洗脳されたシレーヌとアモンとの戦い、
そして生物兵器たちの暴動によって事態が思わぬ方向に向かっていく
『デビルマンサーガ』の第80話。

というわけで今回は望まぬ形で始まってしまった
シレーヌvsアモンから始まる展開。
「誇り高き女戦士」と自称するシレーヌが実は洗脳されている、
というのは皮肉が効いてますね。

で、今回はこの二人の決着は横やりが入ったことでお預け、
という感じなんですが
デビルマン・グルウのパンチ一発で
敵側が連鎖爆発的にドカーンというのはちょっとやっつけが過ぎるというか
半分ギャグっぽくなっちゃってる気がするんですが
これでいいのかなあ、と思ってしまったり。
敵側がピタゴラスイッチさながらに勝手に自滅する展開は
何だか『Zマジンガー』の最終決戦を思い出しますね。
あれも「まだ油断はできないがとりあえず勝ったんだ!」と
いうなんとも言えない幕引きでしたし。

そんなこんなで中熊重工の面々はこっそりと脱出して
島での戦いに一区切りついたところで次回に続く。
うーんなんだか良いところまで行くのに攻めきれない、という
もどかしい展開が続きますね。
個人的にはシレーヌとアモンとの戦いをもっと見てみたいんですが
そのあたりは今後の展開に期待かなあ、と。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

さようならツクールMV! さようならツクールMZ! ただいまツクールVXAce!
というわけでいろいろ他のツールに浮気したりエターなったりしていましたが
かれこれ4~5年ぶりに「RPGツクールVX Ace」に舞い戻ってきて
長編RPG『妖鬼少女』の制作を再開いたしました。
え? サポート終了? こまけぇこたぁいいんだよ!

20210123-1.jpg

そんなこんなでこちらも久しぶりの制作日誌となりますが
現在は当時作っていたところまでのイベントやマップ、データベースなど
(マップは第2章の途中まで、イベントは最初のダンジョン~街まで)を
見直していらない部分をどんどん削っていく作業を行っています。

断捨離というか何というか
こういうのは当時ハマっていたものや影響を受けていたものが分かって面白いんですが
冷静に見てみると自己満足でしかないというか不要なものが多いということに気づくのです。

あ、それとMVやMZといった新作ツクールを蹴ってVXAceに戻ってきたのは
スクリプトエディタが個人的に扱いやすかった、という部分も大きいですね。
MV以降の「設定するパラメータが最初から表示されているプラグイン画面」は
確かに簡単で親切、不具合も起こりにくいものなんですが
自分のように「1から組むことは出来ないけど加工くらいはしたい」人にとっては
全てのスクリプトを中身も含めてリスト形式で俯瞰することが出来る
VXやVXAce形式のエディタのほうが便利に思えます。
あと単純にJavaScriptよりRGSS3のほうが日本語的で分かりやすいです。

20210123-2.jpg

例えばこれは以前に書いたセーブ画面スクリプトの加工ですが
39行目の「現在のマップ名を取得する」部分をコメントアウトして
40行目の「アクター54の名前を取得する」ようにしています
こんな感じの細かい書き換えをいろんなところで行っています。
こういう一部の仕様だけちょっと変えたりするのはVX系のほうが簡単です。
MVやMZみたいな外部ツールが充実しているのも嬉しいけど
1つのエディタ内で完結しているVX系の作りやすさもまた魅力的なのです。

そんなこんなでのんびりと制作を再開した本作『妖鬼少女』。
週1ペースくらいでこの制作日誌も更新していきます。

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  妖鬼少女(現在制作中), RPGツクール

生物研究所のキメラ生物たちの暴動により
三つ巴の様相を見せてきた「デビルマンサーガ」の第79話。

というわけで今回は中熊重工のデーモンたちと
暴動を起こした研究所の生物兵士たちとの戦闘が中心の展開。
生物兵士たちは見た目こそデーモンと似通っていますが
設定的に元の姿(動物や人間)には戻れないでしょうし
強さ的にもデーモンには敵わない、と
かなりかわいそうな存在として描かれていますね。

そして気になるのは「バードに続け」という台詞があり
「バード」という名前の生物兵士が島からいち早く脱出したことが
示唆されていること。
これ恐らく90年代に描かれた「THE BIRD(ザ・バード)」の主人公、
デビット・バードのことですよね。

遺伝子工学により産み出された獣の力を持つ兵士、
という設定もそのままですし。
デビット・バードは『デビルマンレディー』の終盤にも
新人類の子供として登場していましたが
あちらでは結局顔見せだけで終わってしまったので
今回はそのリベンジも兼ねているんじゃないかなあ、と。

そして生物兵士たちを蹂躙するシレーヌが
勇希にも牙を向いたところで次回に続く。
アモンvsシレーヌの戦いがこういう形で始まるとは思いませんでしたが
何はともあれ2人の戦闘が楽しみです。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

消耗しつつも無人島にたどり着く勇希たち、
そしてクロンゲート社の研究施設を調査する中熊重工の面々が描かれた
『デビルマンサーガ』の第78話。

というわけで今回は勇希たちの出番はほとんどなく
クロンゲートの調査をする中熊重工側の視点で
話が進んでいくという一風変わった展開。
中でも飄々とした人間キャラ、夏目課長がいいキャラをしており
中熊重工側の一枚岩ではないこと、デーモンたちも一企業の社員であることを
読者に意識させるような会話が面白いところ。
「営業の鈴木」もいい味を出してますね。
このストーリーの流れでそういう字面が出てくること自体が
なんか可笑しいというか何というか。

そして島にたどり着いた勇希たちが異変を目撃したところで次回に続く。
第三勢力になりそうな「生物兵士」というものが出てきたことで
話が一気に面白くなってきましたね。
何はともあれ続きが楽しみです。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

囚われの身となったシレーヌが洗脳を受け、
そして中熊重工の所有する無人島へと舞台が移る
『デビルマンサーガ』の第77話。

というわけで今回は前回ラストのおっぱい攻撃で捕らわれたシレーヌが
洗脳を受ける展開。
こういう幼児退行の描写って何だか得体の知れない怖さがありますよね。
サイコジェニーの超能力で体が溶けていく描写もそうでしたが
自分が自分でなくなっていく恐怖というか。

それと今回のホーカーにしても前回のガンゴにしても
本作はけっこう味方側のデーモンがしぶとく描かれていますね。
正直捨てキャラというか勇希の引き立て役で終わってしまうのかと
思っていたのでしっかりと「頼もしい仲間」になっているのが意外なところです。
強い主人公が周りを引っ張っていくパターンかなあ、と思っていたので。

そして中熊重工側にも予想外の展開が……というところで次回に続く。
遺伝子工学による新人類という
ファンタジーな雰囲気があるデーモン・アーマーとは違う要素が出てきたことで
話が複雑になって面白くなってきそうです。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系