いろいろと歩いたり食べたり飲んだりしている大阪旅行2日目。
2日目は新大阪から地下鉄を乗り継いで夢洲方面へと行きましたが
万博会場に入るのは午後からの予定であり
まずは大阪港駅で降りて天保山や海遊館方面へ。
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天保山は「(三角点のある)日本で一番低い山」をアピールしており
登頂証明書なども発行している、ということで気になっていたスポットなんですね。

ちなみに天保山は10年くらい前までは
仙台市の日和山と低さ日本一を争っていたんですが現在は日和山が日本一。
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【日本一低い山の物語】一度は2位に陥落も、東日本大震災で奪還という不思議
https://www.yomiuri.co.jp/hobby/travel/20220624-OYT1T50197/

ぶっちゃけ日和山が日本一になったのは経緯も経緯なので
他の地域からは完全に異議を唱えにくい状態になってしまっており
正直なところ何だかなあ、と思う部分もあるんですが
何はともあれこれで東西の低い山の登頂証明書が揃ったのです。やったぜ。
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それと天保山公園の「明治天皇観艦之所碑」が想像の数倍は大きくてびっくりしました。
2mくらいの石柱だと思ってたのでこの大きさには驚きです。
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そして天保山公園からのんびりと歩いて海遊館へ。
開館前からかなりの混雑っぷりでしたが
そのあたりは事前に情報を得ており時間指定のWEB予約をしていたので悠々と来館です。
遠方からの観光客にとっては予定が立てやすいWEB予約は非常にありがたいのです。
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そして1時間30分ほどかけて海遊館をのんびりと見学。
全8階ぶち抜きの超巨大な水槽をぐるぐる360度回りながら降りていくのは
ここでしか味わえない体験じゃないでしょうか。「世界最大級」は伊達じゃないです。
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説明や解説のパネルは後半に集中しており前半は巨大な水槽のみ、という構成には
「細かいことはいいからとにかく魚たちを見てくれ!」という気概や自信を感じますね。
じっくり文章を読むような展示・解説は少ないので
「見学時間」こそそんなにかからないと思うんですが
水槽の中をのんびり見ているだけでいくらでも時間を潰せそうな感じもあります。
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ちなみにミュージアムショップでは
「海遊館ガイドブック」と「海遊館 BOOK」という2種類の本が売っていたんですが
「BOOK」はどちらかと言えば写真集っぽかったのでガイドブックのほうを購入しました。
こういう「じっくり読める魚の図鑑・図録」的なガイドブックを発行している水族館は
意外と少ない気がするので嬉しいですね。
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そして大阪港駅に戻って再び地下鉄に乗っていよいよ万博へ。
いやーついに来ましたよ。愛知万博以来20年ぶりの万博です。
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そんなわけで前評判通り大混雑の万博会場。
昼過ぎということもあって会場入りこそスムーズでしたが
各パビリオンはどこも1〜2時間待ちレベルです。

当初は穴場のようになっていた謎の独裁国家トルクメニスタンや謎の国テックワールドも
WEB等で話題になったこともあって大行列ですし
スタンプラリーやトイレやコンビニ、給水所ももちろん並んでいますし
大屋根リングに上るエスカレーターですら10分待ち程度の列になっており
「階段ならすぐに登れますよ」的な案内がされていたのは
何だかなあ、と思ってしまうのです。

まあこの混雑っぷりは予想通りでもあるので「〇〇を見よう!」と意気込まずに
「とにかく万博の雰囲気を味わおう!」を目的として会場を軽く1〜2周し
5分ほどで入れるコモンズ館を中心に見ていくことにします。

そんなわけで大屋根リングに上ったり下がったりしながら会場をぐるぐる周遊。
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ぶっちゃけ建物に入らなくても多種多様なパビリオンの外観を見ているだけで楽しいですし
大屋根リングの上をトコトコと歩いていると
「まるで万里の長城みたいだぁ……」みたいなことを思ってしまうのです。

