竜馬たちが強制進化したゲッターの一部として現実世界に現れ
「真の敵」を知ることになる
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第29話。

というわけで今回はゲッターの進化と共に実体化した竜馬たちが
現実世界の早乙女博士たちと対面する説明回。
世界が消滅する際にゲッターに乗ってすらいなかった隼人や武蔵(弁慶)も
いつの間にか一緒にいる、というのはちょっとご都合主義な部分も感じますが
ゲッターの記憶によってパイロットも含めて再現された、と
それなりの理由もついていたのでまあいいのかなあ、と。

そして現実世界の空に浮かぶエンペラー、次いで現れた
百鬼獣の疑似個体たちと対峙するところで次回に続く。
敵の正体がエンペラー(?)で過去作のあんな敵やこんな敵を呼び出している、
ということで一気にゲッター作品の集大成っぽくなってきましたね。
舞台が真の世界へと移ったことで戦いもスケールアップしていきそうなので楽しみです。

あ、それと本話の「行くぞ! 隼人! 弁慶!」のセリフが
ちょっと引っかかったのでこれまでの話を読み返してみたんですが
24話までは「武蔵」と呼んでいたのが
次に名前を呼んだ27話では「弁慶」になっていましたね。
仮想世界でも現実世界でもムサシが既に死んでいることを竜馬が認識したから
呼び方を変えた……みたいな意味合いもあるのかもしれません。

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ゲッターロボ 1

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消滅した仮想世界のデータによって進化を遂げた現実世界のゲッターロボ。
しかしそれは竜馬たちの予測を遙かに超えたものであった……。

というわけで前回までの作品世界=仮想世界が消滅し
今回からメインの舞台を現実世界へと移すことになった
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第28話。

今回は連載前にプレ掲載された第0話からの引用を多分に含んでおり
ある意味連載前からの伏線を消化したような展開。
第0話での竜馬のセリフ「ケリをつけようか、ゲッター」は
「この謎のゲッターと竜馬が戦うのか?」的な解釈も出来ましたが
進化を遂げたこのゲッターに乗って真の敵と戦う、という意味だったんですね。
いやー数年単位での壮大なミスリードでした。

前回「いつもの顔のゲッター」が出てきて嬉しい、的なことを書いたので
今回それがあっという間に進化して別の姿になってしまったのは寂しい反面
物語的にはまあ仕方ないな、と納得出来る展開ではあります。

そんなこんなで二人の竜馬がついに現実世界で出会ったところで次回に続く。
次回はお互いの状況を理解するための説明回になりそうですが
「同キャラ同士の会話」をどんなふうに繰り広げるのかが
楽しみな反面やっぱり「話がややこしくならないか?」と不安でもあるところですね。

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「皇帝の欠片」を掲げ現実世界への叛逆を成そうとするゲッターと竜馬、
そして現実世界でもシミュレーター=ゲッター1の強制進化が始まろうとしている
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第27話。

というわけで前回で物語の謎をがっつり説明したこともあって
今回は世界の終わりへと一気になだれ込む展開となった『DEVOLUTION』。
ムサシの最期を彷彿させる炉心(実際は別モノだけど)を掲げての自爆から
世界の崩壊へと繋がっていく、というのは
シチュエーション的にも盛り上がる描写ですね。

そして今回の見所は見開きページで描かれた
進化のために投下されるシミュレーター=現実世界のゲッター1の姿。
いやー清水×下口コンビのメカデザインは
ぶっちゃけ方向性がいつも似通っているというか
自立することをあまり考えていないような足や
マスクを何層にも重ねたような顔などの癖がかなり強いので
こうして「いつものゲッターロボ」が出てくるとなんだかほっとします。
そうそうこういうのでいいんだよ。ああいつものゲッターだ!

しかしいくら仮想世界でのデータやコピーであっても
ゲッターエンペラーが複数存在する、というのは複雑な気持ちもありますね。
石川賢先生自身が「ゲッターロボの最終進化系」と語っていたエンペラーには
解析や模倣すらできない唯一無二の存在であってほしいなあ、と
なんだかマジンガーZEROみたいなことを思ってしまうのです。

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竜馬たちの仮想世界が滅び行く中、
それぞれの世界の早乙女博士の推論や思惑が交錯する
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第26話。

というわけで今回はここ数話で断片的に行われてきた謎解きが
「同じコマ割り、同じ構図、似通ったセリフ回しで二つの世界での会話が同時進行する」
という演出によって結実する重要なエピソード。
ただぶっちゃけると「この漫画とてもややこしい!」というか
今回は理解するだけでいっぱいいっぱい、な部分もありましたね正直。

