今回は気楽で身軽な1プレイヤーだ!
というわけでVIPRPG夏の陣2010作品を偉そうにレビューするよ!
当然ネタバレありだから嫌な人は注意してね!


No.01 終わらない夏2010
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ツクラーを助ける〝妖精さん〟の役割を剥奪された主人公「まさお」が
人間界で一人のツクラーとなって奮闘する見るゲ。
…というごく普通の紹介文を書いてる自分に疑問を抱いてしまうくらいに混沌とした内容。
いい意味でとにかくひどい。
作中作「ブライヤーンクエスト」のタイトル画面は必見。
ちなみにボンボン派なので四駆郎は未読。


No.03 もしもの短編集
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その名の通り数分で終わる短編の詰め合わせ。
単なる避けゲーかと思ったらアクションになったり
偽ムシャのミニゲームは死んだ場所で出てくるヒントが変わったりと
細かいところで力が入ってる印象。
ちょっとよそ見してたらエンディングが終わってて泣いた。


No.04 なんと今度こそ水煮が経済学講座しないksg(予定)
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重要語句の解説から確認テストまである本格派経済学講座。
経済学と一口に言ってもいろいろあるけれど
日本を対象にしたマクロ経済学ということで不況問題などかなり現実に即した内容。
対話形式なこともあって非常に分かりやすい。
ことあるごとに「大学行け」って語が出てくるけど
経済学部でもない限り経済学史や経済思想史の方面に行っちゃって
マクロ経済はノータッチな気がするなあ。
確認テストなんて無かったんだよ…。


No.06 見るゲコレクション NO-RIMIX
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まず起動時の演出で度肝を抜かれる。
内容はピクチャをふんだんに使った見るゲ…かと思ったらまさかの疑似3Dゲーム。
画面作りとしては「3Dエアホッケー」や「3Dブロック崩し」に近い感じ。
防御の判定はやや早めにされてるような印象を受けたけどどうだろう。
「締切」以降の敵がやってくる多段ヒットが怖い。ガリガリ削られる。
見る…ゲ? コレク…ション?


No.07 ここだけもしも世界闘技場
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限られたポイントを行動内容や攻撃力に振り分け、闘技場を勝ち抜いていくゲーム。
こういう「編成だけして後は見守るだけ」っていうの急かされなくて好きなんだよなあ。
好きなだけに作品の肝である編成部分のインターフェースがやや扱いにくいのが気になる。
手間がかかるのは分かるけど「数値入力の処理」や「選択肢の表示」を使わずに
画面上でピクチャのカーソルを動かす形式のほうがよかったなあ。
シナリオやストーリー性は意図的に排除しているみたいだけど
「○○連勝すればランクAだ」みたいな感じで
とりあえずの目標くらいはあったほうがいいような気がするんだけどどうだろう。
一回戦でアーサーが混乱連打してきて封殺されたのは秘密だ。


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  夏の陣2010レビュー, VIPRPG祭りレビュー, RPGツクール

ある夜を境に、空から星々が消えた。
惑星全体が界面に覆われ、界面内の時間の流れが1億分の1にまで遅くなる
時間封鎖<スピン>現象が、突如として地球を襲ったのだ。
その時間の暴走はまた、太陽が赤色巨星化して寿命を迎える数十億年後が
地球時間において数十年後に迫っていることをも意味していた。
突如突きつけられた滅亡に人々は嘆き、そして足掻こうとする。
タイラー、ジェイスン、ダイアンの三人の少年少女。
彼らもまた時間封鎖<スピン>によって運命を大きく変えられた「最後の世代」であった…。

背表紙の解説文いわく「ゼロ年代最高の本格SF」。
正直「ゼロ年代」という言葉とか区切り方とかがあんまり好きじゃないから
煽り文で少し敬遠してた部分もあったんだけど
敬遠してたのを少しばかり後悔。

地球全体が幕に覆われて時間の流れが変質する、
という設定だけを見るとかなり論理武装的な作品に思えてしまうんだけど
本作は科学的な理論や説明の描写がかなり平易に抑えられており、
SF小説というよりもタイラー、ジェイスン、ダイアンの三人を中心とした
青春小説の様相が非常に強い感じ。
更に過去と未来が交互に描写されるミステリ的な部分、
(構成としては「火の鳥」の復活編がかなり近いかも)
政府のエージェントらしき人物から逃げ回るというサスペンス的な部分、
そしてもちろんSF的な部分もしっかりとツボを押さえた形で入っている。
「西暦4*10^9年」って語だけでわくわくするわ。