そんなわけで極力並ばないようにしながら会場を回り
比較的空いていたUAEとセネガル、総務省の「Beyond 5G ready ショーケース」の他に
コモンズ館はA〜F(ツアー形式のカザフスタンを除く)まで全て制覇。
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コモンズ館は混雑こそしていましたが
よく見ると並んでいるのはスタンプ台のところだけだったりするので
意外にもどんどん見ることが出来た感じですね。
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万博の展示というのは説明や解説はほぼ皆無で
その国の民芸品や物品などを並べただけ、みたいなものも多く
じっくり学びたいのなら博物館とかに足を運んだほうが面白いぞ、というのはあるんですが
そんな中でコモンズDのモンゴルは解説にかなり力を入れていた感じでしたね。
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それとマケドニアの国旗を見るだけで笑いが込み上げてくるのは
某画像掲示板のせいです。絶対に許さないよ。
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ちなみにコモンズEでは「万博漫画展」が開催中。
いわゆる日本の「和」的なものがテーマになっているんですが
中にはあんまり関係なかったりするイラストもちらほらとありました。
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この孤独なsilhouetteは…? コブラじゃねーか!(歓喜)
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また総務省の「Beyond 5G ready ショーケース」は中の体験コーナーこそ並んでいたものの
入って映像や展示物を見て出るだけならそんなに時間はかからなかったですね。
会場で配られた未来のデバイスを模した謎バンドが持ち帰り可能なのも
万博の土産っぽくて嬉しいのです。
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このバンドはスマホに近づけるとWEBサイトが開くもの……ということで
中身はNFCタグにURLが書き込まれてる感じでしょうか。
これが未来ですかぁ?(煽り)

個人的には5Gはあれだけ騒いでいたのにも関わらず
一般向けには「映画が数秒でダウンロードできるぞ!」みたいなことしかアピールされず
それで何が変わるんだよ、みたいなことを思っていたので
未来の高速通信にはもっと劇的で分かりやすい変化を望んでしまうのです。
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それとせっかくなので「アニメイト大阪・関西万博店」にも足を運んでみました。
入るのに万博会場に入る権利がいるアニメイトです。
特に何も買いませんでしたが入っておきたかったのです。
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そんなわけでほとんど並ばず入れるところに入りつつ
会場全体を2〜3周くらいはぐるりと回って雰囲気を思う存分楽しんだんですが
最後の最後で「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の当日予約を取ることが出来たのが
本日最大のハイライトです。
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どれも超人気スポットであるエンタメ系の
ガンダム(「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」)、
アトム(「PASONA NATUREVERSE」)、河森正治(「いのちめぐる冒険」)のうち
どれか一つは抽選で入れたらいいなあ、とダメ元で思っていたので
もうこれだけで大勝利です。やったぜ。
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というわけで念願の「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」ですが
4DX軌道エレベーター的な演出から始まり最初から最後まで迫力満点。
写真撮影、動画撮影も可能だったんですが
「撮れるもんなら撮ってみろ」と言わんばかりの全方面超スピードのメカアクションで
まさに「万博のための金のかかった映像」を堪能することが出来ました。
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「最後にガンダムに先導される形で地球に帰還」→
「パビリオンを出るとガンダムに守られているような形で立像の背中が見える」
流れになっているなど最後まで会場でしか出来ない演出になっているのも良かったですね。

ただ最初の5分〜10分くらいは本作の前史やら宇宙農業の話を映像で観るようになっており
話は面白いんですがあそこだけは正直かなり地味に感じてしまいましたね。

夜の回にも関わらず子供連れも結構いたんですが
最初の映像部分は子どもは退屈そうにしてましたからね。
あの映像スペースは入場者整理の意味合いもあるんでしょうが
全員揃うまで映像を見て待っててね、だけじゃなくて何らかの演出がほしかったなあ、と。
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そんなわけで最後に滑り込みでガンダムの予約が取れたこともあって大満足だった万博。
日本館やアメリカ館、イタリア館のような何時間も並ぶ必要があるところは
何回も足を運べる人が「今日はこれだけ」と時間をかけるところだと思いますし
極力並ばずに会場の雰囲気を堪能、コモンズ館も全部回って
人気のガンダムも滑り込みで体験出来た、というのは
遠方からの旅行で半日のみ、という自分のシチュエーションを考えれば
大満足の出来栄えだったと思います。うーん満足満足。

気温は27〜28度くらいで真夏日ではなかったんですが
それでもやはり屋外を歩き続けるのはキツいものがあったので
今の時期に行っておいて良かったです。
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それと万博会場では7〜8時間ほどほぼ飲まず食わずだったんですが
唯一口に入れたのはこちらのUAEレストランのラクダミルク。

