永井豪 「デビルマン対ゲッターロボ 全1巻」 感想

以前に第一話だけ感想を書いた「デビルマン対ゲッターロボ」の単行本が発売。
予想通りというか何と言うかやっぱり短期連載だったらしく全一巻で完結。
同じチャンピオンRED掲載ということで
以前の短編「真マジンガー 衝撃!H編」が同時収録されるかと思ったけど
残念ながら未収録。おかげで当時の雑誌が捨てられん。うーんかさばって困るなあ。

お祭り作品ということで捻ったストーリー展開は特になく、
デビルマン原作の「シレーヌ編」にゲッターチームの面々を登場させて
「デーモンの合体能力」「アモンとシレーヌの関係」をテーマに話が進んでいった印象。
異なる作品のキャラが対立したり協力したりと
まさに東映まんがまつり的な雰囲気なのはいいんだけど
シレーヌ編が元ネタっぽいのにカイムが未登場なのが少々不満なところ。
永井豪氏は以前に「シレーヌ誕生編」という短編を描いたり
「新ジャック」で味方として登場させたりとシレーヌには結構思い入れがあるみたいだけど
相方役のカイムはさっぱりなんだよなあ。
「レディー」以降はシレーヌ→アモンへの想いが強調されて更に不憫な存在になっていくし
せめて登場させてあげても良かったんじゃないだろうか。

あと賛否両論ありそうなデビルゲッターのデザインはけっこう好きだったり。
コクピットとの融合みたいな「~號」を彷彿させる描写もあって
ゲッターアークとは別ベクトルの〝悪魔的フォルムのゲッター〟を見せて貰った感じ。

  

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