えーと夏の陣ですが間に合いますん。
つまり未知数です。不確定です。
もしいけそうな場合は8/10にエントリーします。
とりあえず日付だけしっかりと宣言して自分を追い込んでおきます。
よく考えたら夏に参加したことが一度もないんだよね。
そういう意味でも間に合えばいいなあ、と。
何でもありの日記です。基本的には漫画やアニメ、ゲームの感想とか。現在はRPGツクールVXAceで長編RPGを制作中。
えーと夏の陣ですが間に合いますん。
つまり未知数です。不確定です。
もしいけそうな場合は8/10にエントリーします。
とりあえず日付だけしっかりと宣言して自分を追い込んでおきます。
よく考えたら夏に参加したことが一度もないんだよね。
そういう意味でも間に合えばいいなあ、と。
先日発表された「DX超合金魂マジンガーZ」には
初回特典として永井豪氏の描き下ろし漫画が同梱されるらしい。
公式サイトやAmazonの紹介文によると
>これまで描かれていなかった、兜十蔵博士とDr.ヘルが
>バードス島で「マジンガーZ」の前身となるロボットを発見する
>マジンガーZ誕生にまつわるストーリー
らしいけどこのあたりは毎回設定が変わってるところだし
今回どういう形になるのか非常に気になるところ。
「前身となるロボット」っていうところが
アニメ「真マジンガー」の要素なんかも含んでる感じもするし。
個人的にはDr.ヘルが十蔵博士のクローンという「マジンカイザー新魔神伝説」の設定が
まだ生きてるのかどうかが楽しみだったりするんだけど
多分あれは単発ネタなんだろうなあ。
まあ描き下ろし漫画は気になるけどさすがに手の届かない値段だし
かつての「スーパーロボット列伝※」みたいに
忘れた頃に単行本やムック本に載ることを願っていよう。
※
マーミットから発売された「小合金スーパーロボット列伝」という玩具シリーズ。
付録の小冊子で石川賢氏の漫画が連載されており、
数年後に「スーパーロボット列伝」として単行本化された。
こっちも玩具を全部揃えようとすると万単位の価格になってたはず。
舞台をパリ、そして主人公をフランソワーズに移して描かれた
「サイボーグ009完結編」の003編・前編。
今回は小説版の103Pから143P(文庫版116P~165P)の漫画化で
内容的にはフランソワーズとアランの交流が中心となっているんだけど
小説で多くの行数が割かれていた
バレエダンサーの階級やルーブル美術館の沿革
(「地球の歩き方」や「ぴあ」を参考文献として挙げるのは正直どうかと思う)
などの解説、説明の多くがばっさりと削られており
前回の002編以上にストーリーだけを淡々と追うようになってしまっている印象。
ページ数の関係もあるんだろうけど
フランソワーズとアランの出会いが回想であっさりと済まされてしまっていたし。
また小説ではフランソワーズとアラン両者の視点を
頻繁に入れ替えて書かれていたんだけど
今回の漫画版では一貫してフランソワーズ視点のまま話が進んでおり
それによってアランの行動が唐突なものになってしまっているのも気になるところ。
特にアランが夢の中で女性と話す場面は強引にでも入れるべきだったんじゃないだろうか。
それとも後編に回想として挿入するのかな。
そんなわけで小説で既読だから
どうしてもストーリー的な驚きを感じることが出来ないんだけど
小説版は今年中の完結がアナウンスされているし
漫画版もこのペースなら来年末~再来年には無事に終了するはず。
秋には映画「009 RE:CYBORG」の上映もあることだし
ゆっくりじっくり待つことにしよう。うん。
ところで「009 RE:CYBORG」のジョーって中の人が宮野真守氏なのね。
トランザムとか言いながら加速装置使うんですねわかります。
「改訂版デビルマン」に続いて「マジンサーガ」の新装版が刊行開始。
いやあとうとう来た! やっと来た!
