オオカミさんと七人の仲間たち 第06話 感想

第06話「おおかみさんと赤ずきんちゃん、ついでに亮士くん」

新たに鬼ヶ島高校生徒会長に就任した男、羊飼士狼。
彼との接触は、大神さんを始めとする御伽銀行のメンバーに影を落とし続けていた。
練習に身が入らず、ジムのトレーナーに叱咤される大神さん。
彼と大神さんとの関係を知りたがり、電話で林檎ちゃんを呼び出す亮士くん。
そんな亮士くんに対し「大切なことは直接訊くべきだ」と諭す林檎ちゃん。
三人は、それぞれの理由で過去に思いを馳せてゆく…。

ストーリー的にはほとんど進まずに回想メインの第6話。
回想中心だから目新しい部分はあんまり無かったんだけどいやあ面白かった。
もしかしたら今までで一番好きかもしれないわ今回。
というのも視聴者側が「今の三人の関係がどういうものなのか」
はっきりと分かってるから過去話だと観てて安心出来るんだよなあ。
熱にうなされながら弱みを見せてしまう大神さんとか
少しずつ心を開いていく大神さんとか
高校生に喧嘩を売って返り討ちに遭ってしまう大神さんとか
ベタベタだけど良かったわ本当に。
どんどんいい感じになっていく大神さんと林檎ちゃんの関係に
「あれ? もしかして亮士くん邪魔なんじゃね?」と思わず考えてしまったけど
そういう意味では正しくサブタイ通りの「ついでに亮士くん」なんだなあと。

そしてラスト、改めて大神さんに告白した亮士くんに
「やっぱりヘタレじゃないよなあ」と思いつつ次回に続く。
そういえば亮士くんは電話でも覚醒モードになるのね。
なんか受話器に向かってお辞儀してるイメージあったんだけど。

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