もちろん普通の牛乳とは違うんですがそんなにクセの強いものでもなく
更に温かいミルクに氷と甘い綿アメ風のものを入れて提供されるので
どうしても「甘くて薄い加工乳」っぽさを感じてしまいますね。

前に「牧畜民は腹を壊さないために乳に血を混ぜて飲むぞ」と
ラクダの鼻から管を通して血を採取している映像を観た記憶があるので
個人的にはそういうのを飲んでみたかったんですが
さすがに日本人向けではないですよね……。

そして万博会場から新大阪へと戻って
今日の夕食はラストオーダー直前に滑り込んだ511レストランの「551点心セット」。
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肉まんの他にシュウマイや春巻き、ハーフ担仔麺などの
551の人気メニューを少しずつ食べられる観光客には嬉しい欲張りセットです。
特に担仔麺はしっかりと八角が効いており
日本人向けながら本格派な感じも味わえる印象でした。
シュウマイや春巻きも油が多めで王道の美味しさ。
肉まんは想像していたよりも中の餡が少なめでしたが
恐らくこれは甘い皮を味わうものなんだろうなあ、と。

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   旅行・展覧会・イベント等, 雑記

人生初となる大阪旅行で万博をはじめとするいろんなところに行ってきました。
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というわけで初日は新大阪に到着後、地下鉄やJR線を乗り継いで
今日の目的地である仁徳天皇陵のある百舌鳥駅まで一気に南下。
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駅から徒歩圏内のビジターセンターや仁徳天皇陵の拝所や履中天皇陵のビュースポット、
堺市博物館などをぐるりと見学です。
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また堺市博物館の常設展は古代の古墳、戦国時代の鉄砲、
江戸時代の商人文化などを中心としておりた多くの埴輪など見応えのある内容。
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開催中だった企画展「堺の技と美 工芸を彩るレッド&ブルー」の
赤と青は万博のイメージカラー……というのは正直こじつけっぽい気がしたんですが
ちゃんとミャクミャクのパネルが立っていて驚きでした。
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そしてミュージアムショップで売っていたガイドブックや各種グッズが
どれもこれもとんでもなく安く初日にも関わらずいろいろと買い込んでしまいました。
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これ全部で1500円しませんでしたからね。本当にありえない安さです。
下敷きが一番高いというのも普通ではありえないですし
約100ページ、A4フルカラーのガイドブックが150円とか
ゼロが1つ足りないレベルじゃないですかね……。

話によると世界遺産になった関係でいろいろとあって
この値段を実現できたとのことです。ありがたいことです。
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本当は大仙公園に点在している古墳を全て回りたかったんですが予想以上に公園が広く
結局は履中天皇陵のビュースポットまでを往復して
駆け抜ける感じになってしまったのが唯一の心残りです。
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一応事前にGoogleマップ等で大体の広さは把握していったんですが
このあたりの距離感はやっぱり直接行ってみないと分かりませんからね……。
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そして今回の旅行ではいろいろと食べ物も楽しみにしており
1日目は「自由軒本店」の名物カレーと新大阪の駅ナカの明石焼き。

自由軒のカレーはレトルトで何回か食べており
カレー好きとして一度は実店舗で食べてみたかったのです。
せっかくなのでハムサラダもつけちゃいます。
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意外だったのは肉や玉ねぎが結構大きめに切られており
「混ぜカレー」らしかぬ歯ざわりやシャキシャキ感が残っていたところ。
思ってたよりも家庭的なカレーというかレトルトとは一味違いますね。

ただ当然ながら店内がとにかく雑多で大衆食堂然としており
落ち着いてご飯を食べるような雰囲気ではないことは好みが分かれる感じ。
この雰囲気も含めて楽しむものだというのは分かるんですが
何とも言えない居心地の悪さはやはりあるのです。
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そしてこちらが駅ナカの明石焼き。
もっと卵焼きっぽいものを想像していたんですが
中心はしっかりと粉モノっぽさ、たこ焼きっぽさがありこちらも初めての味わいでした。
ただ1人前が8個なのはちょっと多いというか
出汁も薄味な感じだったのでぶっちゃけ4〜5個くらいで飽きてしまいますね。

