(以下の画面は全て「RPGメーカー’98」のものです。)
応用編…というか「RPGメーカー」のマニュアル冊子で「上級編」として
紹介されているのがこの「ビジュアルシーンスクリプト」。
ツクールXPに5年以上先駆けて「スクリプト」が採用されてるのはマジすげえ!
…と一瞬思ったけれどその中身は非常に簡略化されていたりする。
メモ帳をはじめとするテキストエディタでスクリプトを記述し、
「RPGメーカー」のエディタに読み込ませるとAVG風の画面が表示されるという
無料のAVG制作ソフトとして有名な「吉里吉里」のシナリオファイルに近い使い方。
命令数はかなり少なく、出来ることは
・背景画像の表示/変更
・メッセージウインドウの表示/消去/移動
・音楽の演奏/停止
・効果音の演奏/停止
・ウェイト
など単純なもので
命令文も「#DISPLAY_ON」「#WAIT」「#MIDI_PLAY」と直感的に分かるものばかり。
いわゆる「見るゲ」も多く作られている現在のツクールでは
どれもこれも簡単に設定出来るものの
やっぱり当時としては一枚画を使った演出というのは
画期的だったんだろうなあ、と思ったり。