永井豪 「デビルマンサーガ 第43話」 感想

アモンの鎧に奇妙な感覚を覚える勇希の前に
再び来客が現れる『デビルマンサーガ』の第43回。

というわけで今回は舞台を日本に移して
かつて勇希に警告を行ったクロード氏が再び登場する展開。
ぶっちゃけ彼のことは完全に忘れていたので
単行本を読み返してみたら2巻、第13話以来の登場になりますね。
それにしても「彼はもうダメだ」とか言ってた割には
今回はずいぶん友好的というか協力的な印象ですね。

そして今回のもう一つの注目点は
アモンの鎧を着て戦っていたような感覚に陥る勇希の描写。
これが夢なのか現実なのか? というのは
まだ作中でははっきりしていないけれど
破壊衝動に襲われ無意識のうちに……という描写は
『デビルマンレディー』に近いものがあるなあ、と。
クロード氏の「地獄=別の次元」という推測も
レディーの設定を踏襲している感じ。

そんなこんなで次回に続く。
それにしても話がなかなか進まないですね。
そろそろジンメンと遭遇してのド派手な戦闘を見てみたいです。

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