日本全土を巻き込んだ戦いから数か月後、クロード=ギラン氏の来日によって
新たな混乱が示唆される『デビルマンサーガ』の第107話。

というわけで今回は来日したギラン博士によって
アスカたちが異次元世界へと消えたことが勇希に報告される展開。
ザンに汚された白縫さんが塞ぎ混んでいたり
傷が治った美紀ちゃんが勇希の補佐官に着任したりと
このあたりの三角関係? にも新たな変化が起こりそうですね。

また個人的に興味深かったのがホーカー、ラーゴ、ガンゴの三名や
国軍省での戦いでも活躍した2代目クウモなどから分かるように鎧との波長が合えば
着せ替え感覚でいろんな人物がデビルマンとなれるかもしれない、というところ。
精神力などの問題はあるみたいですが「サーガ」のデーモン・アーマーはあくまでも鎧なので
無印デビルマンやレディーよりは「戦いが終われば鎧を脱ぎ捨てて元の生活に戻れる」的な
救いが用意されているようにも思えます。

そして前回異変が起こったロシアから
ジンメンが脱出したと思しき描写とともに次回に続く。
世界規模から異次元、と一気に物語がスケールアップしてきたので次回も楽しみです。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

ザンの敗北と中国艦隊の引き上げにより
ひとまずの勝利を得たデビルマン軍団と国軍省の安堵が描かれた
『デビルマンサーガ』の第106話。

というわけで前回からの流れでアモンたち3人が協力してザンを倒し
戦いに一区切り、といった感じのエピソード。
ザンに汚されたシレーヌがアモンと抱き合い
それをカイムが複雑な表情で見つめている一連のシーンが印象的ですね。

こういう描写を見ると勇希、白縫さん、貝阪氏の三人が
それぞれアーマーの人格をどう捉えているのかが気になってきますね。
勇希は「自分とアモンとは違う」と言っていて
貝阪氏も「吹っ切れたというかスッキリした」と以前言っていましたから
勇希に好意を持つ白縫さんだけが「アモンとシレーヌの関係が自分たちにも当てはまる」と
拘り続けている感じでしょうか。

そして「日本の最終兵器」として大仰に登場したヤマタノオロチが
本物の核弾頭ではなくブラフだったということも明らかに。
ここらへんの会話は現実に則したリアル感があるんですが
悪魔の戦争が始まろうとしているこの状況で
「核兵器」にこれほどの抑止力があるのかはちょっと疑問ですね。
超能力でなんとでもなりそうな雰囲気もありますし
現代の世界情勢と絡めてそこらへんの各国の行動がリアルになればなるほど
デーモン・アーマーが過小評価されてしまう感じがします。

そしてロシア上空で異変が起こったところで次回に続く。
ついに異次元世界でのアスカたちの戦いが現実世界に影響を及ぼしてくる感じでしょうか。
いやあ楽しみです。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

昨年秋に初報が出てから「おいおいマジかよイヤッホゥ!」と
とにかく放送を楽しみにしていたアニメ『ゲッターロボ アーク』が
いよいよ7月から放送開始。

7月のCATV番組カタログでもきちんと新番組として紹介されてますし
こういうのを見ると放送が本当に近づいているのが実感出来てワクワクしてきますね。
何と言っても『新ゲッターロボ』からいつの間にやら15年以上も経ってますからね。

そして今回の『ゲッターロボ アーク』は
過去のOVAよりも作画レベルが上がっているというか
キャラクターデザインがかなり原作寄りになっているのが嬉しいですね。
ネオゲッターの時に「もっとキャラの線を増やしてもよかったかもしれない」
みたいなスタッフコメントを拝見した記憶もありますし(※)
今回はメカ作画をCGに振り切ったことで
キャラ作画へのリソースを増やすことが出来た感じでしょうか。


(※)
実際『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』って
初報の時と発売したOVAで作画が全然違うんですよね。

