夢メッセみやぎで現在開催中の「仙台 大恐竜博」に行ってきました。
自分の恐竜の知識は90年代の学研のマンガで止まってしまっているので
大迫力の恐竜ロボットと同時に最新の研究に触れられる、ということで
非常に楽しみにしていた展覧会です。
というわけで中野栄駅から歩いて15分ほどで会場の夢メッセに到着。
Twitter等での感想を見ると2~3時間待ちとか誘導案内の不備とかで
もうずっと人大杉、的なネガティブな発言ばかりが目立っていますが
自分が行ったのは5/1の火曜日。
連休の間の平日だったので人の入りはそれなりでした。
もちろん混んではいましたが並ばないと入れない……とか
そういうレベルではなかったので気楽でしたね。
そして中はこんな感じ。
前半は普通の展示やパネル説明になっており
後半で恐竜ロボットたちをドカンと見せる、という流れですね。
パネルの説明文は子供向けということでかなりあっさり目ですが
実際の化石を触れるコーナーがあったりと
大人でもしっかりと楽しめる展示だと思います。
ただ「はやくはやくー!」とパネル展示や説明をほとんど無視して
奥のほうに走って行く子供がけっこういたので
前半に説明をまとめてしまうのはちょっと失敗かなあ、とも思ったり。
そりゃあ子供は実物大の恐竜を楽しみに来てるからそうなりますよ。はい。
そして展示のメインである実物大の恐竜たちのコーナーへ。
写真もたくさん撮ったのでどんどん載せていきます。
展示の最後はティラノサウルスとトリケラトプス。
他の恐竜よりも大型でラストをバッチリ飾ってくれました。
これマジ? 体の大きさに比べて前足が貧弱すぎるだろ……。
そして会場には3Dシアター(有料)やVR体験(有料)などのコーナーも。
えっ?
何これは……。恐竜全く関係ないんだけど……。
「200円」が手書きなのが更に不安を煽ります。
文化祭のクラス展示でももうちょっとちゃんとしてるんじゃないでしょうか。
というわけで最後のほうになっていろいろと雲行きが怪しくなってきましたが
気を取り直して物販コーナーへと足を運ぶことにします。
うわぁ……まるで昭和の縁日のくじ引きみたいだぁ……。
いやー何でしょうかこの得体のしれない懐かしさというかノスタルジーは。
豆本なんて十数年ぶりくらいに見ましたよ。
このレトロ感はティラノサウルスじゃなくてチラノサウルスって感じです(謎)。
他にも袋詰めがセルフサービスだったり釣り銭が足りなさすぎだったりと
なんかもうこの物販コーナーで一気にトドメを刺された感じですね。
まるで20年くらい前にタイムスリップした気分です。
もちろん電子マネーやクレカ払いなどは望むべくもありません。
とまあいろいろ目眩がしてきましたが
せっかくなので
「古生代クリアファイル」「中生代クリアファイル」「新生代クリアファイル」
の3点セットを購入しました。
新生代ファイルにチバニアンの説明が入っているのが期間限定っぽくていいですね。
東京サイエンスという会社の商品で普通に通販などもやっているみたいですが
送料も手数料もかからないしこういうところで買うのがお得だと思います。
そんなこんなで最新技術で動く恐竜を味わえるかと思ったら
想定外のノスタルジーを感じてしまった今回の「大恐竜博」。
見所はあるものの入場料は1400円(会場内で+α)とかなりお高いですし
恐竜好きな大人が見るには物足りない部分はあるんですが
家族連れの子供たちにとってはきっといい思い出になるんじゃないでしょうか。
この懐かしい雰囲気はある意味貴重でプライスレスだと思います。
あ、それと一番気になったのが会場のスタンプラリーです。
会場の入り口付近でスタンプ帳が売っていたんですが
1冊のスタンプ帳に押せるスタンプが6個なのに対して
会場内のスタンプが全12種類(6種の恐竜×2パターン)なんですね。
2冊買わないとコンプできないじゃないか……!
スタンプの色が青と赤で「好きなほうを押してね」と書かれていたので
恐らく運営側としては「男の子用」「女の子用」みたいな感じのを
想定していたんじゃないかと思うんですが
今はもう色で分けるような時代でもないと思いますし
何より自分のようなコンプ厨にはきついです。はい。