国軍省の詰問から解放された勇希に
再び亀井教授の悪意が忍び寄る『デビルマンサーガ』の第56回。

と言うわけで今回は勇希の会社の毛田クンが開発したロボット、
ケダマンに亀井教授が悪さを仕掛ける展開。
単なる出オチのパロディキャラで終わりそうだった勇希の会社の面々に
スポットが当たる、というのはワクワクする展開だし
「もしかしたらケダマンがデーモンに?」というのは
『バイオレンスジャック』『マジンサーガ』に続く
永井キャラ集大成のストーリーを予感させて非常に興味深いところですね。

今後は暴走するケダマンを勇希たちがやむなく処分してしまうんだろうけど
それはロボットを人間以上に愛している勇希にとっては非常に辛いことだし
「亀井教授を野放しにしてはおけない」と
勇希が自分の意思で亀井教授と戦っていくようになるのかなあ、と。

そして海外で続いていた白縫さんパートは双方痛み分けで一区切り。
これまでのシリーズでは報われることの少なかったカイムが
しっかりとナイト役を果たしてシレーヌに感謝される……というのは
微笑ましいところですね。

そんなこんなで次回に続く。
今後は「勇希の戦う理由」にようやく触れていきそうな感じだし
アモンにもそろそろ思いっきり大暴れしてほしいところです。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

前々から行こうと思っていた仙台市博物館で開催中の特別展
「空海と高野山の至宝」に行ってきました。

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現在は後期展示になっていますが自分は先週、7月中に行ったので前期展示。
前期展示のみの国宝「阿弥陀聖衆来迎図」が見たかったんです。
数年前に東京国立博物館で開かれた「日本国宝展」の時に一度見ていますが
あのインパクトをどうしてももう一度味わいたかったのです。
教科書にも載っている超有名な品物ですが
あの大きさと迫力は本物じゃないと分かりません。

そして通期で見られる密教法具、五鈷杵も個人的に見たかったもの。
漫画『虚無戦史MIROKU』に登場する御神器と言えば
分かる人には分かるアレです。

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いやーそれにしても展示の目玉である「八大童子立像」やその他の国宝を
前期と後期に分けて展示しているというのが嫌らしいですね。
さすがに2回行くのは予算的にも時間的にもキツいです。

それと空海の偉業や高野山の歴史について
パネルで詳しく紹介していたんですが
空海と並んで語られることの多い最澄について全く触れていなかったのは
なんだか意図的なものを感じますね。
このあたりは非常にデリケートな話題というか
伝記マンガなんかだと「空海>>>>>>>>>>最澄」みたいな感じで
完全に最澄が噛ませ役になっていた記憶がありますし
下手に触れると優劣を付けざるを得ないところなので
わざと外したんじゃないでしょうか。

そんなこんなで有名な品物も数多く展示されており
ミュージアムショップには各種グッズの他に美味しそうな名産品が並んでいたりと
非常に楽しめた今回の特別展「空海と高野山の至宝」。
夏休み中なのに家族連れが少なかったのがちょっと意外でした。

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そして次回の特別展は生誕450年記念を迎える「伊達政宗」とのことですが
こちらは実はあんまり興味が無かったりします。
自分は古代史が好きなので
仙台の歴史と言うと判を押したように伊達政宗、江戸時代以降になってしまうのが
非常にモヤモヤするというか何というか。
ほんと江戸時代以降の歴史の話はさっぱりなんですよ。うーん。

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  旅行・展覧会・イベント等

名前のインパクトに惹かれて思わず衝動買いしてしまった
アサヒの激辛スナック菓子「大炎上唐辛子」を食べてみました。

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真っ赤なパッケージに注意書きがあり
いかにも激辛といった感じのデザインですね。

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そして中身はこんな感じ。
やや赤味が強いですがフライドオニオンにかなり近い見た目です。

そんなわけでさっそく一口。
……あ、美味しいですこれ。予想外にソフト系の食感。
シャクシャクした舌触りで本当に揚げた唐辛子そのまんまです。

そして唐辛子そのもの、ということでかなり辛いです。
舌の上がヒリヒリするような純粋な辛さ。
いやー痛いです。辛いです。最近の「暴君ハバネロ」なんか目じゃないです。
とはいえ量はやや少なめなので
辛い物好きの人なら一気に食べてしまえると思います。