初報のイメージではかなり原作寄りで線や影も多いデザインですが
本編ではスピード感を重視したのかそのあたりが省力化された感じになってます。


またネット配信やケーブルテレビの専門チャンネルの他に
地上波でも放送されるというのが個人的には一番驚いたところ。
川越監督による過去のゲッターロボ作品が全てOVA
(「新」は正確にはスカパーの有料放送が最速)だったことを考えても
これだけアニメの放送形態が多様化した時代に
一見さんお断りになる可能性を孕んでいる『ゲッターロボ アーク』が
TVシリーズとして放送されるというのは驚きというか戸惑いすら感じますね。
自宅のテレビでゲッターが放送されるってだけでドキドキしてきますよ本当。
絶対にOVA(あるいは『マジンカイザーSKL』のような先行劇場上映)だと思っていたので。
とりあえず自分はネット配信で見放題しつつTV放送はBS11で追うことになりそうです。

それと今回のアニメ版のキャッチコピー「生存か。消滅か。」ですが
これは漫画『真ゲッターロボ』でのギィムバグ軍曹のセリフが元ネタですね。


ギィムバグ軍曹は立ち位置的には中ボスというか進化するゲッターのやられ役なんですが
ゲーム『ゲッターロボ大決戦!』ではラスボスに抜擢されて
フルボイスで原作セリフを喋りまくるという優遇を受けていた記憶があります。
「大決戦」発売当時は「真」がまだ不定期連載中で話がどう転ぶか分からず
しかも他にネームドの敵キャラがいなかったですからね。

ちなみに上の画像ですが
片方が連載時(スーパーロボット大戦コミック)、もう片方が単行本のものです。
『真ゲッターロボ』は単行本化の際に「エンペラーに対する竜馬の反応」を中心に
加筆修正やセリフの差し替えが行われているんですが
ここでも上のコマが変わってます。

そんなわけで興奮のあまりいろいろと話が脱線してしまいましたが
いよいよ来週から始まるアニメ『ゲッターロボ アーク』。
PVではドラゴンや真も登場してますし現在発表されているキャストの面々を見るに
単なる「アーク」のアニメ化というだけでなく
アークの時代から「サーガ」全体を俯瞰するように
アバンタイトルや回想シーンで無印~號までのダイジェストみたいなことを
しっかりとやってくれるんじゃないかなあ、と期待してしまいますね。
漫画のあの場面やあの場面が最新アニメで観られると思うだけでもう感無量ですよ。
さあ旅立ちだ!

あとファンサービス的に「やかんゲッター」は
ちゃんと背景にこっそり出してくれそうな感じがします。
恐らくフルパワー真ゲッターやアークよりも圧倒的に強いあのやかん。

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ゲッターロボアーク(アニメ)

アニメ2期も好評のまま終了し劇場版など今後の展開も順調な
『ゆるキャン△』のアクリル製キーホルダー
「ぷにこれ!キーホルダー」を購入しました。

アニメのグッズは一度手を出してしまうとキリがなく増えていくので
最近はあまり購入することがなかったんですが
どうして今回このアクリルキーホルダーを購入したかというと
珍しくラインナップに綾乃ちゃんが入っていたからなんですね。

綾乃ちゃんは気だるげな感じとかいろいろと自分的にストライクで
『ゆるキャン△』の中では一番好きなキャラなんですが
いかんせんストーリー進行の関係でアニメ1期では未登場、
2期でも再登場は匂わせつつもゲストキャラ的な扱いだったので
アニメに合わせて商品展開がされることが多いグッズ化にはなかなか恵まれず
エロい画像も少なくて悔しい思いをしていたんですよ。
10~11巻あたりではほぼメインを張ってくれるんですが。

ということで「やったー綾乃ちゃんだー!」とばかりに勢いのまま買ったわけですが
こちらのアクリルキーホルダーは「キーホルダーとして使わずに綺麗に保存したい」
というニーズに応えてか小さなスタンドが付属しており
普通に立てて飾れるようにもなっているのが嬉しいところですね。

