先週の4/22は本当は博物館に行こうと思っていたんですが
事情によりちょっと予定が変わったので科学館に行くことにしました。
ちなみになぜ科学館かというと
『スピーシーズドメイン』の4巻を読んだら
無性にお好み焼きを食べて科学館に行きたくなってきたんですね。
確かにわざわざ専門店でお好み焼きは食べないし
科学に興味はあっても地元の科学館にはあまり行かないなあ、と。
そんなわけで我ながら影響されやすいなー、と思いつつ
まずはお好み焼きです。
名前だけは知っていた有名チェーン店「千房」です。
うーん美味しい。店でお好み焼きを食べるのは初めてでしたが
確かに家で作るのとは違いますね。
外側のカリカリ感と中のふわふわ感をしっかり味わえるのは
店の巨大な鉄板ならではだと思います。
あ、ただ一緒に頼んだキムチは酸味がかなり強いタイプで
自分の好きな味ではありませんでした。
まあこのあたりは個人の好みです。
そして地下鉄で移動し本命である科学館に到着です。
いやーすごい久しぶりですここ。
小中学生の頃は校外学習やら何やらでよく来ていたんですが
かれこれ十数年ほどすっかりご無沙汰です。
当時でもかなり古いレトロな科学館だったと記憶していますが
果たして今はどうなっていることやら。
まずは正面玄関から3階へ。
仙台市博物館は裏手が台原森林公園の低地になっており
正面玄関から入ると3階というちょっと変わった構造になっています。
ちなみに裏手はこんな感じ。
そして入口で出迎えてくれたのは
ス タ ン プ ロ ボ ッ ト
うーんこの溢れ出る昭和臭。
名前といいデザインといいいろんな意味でたまりません。
そして3階の生活系展示室へ。
錯覚による「エイムズの部屋」を体験出来たりする
アミューズメントパーク的なコーナーです。
トラウマが甦る!
うわー思い出した! これ子どもの頃すごい怖かったんだよな-。
「ポピーザぱフォーマー」「テレタビーズ」的な得体の知れない怖さ。
ア ク シ ョ ン ゲ ー ム
思いっきりストレートな名前ですが
実はこれニューファミコンが内臓されており
遊べるのはFCソフト「ファミリートレーナー アスレチックワールド」です。
科学館との謎のミスマッチがやはり多くの人の印象に残っているようで
「ファミリートレーナー 科学館」で検索すると
仙台市科学館のこれに言及しているサイト様がたくさんヒットします。
しかし今でもちゃんと動いてるのがすごいなこれ。
子供がこれに並んで大喜びで遊んでいるのを見ると
どんなにゲームが進化しても本質の部分は変わらないんだなー、と思います。
そして4階の自然史・理工系展示室へ。
……あれ? すごい立派じゃないか!(失礼)
何だかもっと古びたイメージがあったんですが
どうやら3階の印象が強すぎて
4階のことはあまり覚えてなかったみたいです。ごめんなさい。
あーでもキノコの展示とかはよく覚えてるなー。
地 震 体 験 グ ラ リ く ん
これまたストレートな名前です。
宮城県沖地震(1978)や兵庫県南部地震(1995)を再現し
プレート型地震や直下型地震など様々な揺れを体験出来る機械です。
ちょっと試してみましたが同じ震度でも全く揺れ方が違っていたりと
体感型ならではの興味深い発見がいろいろとありました。
あー確かに5年前はプレート型のほうの揺れだったなー、などと思ったり。
というわけで子供の頃の記憶よりもすごい面白くて
たっぷり楽しめた仙台市科学館。
いやーこれで一般入場料が500円だから安いものです。
レトロな部分を残しつつ震災を踏まえた展示や東北大の飛行機など最新のものもあり
他県の中学生なども来ており館内はまさかの大賑わい。
ぶっちゃけ平日はガラガラで貸し切り状態だと思ってたんですが
これなら科学館の未来は明るいです。
あ、ちなみに博物館や科学館、市民センターなどの仙台市の施設は
10月から料金が33年ぶりに値上がりするみたいですね。
使用料・手数料改定のお知らせ
https://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/shisei/sis1604/tokushu02.html
自分が生まれる前から料金が据え置きだった、ということで
高くなるのもまあ仕方ないのかなあ、と思う部分もありますが
施設利用のややこしさ(変更とか事前協議とかのアレ)も加わって
正直しっかりと市民に周知されてるとは言い難い状況なので
10月にはいろいろと混乱しそうな気もします。
まあとにかく今のうちに行けるとこは行っとこうぜ!
(ダイレクトマーケティング)という話。