清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボ DEVOLUTION 第30話」 感想

百鬼獣を相手に数多の仮想世界の「戦いの記憶」を受け継いだゲッターの戦いが描かれる
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第30話。

というわけで今回は圧倒的な強さで疑似個体=百鬼獣を破壊する
進化を遂げたゲッターの戦いっぷりからスタート。
その戦いぶりを驚愕と同時に嫉妬しているような感じで見つめる「現実の竜馬」などを見ると
三人がまさに世界に叛逆した存在であることがよく分かりますね。

ただ攻撃方法がいつものトマホークでの薙ぎ払いだったのがちょっと物足りないというか
進化を遂げてここまで別モノの機体になっちゃったのなら
武器も既存のゲッターに囚われなくてもいいんじゃないかなあ、と思ったり。
特に本作のゲッターはウイングの鋭利なデザインが特徴的なので
トゲトゲをファンネルみたいに飛ばしたりとか
「これまでとは別物になった強さ」「進化した新たなゲッター」を
もっと分かりやすく見せてほしかった気もします。

そして後半の見所は「現実世界の人物」として登場した號と弁慶の姿。
いやーやっぱり原作キャラがこうやって出てきてくれるとワクワクしますね。
過去作では直接会うことのなかった二人
(OVA『真ゲッターロボ』のゴウはちょっとキャラが違いすぎますし)
こうして先輩後輩っぽいいい感じのコンビになってるのは見ていて嬉しくなりますし
今後のストーリーにどう絡んでくるのかも楽しみです。
この現実世界は「ゲッター作品の集大成」的な世界観っぽいので
これからもどんどん過去作のキャラを出していってほしいなあ、と。

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