本当の敵=ゲッターエンペラーに対抗するべくゲッターを進化させるため
現実世界でのゲッター1をシミュレーターとして
エンペラーが主役メカとなる仮想世界を構築、
そうして産み出された世界の一つが本作の世界であり
その仮想世界の中の早乙女博士がそのカラクリに気づき
同じように仮想世界のデータを集めて創造主=現実世界に叛逆する……
という仮想世界に仮想世界を重ねたような世界観になるかと思うんですが
同じデザインの同じキャラが同時進行的に会話をする、という演出が巧いと思う反面
この演出が話を理解するためにはネックになっている部分があると思うんですよ。

多元世界をテーマとしたゲーム『スーパーロボット大戦Z』シリーズでは
マジンガーのTV版と真マジンガー、TV版とOVA版のゲッター、
エウレカセブンのTV版と劇場版などの同名キャラが出てくる作品群が
結局共演するすることなく終わってしまったことに不評がありましたが
本作でいざ同じ名前、同じ外見のキャラを複数出すことの難しさを見せられると
あっちのゲームが共演させなかった理由が何となく分かる気がしますね。
これ取っつきにくいんですよ純粋に。

清水×下口コンビはこれまで数々の有名作を発表してきただけに
ゲッターロボをあまり良く知らないファンも多くいると思いますが
ゲッター作品やキャラに思い入れのない人たちにとって
今回の話の流れがすんなりと頭に入ってくるかというと
厳しい部分もあるんじゃないかと思うんですよ。

そんなわけでなんか話が脱線してしまいましたが
とにもかくにも今回でほぼ全ての謎が解き明かされたわけで
(あとは「正確にはゲッターではない」と呼ばれたエンペラーの正体くらいかな)
次回以降は分かりやすく主人公たちの進化、創造主への叛逆、
そしてその先にある本当の敵=エンペラーとの戦いへとなだれ込んでくれそうな感じです。

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関係者がゲッター線をキメてるとしか思えない(褒め言葉)コラボ企画
「ゲッターロボアーク×こもろ観光局」で商品化された温泉の素
「ゲッター泉」が無事に届きました。
IMG_20211028_220411s-

ゲッター泉4種セット(ゲッターロボアークコラボ温泉の素)
https://yakushikan.stores.jp/items/617178e3ac366111c4e7c0ec

基本的には現地に足を運んでほしい、ということなのか
オンライン販売は400セット限定とかなり数が少なく
当然のように初日に完売してしまったようなんですが
自分は午前0時に張りついていたこともあり無事に購入することが出来ました。

いやーそれにしても見ているだけでなんだかワクワクしてきますねこれ。
レトロ感あふれるデザインが妙に琴線に触れるというか
「幼少時におばあちゃんちの近くの駄菓子屋で売っていたメンコ」
みたいなノスタルジーを感じます。令和の最新アイテムだぞ!

入浴剤の相場は数十円から数百円までピンキリなので
「ゲッター泉」の4個1000円というのが高いのか安いのかは正直分からないんですが
送料が250円というのはかなり良心的ですし
中の人が発送作業に追われている旨をツイートしていたことを考えると
現地販売以上に手間がかかる通販では
400セットというのがギリギリの判断だったんじゃないかなあ、と。

ちなみに今回ゲッター泉を手がけた「こもろ観光局」は
今後もゲッターアークとのコラボ企画を予定しており
現在は「早乙女研究所の入館証明書」をネット等で受付しているようですが
こちらは自分は特に購入予定はないですね。

早乙女研究所入館証明書 | こもろ観光局
https://www.komoro-tour.jp/getterrobot/

地域振興、観光業を盛り上げるためのコラボ企画なので仕方ないんですが
自分の写真や画像をアップロードしてそれを証明書に載せる形になっていたり
「こもろ観光局」の名前や理事長名が表にガッツリと出てきてしまっているのが
ぶっちゃけどうにも生理的に受け入れられないんですよ。

近年は2.5次元やVtuber等の台頭やらも含めて
2次元と3次元の融合、ネットとリアルの融合が極まってきた感がありますが
自分は根本的に3次元が嫌いというか
リアルとアニメ、2次元と3次元は分けて考えたいタイプなので
こうして「リアルが見えてしまう」のが嫌なんですよ。はい。

なので団体名や理事長名は裏面にこっそり印字するだけで
どうせなら表面の承認印は「内閣官房長官 岩鬼将造」にするような
あくまでアニメのファンアイテムとしての遊び心がほしかったなあ、と。

サイン本とかも自分の名前が入るのが嫌なので
いつも宛名などは無しでお願いしているんですが
最近は転売防止等の理由で無記名がダメだったりするんですよね。
世知辛い時代だわ……。

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