ただアクリルキーホルダーのような薄いものを
普通のフィギュアのようにケースに入れるのもなんだか違うなあ、と思い
縦横のサイズを測ったり厚さを調べたりして
最終的に100円ショップで売っていた薄いプラスチックケースに挟むようにしてみました。
こんな感じです。

いくら好きなキャラとは言っても綾乃ちゃん一人では淋しいので
主人公ペアも一緒です。即興にしては上手くいったと思います。
実は小さく切ったダンボールを裏に挟んで厚さを調節しているだけなので
裏から見てはいけません。

そんなこんなで綾乃ちゃんグッズ増えろ~増えろ~と
今も呪詛を唱えているんですが
とりあえずはクリアカードコレクションガムの第2弾に期待ですね。


正直第1弾のラインナップはキャラの素立ちカードがほぼ半分と
アニメが予想外に受けたから慌てて企画したような水増し感があったんですが
そのあたりを改善してくれれば言うことなしです。
ちなみに上の画像では2箱ですがシークレットがダブったので3箱目買いました。ぐえー。

逆に原作版のクリアカード「COMIC SELECTION」のほうは
すごい良かったですね。


多彩な収録イラストもさることながら
全32枚+BOX特典1枚で1BOX買えばほぼ確実にコンプ完了という
最近の食玩カードにあるまじき親切さがたまらなく嬉しかったです。

そんなわけでトレーディングカードの記事は最近書いてませんが
『ゆるキャン△』のクリアカードは両方ともコンプ済みなのです。
近年は食玩カードのコレクションも増えてきたので
余裕が出来たらそっちも書きたいなあ、と。

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  トレーディングカード, コレクション, アニメ・漫画

そんなわけでちょこちょことあっちに行ったりこっちに行ったりもしましたが
のんびりと進行中の『妖鬼少女』の制作日誌第70回。

RPGツクールはスクリプトが搭載されて以降は一気に可能性を広げた感がありますが
基本的なUIやイベントコマンドは2000時代の頃からさほど変わっておらず
自分も昔の感覚でイベントコマンドを組んでいるんですが
たまーに細かい仕様の違いや改善された部分があって戸惑うことがあったりします。
例えばこちら。

バトルコマンドの開始条件「敵キャラのHPが○○%以下」は
同時に倒さないと復活する敵を作ったり
HPが減るとパワーアップする要素を入れたりといろいろと便利なんですが
ツクール2000ではこの「敵のHPの%」は小数点以下を切り捨てており
敵のHPが0.99999……の場合もイベントが起こるようになってしまっているんですね。
なので「この敵を倒したらイベントを起こそう」と思って敵のHP0%を開始条件にしても
状況によっては「倒してないのにイベントが起こる」ということがあり得ます。
毒ダメージでHPが1になった時などはほぼ確実に発生します。

これを防ぐためには変数にHPを代入するなどの方法がありますが
そうなると今度は開始条件に変数=がないという仕様が襲いかかってきます。
まるで嫌がらせのように「変数○○以上の時」はあります。

というわけで過去のツクールでは厳密にやるのは面倒くさかったんですが
つい先日「あれ?」と思って数値をいろいろいじって調べたところ
少なくともVXAceでは0%は0%としてしっかり計算してくれることを確認しました。
知らなかったそんなの……。
いやーついつい2000からの流れで律儀に変数代入してましたよ。
少なくともこの点についてはいつの間にか改善されていたと言えるんじゃないでしょうか。


ちなみにバトルイベントの開始条件に「変数が○○の時」を指定することは
VXAceはおろか最新作のMZですら出来ません。
むしろ設定項目が減っています。なんでやねん。

と思わず叫びたくなりましたが
結局はスクリプトに適当な処理を挟み込むことで解決させました。
(例えば戦闘行動のたびにコモンイベントを発動させれば常時HPを監視出来ます)
ここまで長々と書いておいて最後はスクリプト頼りというのは
何とも本末転倒感がありますが使えるものは使っておくのです。はい。

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   妖鬼少女(現在制作中), RPGツクール