永井豪 「デビルマンサーガ 第36話」 感想

自らの力と立場を誇示する魔将軍ザンを中心に
誕生したデビルマンたちの思惑が交差する『デビルマンサーガ』の第36話。

というわけで今回は戦いも終わって会話が中心のストーリー。
いやーこんなに活き活きとしてる魔将軍ザンを見るのは初めてですね。
今までのシリーズは出番すらほとんど無かったし
どちらかと言えば命令をしっかりこなす中間管理職っぽいイメージがあったので
けっこう新鮮な感じです。
まあ中のゴーダー氏の影響が強いのかもしれないけど。

そして気になるのは白縫さん≒シレーヌの次回以降の動き。
ザンの思想は以前にシレーヌが主張したものと
似通っているような印象を受けるし
ここでデーモンたちが人類に反旗を翻す、的な展開に
持っていくのかもなあ、と。

その一方で日本の勇希パートは
亀井教授があっさりと引き下がってひとまず一区切りといった感じ。
まーだ動かないんですかねこの主人公は……。

そんなこんなでいつの間にやら36回を数えて
単行本の第4巻も予約が始まっている『デビルマンサーガ』。
1巻が1~8回、2巻が9~17回、3巻が18~25回になっているから
4巻は33~34くらい、カイム誕生あたりまでの収録になるのかなあ。
なんかすっごい地味な巻になりそう。

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