いつの間にやら9月になりパッチ適用版の本体も提出したので
こっちも再始動しようかな…的な反省会第8回。
ゆっくりまったりやっていきます。

第8話は怒涛の説明回。
それまでその場のノリで適当に増やしていた伏線っぽいものに
強引な力業でそれっぽい理由を捻り出す話である。

特に第1話の幽霊話やベスが喋る理由などは
ちゃんと考えているようで全く考えていなかったところなので
ああでもないこうでもない、となんとか繋がるように苦心した記憶がある。
別に全部理屈付ける必要はなかったような気もするが
変なところで律儀なので今回はきちんと説明することにした。
その結果ここらへんからは一つ一つのイベントが妙に長くなっている感じがする。

また第8話でようやくパーティメンバーが全員揃ったので
いろんな条件分岐やらを考える必要がなくなって作業的にかなり楽になった記憶がある。
ちょっと気を抜くと今いないはずのキャラが喋ったりするから困る。

つづく。

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ここからはまあ個人的なことというかなんというか。

本編の内容とは関係のない話になりますが
今回の提出にあたって一番気をつかったのは「セーブデータの引き継ぎ」でした。

連載形式、分割形式のゲームはツクールやフリー/シェア問わず結構ありますが
新作部分が発表されるたびに大幅な仕様の変更やバランス調整が行われ、
その結果前のセーブデータが使えなくなってしまうというパターンが多々あり
そのたびに1プレイヤーとして複雑な気分になっていました。

実際それで「ごめん同じとこもう一回プレイするのってきつい…」と
途中で挫折してしまった苦い思い出もかなりあったりするわけで
とにかく自分のはきちんと引き継ぎ出来るようにしよう、と
かなり初期の段階から決意していたのです。

1stガンダムの小説(アムロが死ぬやつ)が再版された際に富野監督が
【今回の再版で書き直すことも考えたが、もしアムロが死なない改定版となったならば
 それは過去の読者を無視する行為であろう。それは卑怯である~】
ということを書いていましたがそんな感じです。

一度モノを出してしまったからには
軽々しく後付けで変えたり次回に引き継ぎ出来なかったりするのは
既にプレイして下さっている方々に失礼なことだと思うんです、うん。

……とまあ非常に偉そうなことを長々と書いてみたけれど
自分の場合は単に時間がなかっただけです。つまり言い訳です。
そんなわけで1~7話部分は紅白版からの違いはほとんどありません。
てへぺろ。

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  輪姫少女(ツクール2000), RPGツクール

15歳の美少女SP、五条都を主人公とする四コマ漫画
「えすぴー都見参!」がついに最終巻。
雪さんや親友の並木を含めた四角関係にも決着がつき
今まで何度か話の中心となっていた直人の悩みや成長も描ききっての大団円。
いやあ面白かった。

ラスト近辺の直人の決断はかなり思い切ったものなんだけど
そこに至るまでの流れや感情の機微、
対照的である御影院との交流をしっかりと描いているため
そこまで極端だとは思わせない見せ方になってるのは見事。
特に「犬を飼う責任、人を雇う責任」などの細かいやり取りが
しっかりとラストへの布石になってるあたりの構成も上手いなあ、としみじみ。
ただその「世間知らずな直人」の中に「モヤシを知らなかった」を入れてしまうのは
さすがにやりすぎだったんじゃないだろうか。
初期はもっとごく普通の一般人に近いキャラだったような気もするし。

また贅沢を言えばラストまでの流れに無駄がなさすぎたというか
もうちょっとサブキャラたちにスポットが当たる話が欲しかったなあ、と。
5巻は直人たちの関係と成長に終始していてその結果
もう一人の親友である巣鴨や同僚SP、メイドさんたちがワリを食ってしまった感じだし
御影院の二人も4巻で登場したばかりだから
あっさりと起業して成功してしまったイメージもなきにしもあらずだし。
特に巣鴨なんかは前回、メイドの三剣さんの「大学に行きたかった~」という
言葉をきっかけに何らかの変化を見せてくれると思ってたんだけどなあ。

そして一番の衝撃だったのが「約9年間のおつきあいありがとうございました」
という表紙裏の作者コメント。
9年……だと…?