いやあ本当に面白かった。
あらゆるジャンルの小説が融合したまさに総合エンターテイメント。
なんかベタ褒め過ぎる気もするけど個人的大ヒット。

著者のR・C・ウィルスン、訳者の茂木健はどうやら両氏とも熱心なジャズ・ファンらしく、
作中に登場する曲名については既に下巻の解説文で指摘されているけれど
確かに「出しゃばりの邪魔者」を「アメリカ南部版オノ・ヨーコ」と比喩するところ(133P)
なんかは古典SFでは当然出てこない、まさにゼロ年代ならではの表現だよなあ、
なんてことも思ったり。
うーん嫌いなのに使ってしまった「ゼロ年代」。
何はともあれ下巻に続く。

下巻の感想はこちら

  

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  SF小説

第06話「おおかみさんと赤ずきんちゃん、ついでに亮士くん」

新たに鬼ヶ島高校生徒会長に就任した男、羊飼士狼。
彼との接触は、大神さんを始めとする御伽銀行のメンバーに影を落とし続けていた。
練習に身が入らず、ジムのトレーナーに叱咤される大神さん。
彼と大神さんとの関係を知りたがり、電話で林檎ちゃんを呼び出す亮士くん。
そんな亮士くんに対し「大切なことは直接訊くべきだ」と諭す林檎ちゃん。
三人は、それぞれの理由で過去に思いを馳せてゆく…。

ストーリー的にはほとんど進まずに回想メインの第6話。
回想中心だから目新しい部分はあんまり無かったんだけどいやあ面白かった。
もしかしたら今までで一番好きかもしれないわ今回。
というのも視聴者側が「今の三人の関係がどういうものなのか」
はっきりと分かってるから過去話だと観てて安心出来るんだよなあ。
熱にうなされながら弱みを見せてしまう大神さんとか
少しずつ心を開いていく大神さんとか
高校生に喧嘩を売って返り討ちに遭ってしまう大神さんとか
ベタベタだけど良かったわ本当に。
どんどんいい感じになっていく大神さんと林檎ちゃんの関係に
「あれ? もしかして亮士くん邪魔なんじゃね?」と思わず考えてしまったけど
そういう意味では正しくサブタイ通りの「ついでに亮士くん」なんだなあと。

そしてラスト、改めて大神さんに告白した亮士くんに
「やっぱりヘタレじゃないよなあ」と思いつつ次回に続く。
そういえば亮士くんは電話でも覚醒モードになるのね。
なんか受話器に向かってお辞儀してるイメージあったんだけど。

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  アニメ・漫画, オオカミさんと七人の仲間たち

センターシティを中心に起こり始めた、
牛や馬、そして人間までもが行方不明になるという怪事件。
デントン先生はある手がかりを見つけるが、その矢先に彼もが失踪してしまう。
ジョーイはサイ、そして強引についてきたホリーと共に教授の捜索を開始するが、
その果てに待っていたのは、袂を分かったウィルとの二度目の邂逅だった…。

ホリー姉ちゃん強い! すごい! かっこいい! な第20話。
ジョーイ投げられる→「アタシの弟に何しやがる!」→相手を投げ飛ばす
の展開が格好良すぎるし〝弟想い〟な部分がいい感じの伏線にもなってるんだよなあ。
そして探偵着、更に女装と20話にもなってまさかのコスプレ回でもあったり。
まあ正直ジョーイやサイの服装より
真夜中までチアコスのリナのほうが気になるんだけどね!
その服しかないのかと突っ込みたくもなるよ!

というわけでギャグなのか真面目なのか分からない、
ある意味「HEROMAN」らしい演出ももちろんだけど
それ以上に今回の第20話、これまで敢えて触れてこなかった部分に
一気に踏み込んできたエピソード、って感じがするなあ。
かつて炭坑で働いていたというジョーイの両親、
幼少時代にたった一人で一週間寝込んだ過去を持ち、
現在もジョーイという〝家族〟への執着を見せるホリー。
そして枯れた植物と前回のシェイプシフター=政府の植物兵器との関連性。
これらが果たして次回で全て繋がるのか、それともまた新たな謎を残してゆくのか。
この情報量とウィル(色違いな気もするし別人か?)登場からの盛り上がりは
〝まさに最終エピソード近し〟という感じ。

次回作画良さげだなあ。あれやっぱりウィルじゃないのかな?
バトルはもちろんストーリー展開的にも次回は必見。

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  アニメ・漫画, HEROMAN

ツクール自作ゲー部分を中心にカテゴリ周りをちょっと整理。
というのも各タイトルがそっくりすぎて自分でもごちゃごちゃになりそうだったから。
しかしここまで来たら意地でも統一させなくちゃいけないような気がする。
強迫観念ってこわい。

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  雑記