ただ塩味はかなり弱めで
そのまま食べるスナック菓子というよりは
料理のちょっとした付け合わせみたいに使いたいなあ、というのが正直な印象。
カレーやチャーハンに使ったりとコンソメスープに乗せたりと
フライドオニオンと全く同じ使い方が出来ると思います。
中でもこの季節にオススメなのが冷や奴。
醤油ではなく「食べるラー油」と「大炎上唐辛子」をかけることで
いい感じにパンチの効いた美味しさになりました。夏にぴったりです。

そんなわけで個人的にはお菓子として食べるよりも
薬味として使いたいと思ったこちらの「大炎上唐辛子」。
現在は限定発売でかなり品薄になっているようですが
値段も比較的安いのでもっと気軽に手に入るようになってほしいと思います。
常備しておきたいですし限定なのはもったいないです。
ごちそうさまでした。

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  辛い食べ物

何だか無性に昔ながらの正当派のRPGをプレイしたくなったので
「イースI&IIクロニクルズ」のダウンロード版を購入しました。

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イースI&IIクロニクルズ / 販売元:日本ファルコム株式会社
価格:2700円(税込、送料無料) (2017/7/27時点)

PSP版のベタ移植ということで解像度の低さが叩かれている作品ですが
そのあたりに目を瞑れば今でもしっかり遊べる名作ARPGです。
Steamで購入出来る他言語版は高解像度だという話も聞きますが
やっぱり日本語でやりたいのです。
「II」のオープニングムービーの圧倒的なクオリティは色あせないです。

そんなわけでさっそく「I」からプレイ中。
十数年ほど前に「エターナル」をプレイした記憶はあるんですが
内容は完全に忘れてしまっているので
新鮮な気分で半キャラずらしに勤しみます。

そして「クロニクルズ」の売りの一つが
エターナル版と選択可能な完全新規グラフィック。

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うん……うん?
えーともちろん悪くないです。かわいいです。
特にレアさんは旧版より好みです。

ただこの手のリメイク作のキャラデザの宿命というか
アニメ寄りの塗りで「美人系」から「可愛い系」になってしまっているのが
少しばかり引っかかるなあ、と。

このあたりの違和感はPCゲーム『痕』や『雫』の
リニューアル版をプレイした時と同じ気分ですね。
極端なアレンジや外見の改変が入っているわけではないですし
現代的になりながらも旧キャラの特徴をよく掴んでいるはずなんだけど
何となくどこか物足りないというか何というか。

いやーそれにしても「イースI」のゲームバランスは
やっぱりいろいろとアレですね。
ダームの塔突入時点でシルバー装備+レベルMAXが
ほぼ強制させられているようなバランス調整なので
その後はRPG的な成長要素がほぼゼロ、というね。
もうちょっと余裕というか遊びの要素が欲しかったなあ、と。
まあ謎解きメインのACTと考えてしまえばいいんですが。

あ、ちなみに「III(フェルガナ)」以降のシリーズは
今のところプレイ予定はありません。
奥行きのあるジャンプアクションが苦手なんですよ……。
どうにも距離感が掴めなくて。

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  ゲーム

最新第6巻の発売も決定してどんどん盛り上がっている
『デビルマンサーガ』の第55話。

というわけで休載を挟んでの掲載となった今回は
勇希がアメリカでのデーモン・アーマー事件について語ってゆく展開。
「変身した男性研究者が自分であること」
「日本でも人間を守るために戦ったこと」をぼかして説明しているあたり
勇希はまだまだ警察や軍のことを信用していない感じですね。

その一方で軍・警察の面々は「心優しい悪魔」という表現を使い
人間を守る行動に出ているアモン≒勇希をかなり好意的に見ている印象。
原作『デビルマン』でもドス六たちは最後まで良き理解者だったし
今後はジンメン事件を通じて両者が協力、
勇希が彼らを信頼するようになるんじゃないかなあ、と。

そして激突必至のシレーヌパートでは魔将軍ザンに加えて
新たな魔将軍レイ・クロックが参戦。
いやーこっちも一気に盛り上がってきましたね。
原作『デビルマン』ではあまり表に出てこなかった軍団設定ですが
「サーガ」の各軍団は一枚岩ではないというか
それぞれの思惑のようなものがしっかりとあるみたいなので
そのあたりの複雑な関係が非常に楽しいです。

そんなこんなで単行本の6巻も来月発売となる『デビルマンサーガ』。
ここ最近の展開はまとめて読みたいので単行本は非常に嬉しいですね。
まだまだ序盤っぽいのに『デビルマン』の巻数を早くも超えてしまったあたり
物語のスケールの大きさを感じるなあ。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系