永井豪/高遠るい 「デビルマンG 3巻」 感想

美樹ちゃんのデビルマン化によって
真のストーリーが動き出した「デビルマンG」の3巻が発売。

21世紀に蘇った完全新作デビルマン、という触れ込みだった本作、
正直1~2巻はデビルマンのパロディをやりたいのか
現代風のリメイクをやりたいのか
それともアニメ版の漫画化をやりたいのか
「面白いんだけどなんか方向性が掴めない」部分が結構あったんだけど、
今回で「誕生篇」「シレーヌ篇」「ジンメン篇」を《一種の通過儀礼》として消化し
更にニクスとの戦いの中で原作版のラストシーンを
ある意味茶番のような形で挿入したことで
やっと「ここから先は誰も知らないストーリーが始まる」的な感じになってくれた雰囲気。
まさにハッピーバースデーデビルマン!
ここまでは長いプロローグだったんだねこれ!
まさか実写版ネタまで持ってくるとは思わなかったよ!

また「デビルマンレディー」や「AMON」を踏襲したデザインの黒シレーヌ=ツバサが
最後の最後まで話を掻き回しそうな立ち位置になっていたり
今までの派生作品でも皆無だった「明(アモン)と美樹ちゃんの真の意味での共闘」が
どんな形になっていくのかも楽しみなところ。

しかし今回巻末に各キャラのデザイン画が載ってるけど本編とけっこう違うねこれ。
デザイン画は高遠るい氏の絵柄そのままで描かれてるのに対して
本編では永井豪氏の画に近づけようとしている感じ。
1巻の感想でも書いたけど
無理に永井豪デザインを意識しなくてもいいんじゃないかなあ、と少し思ったり。
下手に似せようとして中途半端になるより
デザイン画そのままのほうが好きだわ自分。

   

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