他のメニューとのハーフ&ハーフ的なものがあれば良かったなあ、と思いつつ周りを見たら
2人以上でシェアしている人がほとんどでした。ぎゃふん。

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   旅行・展覧会・イベント等, 雑記

以前から気になっていたものの仙台市から約1時間と微妙な距離ということもあって
なかなか行く機会がなかった白石城に行ってきました。
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東北新幹線の白石蔵王駅に行ってきました。(2023年9月)
https://tktkgetter.com/blog-entry-1492.html

以前に東北新幹線の白石蔵王駅には足を運んでいるんですが
今回は白石市内の観光がメインということで東北本線で白石駅に到着。
仙台〜白石間の運賃は往復で1540円であり
かつての仙台〜福島間のWきっぷが1560円であったことを思うと
そりゃあWきっぷも廃止になるよなあ、みたいなことを思ってしまうのです。
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そして今回の目的は白石城周辺の観光のほか
現在開催中の「第15回 東北ずん子スタンプラリー」への参加。
「東北ずん子スタンプラリー」は今年で15回目となる長寿イベントですが
開催期間が約1ヶ月半と短く夏休み期間に入る前に終了してしまうこともあってか
「そう言えば」と思い立った時には終わってしまっていたりと
なかなか参加の機会に恵まれなかったので
電車一本の距離ながら今年が初めての参加です。

とは言えあくまでも観光がメインなので
とりあえずスタンプは最初の記念品と交換できる6個を目指します。
マップ等によると白石城までの往復だけでスタンプ6個は十分に達成可能のようですが
白石駅周辺の中心部を全部回ると17個となり
18個での認定書達成には郊外や仙台市内のスポットがどれか1箇所は必要……と
なかなか絶妙なバランスになっている感じですね。
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そんなこんなでスタンプを集めながら駅から白石城までをのんびりと散策します。
「壽丸屋敷」「蔵王酒造展示館」などの観光スポットをちょこちょこと見学したんですが
壽丸屋敷がものすごい混んでいてびっくりしましたね。
開催されているイベント等を考えると観光スポットというよりも
地域のギャラリーのような感じなのかなあ、と。
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それと地図に載っている「ずん子ちゃんの歌声商店街」って何だろう、と思っていたんですが
スピーカーを通してマジで歌声をエンドレスで流し続けているのには驚きでした。
距離こそ短いですがかなりのインパクトがありますね。
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また昼食はせっかくなのでSNS等で話題になっている
白石市役所地下の食堂「熊や」の「ずんずん丼」にしてみました。
いわゆる半チャーハン+半ラーメンのセットなんですが
「中華ソバとヤキメシ」と呼びたくなるような王道でレトロ感のある懐かしい味わいです。
上に枝豆が乗っておりランダムデザインのステッカーが付いてくるなど
しっかりと「東北ずん子スタンプラリー」を意識したものになっているのも嬉しいところ。
上に乗っているのが枝豆なのは常識的に考えれば当然なんですが
すんだが乗っているのをちょっと期待していたのは秘密です。

【NEUTRINOずんだもん・ずん子】なんにでもずんだを注ぐ女【トレス:なんにでも牛乳を注ぐ女】

そして白石城ではまず初めにミュージアムを見学。
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こちらは1階がショップと食堂、2階が無料のミュージアム、3階が有料のシアターであり
1階で買い物をした後にのんびりと2階を見ていきます。
個人所有の古文書などもあったためか写真撮影が不可だったのが残念でしたが
旧石器時代から江戸時代までの白石の歴史を駆け足で一気に見せてくれる展示となっており
無料ながらしっかりと楽しめるミュージアムですね。
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ちなみに3階のシアターで上映している作品は
どれも30分前後と長めでキャストも豪華な本格的なドラマということもあり
時間や予算の関係で今回は鑑賞せず。
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「奥州白石噺 宮城野信夫 娘仇討ち」あたりは気になったんですが
白石蔵王駅にはこの出来事をモチーフにしたと思われる
ずん姉さまやきりたんの等身大パネルがありそちらを先に見てしまったせいで
自分の中でのイメージが完全にこの2人のアニメで固まってしまい
実写作品は何だか違うんよ……みたいになってしまったんですね。
いやマジでアニメで作ってくれませんかねこれ。
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そしてミュージアムから数分ほどで白石城本丸に到着。
中はさほど広くないものの天守閣の雰囲気や景観は非常にいいものですし
スタンプラリーに合わせて開催中の「等身大パネル展」も
1フロア全てに等身大パネルが並べられており見所満載。
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お兄ちゃんだよ♪(EXボイス)
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それと写真からではちょっと分かりにくいんですが
階段がかなり急になっていたのが個人的には媚びない雰囲気でいい感じだと思いましたね。
近年は外国人観光客やらバリアフリーとのせめぎ合いというか
不自由で危険な部分も含めての雰囲気を残すか、
逆にエレベーターなども設置して観光地化するか、みたいになっている印象もありますが
この危なっかしい感じが自分は好きなのです。
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またミュージアム1階のショップや白石駅近くの「小十郎プラザ」などの土産屋では
クリアファイルや城カード、湯呑みなどのグッズを購入し
無料配布のマンホールカードも無事にGET。
「白石城開門30周年記念」のイラストの雰囲気がすごい好みだったので
いつもはA5サイズのクリアファイルは買わないんですが思わず購入してしまいました。

