発売直後に買ってたもののずっと聴いてなかった一品。
で、感想なんだけど……評判いいから期待しすぎてたというか、正直微妙な感じ。
力ちゃんボイスが個人的にダメだったのがキツい。
以下は各トラックの簡単な感想。
第1話 ぶた肉いためライス
しょっぱなのボーカル曲に戸惑っているうちに終わってしまった印象。
しかしこの曲がいかにも「孤独のグルメ」っぽいから侮れん。
強いて言えば渚ゆう子のようなトホホ感……なのかもしれない。渚ゆう子よく知らないけど。
第2話 鰻丼
原作に忠実。余りにも忠実すぎて書くことがない……。
第3話 焼きまんじゅう
これも原作に忠実。しかし力ちゃんボイスが格好良すぎて
原作の余韻……というか無常観が薄れてしまったような感じも。
第4話 さぬきうどん
屋上の情景やフランクフルト購入といった「画」で見せられない所に
ちゃんとフォローが入ってるのが好印象。
やや説明的すぎる気もするけど仕方ないんだろうなあ。
第5話 豆かん
原作でも好きな話なんだけど一つだけ気になったのが
ボヤの話を聞いた時の「ぷっ」というゴローちゃんの吹き方。
自分の中ではこんな笑い方じゃないんだよ!
第6話 ハンバーグランチ
原作では今回収録の中で一番好きな話。ということで普通に楽しめた。
「モノを食べる時はね~」以降の喋り方が渋すぎる。
あんなに格好いい喋り方なのに食事について熱く語ってるだけなわけで、
確かにあの店長じゃなくても「何をわけの分からねえこと言ってやがる」って言いたくなるわ。
しかし呉さんの片言過ぎる日本語が笑いを誘うなあ。
あそこの表現だけやけに漫画的だ。
ボーナストラック ぶた肉いためライス ハードボイルドバージョン
「24」に興味のない身としては、
終始悪ノリしてる印象しかなくてあまり好きになれなかったオマケ。
これだったら単に1話増やしてほしかったなあというのが正直な感想。
というわけで内容としては原作に忠実なんだけど声が終始気になってしまった感じ。
やっぱりドラマCDって音だけのものだから
声のイメージが合ってるかそうでないかってすごく大きいんだよね。
ただいろんなレビューを読むとこの声が「ピッタリだ」って言ってる人もいるわけだし、
この辺りは個人の感覚なんだなあとしか言えないわけで。
ちなみにドラマCD好きで結構買ってるけど、
個人的に一番「キャスト違うだろ」と思ったのは「ねこきっさ」のクゥ/CV釘宮理恵。
いやさすがに釘ボイスは声質高すぎだろ! って話。