 

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  四コマ漫画, アニメ・漫画

「鋼鉄の七人」から17年後を舞台とするクロスボーンシリーズ最新作
「クロスボーンガンダム・ゴースト」の2巻が発売。

今回は空白の17年間を描く回想+説明話や
無印クロスボーンの「クロスボーンガンダム対F91」を彷彿させる
ヴィクトリータイプとの主役機同士の対決など
旧作からのファンには嬉しいシーンがてんこ盛り。
他にもジョングの登場や精神感応による視界の同調など
先日新装版が刊行された「Vガンダム外伝・脱出計画編」(現:プロジェクト・エクソダス)
の要素もちらほら入っており1巻に続いて見所は満載。

また次々と姿を現してきた「サーカス」の面々は一見トンデモすぎるように感じるけど
戦艦が二隻並んでいる今回の見開き(88~89P)なんかを見ると
そこまで極端なデザインでもないように思えてしまうのが不思議。
バイク戦艦に対抗するにはこれくらいはっちゃけないといけないんだなあ、と。
木星帝国系MSの流れを考えれば不自然なものではないし。

そんなこんなでリガ・ミリティアも登場し
早くも次巻が楽しみな「クロスボーンガンダム・ゴースト」。
無印クロスボーンをなぞっているとするなら
そろそろ主人公フォント君に情報戦以外での見せ場が出てきてもいいと思うんだけど
そういうキャラでもないし果たしてどうなることやら。

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  アニメ・漫画, クロスボーンガンダム

40周年ということでいろいろと動きのある「デビルマン」と「マジンガーZ」だけど
今月のチャンピオンRED10月号には「デビルマンセレクション」と題した
短編集が付録小冊子として登場。

収録作品は「シレーヌ誕生編」
(シレーヌに取り憑かれた女性モデル、神鳥リサを主人公とするエピソード。
単行本「豪ちゃんマガジン」に収録。)
と「デビルマンゴースト」
(不動明がキャスト製フィギュアを媒介にして人知れずジュンを助ける
「デビルマンレディー」の外伝。「レディー」の単行本に収録。)
の2作というややマイナーな短編からのチョイス。
とは言え両作品とも現在でも単行本が手に入るし
インタビューやコメントなどがあるわけでもないから
個人的にはそれほどの内容じゃなかったなあ、というのが正直なところ。
表紙のアオリ文『永久保存版決定!』に惹かれて
ついついチャンピオンREDを購入してしまったんだけど
ファンアイテム以上のものではないという感じ。
ちょっとしたデビルマン関連作の初出一覧や年表でも入ってれば
読み物としても楽しめたと思うんだけど。

そんなこんなで40周年である今年、
たくさんの付録冊子や新装版が出てくれてるのは嬉しいんだけど
なんかこう不親切というか読者にやさしくないラインナップなんだよね。
先日刊行された「改訂版デビルマン」にしても「新デビルマン」が網羅されておらず
来月新装版が出る「ネオデビルマン」と重複する部分があるし、
今回の「デビルマンセレクション」にしても
「デビルマンゴースト」は地獄編を経たレディー中盤を舞台にしているから
単体では世界観や背景設定、状況が分かりにくいし。

いろいろと出てる割には「これとこれを読んでおけば全部OK!」
ってモノがないのがちょっと残念。

   

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  アニメ・漫画, ダイナミック系

フランソワーズを主人公とするエピソード「ありえざるもの」の
後半のストーリーが展開した「サイボーグ009完結編」の第5話。

今回は小説版では143Pから172P(文庫版165P~200P)にあたるストーリーが展開。
とにかく小説に忠実に漫画化していたこれまでのエピソードとは違い
中盤、アランとカネットがフランソワーズを訪ねてくるあたりからの流れが
かなり簡略化+分かりやすくなっており
特にモーリス警部の行動や2人目のアランの登場など
小説ではかなり話の流れが唐突+説明不足だったところを
上手く噛み砕いていたという印象。
小説版を既読ということもあって全く同じ話だと新鮮味はないし
そういう意味でも1~5話の中で一番面白かったような気がするなあ今回。

ただ小説と違って画で見せているということもあり
フランソワーズの前に現れたUFOや羽の生えたアランとカネットなどが
妙に陳腐なデザインに思えてしまった部分も。
彼ら、彼女らの存在は現段階では「よくわからない存在」として書かれているんだし
ジェット編の「王の王」のように不定形っぽくしても良かったんじゃないだろうか。
あんなふうに羽だけ生やされると妙に笑いを誘うというか何と言うか。

そんなわけで文庫版の刊行も正式にアナウンスされた「サイボーグ009完結編」。
あと2ヶ月後には完結してるとか全然実感湧かないんだけど
まあとにかく漫画版ともどもゆっくり読んでいくことにしよう。

しかし文庫に当たってかなり加筆修正が入るみたいだし
ハードカバー版は上巻で打ち切って無かったことになってしまうんだろうか。
個人的にはそういう後出しジャンケンみたいなのあんまり好きじゃないんだけど。

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  アニメ・漫画, サイボーグ009