それと湯呑みが500円とかなり安価だったのが嬉しかったですね。
この手の湯呑みやマグカップは800〜1000円くらいが相場、
有名観光地のものだと1500円超、みたいなイメージがあるので
500円なら普段遣いに気軽に使えるお値段なのです。

そんなわけで自分へのお土産も購入しスタンプラリーもしっかりと楽しんできましたが
6月の時点で連日30℃超え、という近年の気温上昇を考えると
1ヶ月くらい前倒しにしてもいいんじゃないかなあ、みたいなことを思ってしまいますね。
今回の「水の城下町白石」というキャッチコピー等を考えても
もうちょっと涼しい時期のほうが良かったのです。

宮城県は「日中は暑くても夜はちゃんと気温が下がるから何とかなる」
みたいな感じだったんですが
ここ1〜2年でその傾向が完全に崩されましたからね……。
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加減しろ莫迦!

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   旅行・展覧会・イベント等, 雑記

令和の時代にフルカラーの縦読みコミックとして蘇った『サイボーグ009』のリブート作品
『神速の改造戦士(サイボーグ)009』の最終巻となる第3巻が発売。
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『神速の改造戦士(サイボーグ)009』の単行本第2巻を購入しました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1607.html

というわけで前にブログに書いたように
本作は2巻の発売時にはLINEマンガでの連載は終了しておりそれから既に数ヶ月が経過。
当然話もWEB連載時に最後まで読んでしまっていることもあり
ぶっちゃけ半分以上はお布施のつもりで今回の単行本を購入したんですが
予想外だったのは帯や最終ページのクレジットなどで
『誕生編』という表記がされていたこと。
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これまで本作に関しては「◯◯編」という記載や公式からのアナウンスは一切なかったのに
最終巻刊行のここに来て初めてそういう表現がされたことには
何だか意図的なものを感じるんですよ。

本作の単行本は発売早々に重版が決定するなど一定の成功を収めた雰囲気もありますし
「新しい読者に向けて種を撒くことが出来た」という自負と共に
「これで終わりではなく009の数あるエピソードの中の1つ」であることを
明言できるようになったのかなあ、と。

そんなわけで最終巻となるこちらの3巻。
1巻、2巻同様にWEB連載時からの大幅なストーリーの変更はないようですが
今回もほぼ全ページにわたって横読みにするための再構成が行われており
3冊目ということもあってコマ割りや演出もこなれてきている印象。

特に009とスカールが加速装置でぶつかり合うシーンは
本作では全3巻を通して初となる2ページぶち抜きでの横長の見開きとなっており
WEB連載時から「紙の本にする時はこうやって落とし込もう」と
意識していたことが窺えますね。
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またWEB連載時にも巧いと思ったのが
0010が退却する時に「オレたち」という複数形での表現をしていたところ。
予備知識がない人には「次のページに出てきた0011のことかな」と思わせつつも
分かる人はプラスとマイナスの2人を思い浮かべる……という
絶妙なダブルミーニングになっていたと思います。

そして1つ気になったのが本作のスカールとの決着の付け方。
本作では火事場の馬鹿力というか人間の潜在能力によって
009の加速装置がスカールのものを超えた、的な描写があるんですが
これって意外にも原作にはない視点だと思うんですよね。

