に自分好みのデザイン。
いやーさばさばとした女の子キャラは大好きなのです。

また「マドンナ」のキャラデザをアレにして
「彼女が幸せなら(心底)どうでもいいや」とすることで
原作にあった微妙な後味の悪さ、モヤモヤ感を完全に払拭しているのは
これまた巧い改変だなあ、と。

ただ赤シャツをシャアにして「3倍~」の台詞まで言わせてしまったのは
個人的にはちょっとやり過ぎかも、と思ったり。
『ムダヅモ無き改革』『機動戦士ガンダムさん』でブレイクした大和田氏は
パロディ漫画家としてのイメージも強いし
このあたりはファンサービス的な意味合いもあるのかもしれないなあ。

そんなこんなで主人公の女性化という大胆な改変がありながら
「だいたいあってる」感を存分に味わうことが出来る漫画版『坊っちゃん』。
デビュー作『たのしい甲子園』の太田さんから始まっている
大和田秀樹氏の「謎の説得力がある作風」が存分に発揮された快作です。

あ、ただラストの1ページには不満があります。
確か雑誌掲載時にはあの最終ページに
「清って誰よ!? とにかく完!」というアオリ文があったはずなんだけど
それが単行本ではカットされてしまっているんですね。
あの手の編集のアオリ文は単行本化の時には削られてしまうのが常なんですが
本作はあれによってラストがネタとして完成している部分もあるので
削ってほしくなかったなあ、というのが正直なところです。はい。

  

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  アニメ・漫画

アスカとの再会によって新たなるストーリーが動き出す
『デビルマンサーガ』の第29話。

というわけで今回は日本へやって来たアスカとの再会と
ジェニー(サイコジェニー)との出会い、という展開。
再び勇希が戦いに巻き込まれつつある……というのは分かるんだけど
やっぱり月2回の掲載だとこのスローペースは厳しいなあ。
『激マン!』は毎回リメイクパートを挟むことでメリハリを付けているし
こっちもアメリカでのバトルシーンなどを随所に挟んで動きを増やしてほしいね。

そして「サイコジェニー」という固有名詞が出てきたことで気になってきたのが
『サーガ』の世界に漫画作品『デビルマン』は存在しているのか、というところ。

『デビルマンレディー』の世界では『デビルマン』の漫画が出版されており
そのことが中盤以降のストーリーに大きく関わっていたけれど
『サーガ』の世界ではどうなのかなあ、と。

今回は「2020年に東京オリンピックが開催された」ことに触れられているけど
どの程度まで現実世界を反映しているんだろう。うーん。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

というわけで先日発表された
艦これ(Android版)の先行登録に当選しました。やったぜ。

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そんなこんなで気になるのが
Android版の画面レイアウトはどうなるのかなあ、というところ。
自分のAndroid機は10インチのタブレットということで
PC版と同じ画面でも全く問題なく操作が出来るんですが
公式サイドや通常のプレイヤーはまず間違いなく
「Android≒スマートフォン」というのを想定していると思うんですね。
そうなるとやっぱり画面は小さめになりますし
誤操作を防ぐためにメニュー画面周りは結構変えてくるのかなあ、と。
改修工廠なんていかにも「後から付け足しました」な感じでやりにくいですし
あそこらへんを改善してくれると個人的に嬉しいです。はい。

ところで今は完全にスマホ全盛の時代なので
PCとの中間とも言える大画面タブレットは帯に短したすきに長しというか
どうしても二の次にされやすいイメージがあるんですよね。
ネットとか見ててもAndroidは勝手にスマホ用サイトに飛ばされることがあるんですが
画像は引き延ばしされるわ文字は無駄に大きいわで
10インチだと見にくいのなんのって。

でもやっぱり動画や電子書籍はこの画面が一番いいんだよなあ、というジレンマ。

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  艦これ, ゲーム

というわけでカードダスのコレクション紹介の第2回目です。
前回に引き続いて今回もSDガンダムが中心。
今回紹介するのは復刻されていないシリーズがほとんどなので
もちろん全て発売当時のリアルタイム品となります。

「SDガンダム外伝スペシャル」シリーズ。

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ゼロガンダム編と黄金神話の間、
そして黄金神話と鎧闘神戦記の間の2回だけ発売された
総集編&予告編的なシリーズです。
騎士ガンダムが長く続いて一見さんお断り状態になっていたこともあり
簡単に歴史を振り返られる新規開拓のための特別編、
的な意味合いもあったのかもしれません。

「SDガンダム外伝スーパーバトル」シリーズ。

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カードに1からMAXまでの数値が振り分けられており
カードバトルで遊ぶことが出来るシリーズです。
ドラゴンボールのカードダスにも同系統のものが出ていた記憶がありますが
周囲にこれを集めていた人がいなかったこともあり
実は今でもルールが分かりません。謎です。

「ネオバトル」シリーズ。

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SDガンダムワールドからの流れで生まれた三つ巴ルールのカードダスです。
当時のボンボンなどではかなりプッシュされており
通常のSDガンダムから騎士、武者、Gアームズ、ガンドランダーなどなど
多くのキャラクターが登場、収録されていますが
「騎士ガンダムvsブラックドラゴン」が原作通りHP10000vsHP9999なのに
「スペリオルドラゴン」がHP1200だったりと
かなり謎な数値設定がされているシリーズでもあります。
途中からブラックホールやらトリプルスターやらが出てきて
HPなんてどうでもいいじゃん的なインフレを起こしていた記憶があります。

その他いろいろ。

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ワールドや武者、Gアームズなどのカードも
枚数は少ないですがちらほらと持っています。
このあたりは更に時代がさかのぼるのでカードもかなり汚いです。

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ちなみにこちらの3枚は
自分のコレクションでは珍しいTCGのシリーズ「モビルパワーズ」。
絶妙にマイナーな知名度のカードゲームです。
MTGの他、「ガンダムウォー」「スクランブルギャザー」などが流行っていた中で
これで遊んでいたのは自分含めて3人でした。ぎゃふん。

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  トレーディングカード, SDガンダム, コレクション