「集英社版」「扶桑社版」に続いて今回で三回目の刊行となる本作品、
以前に扶桑社から出版された時はすごい気になるところで
「以下続刊→そのまま音沙汰無し」となってしまい
完全に生殺し状態だったわけだけどついに再始動。
実は6~7年ほど前に開かれた永井豪氏のリトグラフ展に足を運んだ際、
アンケート用紙に「マジンサーガの続きまだー?」(意訳)と
大変失礼なことを書いてしまった覚えがあったりするんだけど
とにかくそれくらい待ち望んでいただけに感無量。
もう本屋に並んでるのを見た瞬間に鳥肌立ったわ。マジ泣ける。
…とまあ私的な話はどうでもいいとして
今回は講談社からの刊行となった「マジンサーガ」。
帯にあるように全編に亘って200P超の補筆改訂が施され
更に最終巻にも200Pほどの完全新作ページが予定されているなど
ただの新装版に留まらずまさに「完全版」的な内容。
実際に第1巻の時点で既に
・導入部
・悪魔と化したマジンガーの描写
・火星で生体機械獣に蹂躙される軍隊
を中心に50ページ近い完全描き下ろしページがあり、
「既存部分はそんなに変わらないんだろうなあ」と思っていただけに
これは嬉しい誤算だったり。
帯のアオリ文「15年の時を越えて蘇る!」は伊達じゃないわ。
それだけに「改訂版デビルマン」同様に
後書きや解説文が無かったのはちょっと残念なところ。
以前の「集英社版」にはちょっとした設定資料があったし、
「扶桑社版」では作家の瀬名秀明氏などの解説文や
永井豪ロングインタビューなどが充実してただけに正直不満な感じ。
そんなこんなで動き出した「マジンサーガ」だけど
早くも気になるのが最終巻に追加されるという約200Pの描き下ろしのこと。
200Pっていうのはもちろんすごい分量なんだけど
サイコジェニーとの決着、不動明と悪のマジンガーとの戦い、
そして襲来する宇宙艦隊とグレンダイザーの登場、と
現時点で示唆されている要素を全て入れるだけでも
200Pじゃ全然終わらせられる気がしないんだよなあ。
それこそ300Pや400Pあっても足りないくらい。
ここまで待たされてしまった身としては「凄ノ王」みたいな形でもいいから
とにかくある程度区切りのいいところまで行って欲しいなあ、と思ってるんだけど。
そういえばあれもいきなり火星だったっけ。
ところで今回の描き下ろしページって
トーンの使い方やモブキャラの顔なんかがが緻密で完全に石川賢タッチだね。
同じ人がアシスタントやってるのかな。
月一冊で刊行されてきた「改訂版デビルマン」の最終第4巻。
人間狩りの始まりから明の正体バレ、そして人類滅亡までの怒涛の展開は
傍目から見てもどこにも何も付け加えられないくらい完璧な構成で
今回の「改訂版」でもほぼそのまま。加筆修正もほとんど無し。
1ページずつ比較してみたんだけど変更点は2~3コマしか見つからなかった。
見落としはあると思うけどそれくらい少ない感じ。
4巻で加筆がはっきりと分かる数少ないコマ。
左が愛蔵(文庫)版、右が今回の改訂版。
そんなわけで最終巻は前の愛蔵版とほとんど同じなのかな……と
思いながら読み進めていったらまさかの本編クライマックス、アーマゲドン部分が
「ネオデビルマン」から20ページほど挿入+再構成されていてびっくり。
短編「ネオデビルマン」はそんなに嫌いじゃないんだけど
中心になっている描写とテーマは
・争いを好まない明(体育の授業のサッカーでさえも嫌悪する)の優しさに惹かれる了
にあるわけで、その部分をそぎ落としてまで
本編に挿入する必要はあったのかなあ、と思ったり。
無理矢理ページをバラバラにして入れてるから繋がりも悪いし
「アギラゆくぞ!」の台詞も単体だと意味が分からないし。※
アーマゲドンの描写を追加するなら
完全描き下ろしでやってくれたほうが不自然な部分も減らせるし
そっちのほうが嬉しかったなあ、と。
そして後書きや解説文の類が無かったのには今回もがっかり。
結局後書きがあったのは1巻だけか…。
最終ページの紙の裏がそのまま奥付になってる時点で
もうギリギリなんだろうなあページ数。
そんなこんなで無事に完結した「改訂版デビルマン」。
中盤の構成が大幅に変わり随所に加筆修正+描き下ろしページが追加されるなど
数あるデビルマンの1バージョンとして考えれば十分楽しめたんだけど
カバー裏に書かれている「最高の完成度」「至高の姿」という紹介文は
さすがにちょっと言い過ぎじゃないかなあ、というのが正直なところ。
「改訂版」と銘打って加筆修正や追加ページを売りにしていた部分もあったんだし
どうせやるならもっと色々と大胆に暴れて欲しかったような気も。
それこそ「レディー」や「ジャック」からも引用してしまうとか。
「レディー」のアーマゲドン回想シーンなんか勢いのある画ですごい好きだったんだけど。
オリジナル版が好きな人に歩み寄っているわけでもないし
かといって「全部乗せ」「何でもアリ」「スーパーデビルマン大戦」
と言えるくらいはっちゃけてるわけでもないし
そこらへんがどうにも中途半端に終わってしまった印象があったり。
個人的にはもう苦笑するしかないくらいの大幅改変でも良かったんだけど。
そんなわけで心は既に「新装版マジンサーガ」へと移っていたりするのだった。
※
石川賢「ネオデビルマン」は巨大な竜デビルマン、
アギラの誕生を描いたエピソードであり
永井豪「ネオデビルマン」の「ゆくぞアギラ!」の台詞は
それを受けてのものとなっている。