004がとても格好いい『機々械々編』のように
「人の心」が決め手となる戦闘は原作でも多々あるんですが
本作のラストのように「心の力によって能力自体が向上する」描写は意外に少ないというか
『神々との闘い編』や『Conclusion GOD’S WAR』で登場する
「心の旅」「エスパー・サイボーグの誕生」まで出てきていない気がするんですよ。

石ノ森先生はそのあたりの「サイボーグたちの性能」は
結構シビアというかドライに考えており
人間の超能力によってそれを超える新たな力が生まれる……というのを
『完結編』ではやりたかったんじゃないかなあ、とも思ったり。

そんなわけで結果的には「誕生編」のみのリブートとなりましたが
洗脳された002との戦いなど原典にはないアクション要素に加え
0010や0011の顔見せなど後のエピソードの伏線を散りばめつつ
綺麗にまとまったエンディングとなった『神速の改造戦士(サイボーグ)009』。

作者コメントに「一旦終了」とあったり
巻末の描き下ろしでは後のエピソードのイメージイラスト的なものが掲載されていたりと
続編についても意識はしていると思うんですが
フルカラーでのWEB連載や単行本化での作業量を考えると
今すぐに続きを、というのは難しいんじゃないかなあ、と思いますね。

個人的には連載が厳しいなら半年〜1年に1回くらいの不定期でいいので
001〜009それぞれが主役となる短編エピソードを
単発でちょこちょことリブートしてくれると嬉しいなあ、と。

あ、それとそろそろ新作アニメも観てみたいですね新作。
直近の『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』からもう8年が過ぎてしまいましたし
TVシリーズの『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』なんて
いまだに「平成の新しいやつ」みたいに言われますがもう25年前ですからね。
そろそろまた時代が009を求めている頃だと思うんですよ。
完全新作でもいいし完結編のアニメ化でもいいですし
それこそ今回の『神速の改造戦士』をベースに
誕生編を1本の映画にして劇場上映……というのもアリだと思います。
カソクソーチ!!

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   サイボーグ009

先日ブログに書いたように懸賞で万博チケットが当選したことで
人生初となる大阪行きを決意したわけですが
チケットは無事にメールで届いて万博アカウントに連携完了、
予約やら抽選もいろいろと準備(全部落選)したので
いよいよ6月の頭に行ってこようと思います。
20250531

宝くじ公式サイトの「大阪・関西万博(EXPO2025)入場チケットGET!キャンペーン」に当選しました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1604.html

とは言っても万博だけが目的ではなく会場に行くのは3泊4日の予定のうち半日のみ。
何しろ大阪に行くのは初めて、距離的にも次に行けるのはいつになるか……なので
とにかく他にも行きたいところがたくさんあるんですね。

そんなわけで海遊館や大阪城、太陽の塔などの
事前予約や事前決済が可能なところは全て予約済み。
通天閣の前で「テーマパークに来たみたいだぜ テンション上がるなぁ~」
みたいなこともやりたかったんですが
残念ながらそんな余裕もなさそうな強行軍なのです。

ちなみに万博はいろいろと騒がれていますが
「並ばない」なんてのは人間が会場に行く以上物理的にあり得ないわけですし
もちろん当日予約等の使えるものは出来るだけ活用しますが
最終的には出たとこ勝負でいきたいと思います。
「〇〇だけは必ず!」みたいに変に意気込んでいてもどうしようもない部分があるので
「どこに入れなくてもいいから雰囲気を楽しもう」くらいにのんびり構えていく予定です。
2005年の愛知万博の時の経験則です。
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愛知万博は最近になってやたらと引き合いに出されて
「昔は良かった」みたいに言われるようになりましたが
前もそんなに良くなかったというか最終的には何もかも思い出になるというか
会場の自販機が補充した側から売れていくので全然冷えてなかったり
1000円くらいのカレーを食べたら厨房でレトルトの封を切ってるのが丸見えだったことも
今となっては愛知万博のいい思い出なのです。

まあ昔とは言っても2005年の時点でネットの常時接続は一般家庭に普及していましたし
無料の各種コミュニティや携帯電話によるリアルタイムの情報発信なども存在していたので
何でもかんでもスマホに集約されるようになったことを除けば
ぶっちゃけ今とそんなに変わってないような気もするのです。

何はともあれ行ってくるのです。

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大阪万博1970

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