三号機パイロット、ツツノの謎が明かされ
いよいよ反撃開始! な雰囲気が漂う『ゲッターロボ牌』の第8話。

そんなわけで今回はツツノの秘密に触れつつ
生身でのゲッタービームが飛び出したりと見所が満載。
いやー正直今回の第8話が今までの『牌』の中で一番面白い話だと思いました。
オリジナル要素がたくさんあるとワクワク感が違いますね。

そして何と言ってもニヤニヤしてしまうのは
「過去のゲッター線の研究」として
これまでの三号機パイロットたちの最期に触れていたところ。
「本来三号機に乗るはずだったのはバン子」というのは
竜馬が死ぬ予定だったという初期設定を意識したものなのかなあ、と思ったり。

しかし「過去のゲッター線の研究」って何なんでしょうね一体。
津島直人先生の『飛焔』以降の石川先生以外の作家によるゲッター作品は
どれもこれも多かれ少なかれ『サーガ』の世界の存在を意識しつつ
パラレル・別世界であることを描写していましたが
個人的にはそのあたりは『DEVOLUTION』ががっつり踏み込んでいるので
『牌』ではファンサービス程度に抑えておいてほしいなあ、と。

そんなこんなで次回に続く。
いやーそれにしても今回はついに麻雀要素が皆無になりましたね。
変にノルマというか枷になるくらいなら
麻雀要素は完全に取り払っちゃってもいい気がするんですが
雑誌的にそのあたりはどうなんだろう、とも思ったり。

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ゲッターロボ牌

多勢に無勢で兵士たちの前に倒れる白縫さん、
そしてついにアーマーについて語り出そうとする勇希、と
前回から続く流れでストーリーが展開する『デビルマンサーガ』の第53回。

というわけで今回のメインは水中アクションを絡めた
白縫さんと兵士たちとのやりとり。
兵士たちの下衆な反応はいかにも永井豪作品のチンピラって感じですね。
意外にあっさりと白縫さんが捕まってしまったのはちょっと拍子抜けだけど
白縫さんも兵士たちもまだ変身していないし
ここに貝坂やゴーダーが乱入して一悶着あるような気もします。

そして日本パートではジンメンやアモンの事件に触れつつ
勇希がアーマーについて他言することを決意する展開。
今のところは「日本人を守るため」という大義名分が存在しているけれど
過去のデビルマン関連作品を振り返ってみると
戦いが続くにつれてそのあたりに疑問を持つように
なっていくのかなあ、と。

そんなこんなで次回に続く。
全体としての感想は前回と同じになってしまうんですが
ここ数回はどうしても1つのシーンを小切れにした感じの印象があるので
単行本でまとめて一気に読みたいところです。
ページ数的には6巻もそろそろ出せるはずだけど
いつになるのかな。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

二人の竜馬の出会い、そして消滅した平行宇宙の謎、と
いよいよ隠されたストーリーが動き出しつつある
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第17話。

とにかく平行宇宙の謎が「DEVOLUTION」の魅力なので
今回はそのあたりにガッツリ踏み込んで一気に面白くなってきた印象。
今後のキーパーソン、敵役になりそうだった蘭堂氏が
あっさりと退場してしまったりと
読者を裏切る予想外の展開が続くのは嬉しいですね。

ただ前回引っ張った武蔵の秘密があまりにもあっさりと流され
二人の竜馬+隼人+早乙女博士の会話にも混ざれず
今回は完全に武蔵の蚊帳の外で話が進んでしまっているのが
ちょっと残念だったところ。
キャラクター的に本作の武蔵はかなり好きなので
このまま本筋に絡まずに終わってしまうのは嫌だなあ、と。

とは言え原作漫画の武蔵も家族関係については全く語られていなかったし
このあたりは「養子であったことも含めて本物の武蔵だったんだ」的な
どんでん返しがありそうな気もします。

そんなこんなで今まで乗っていたゲッターが実は……という
衝撃の事実と共に次回に続く。
今回は謎解きメインで一気に話が進んでいった感じなので
次回以降の展開が非常に楽しみです。

 20170521.jpg

あ、それと今月の別冊少年チャンピオンですが
なぜか近所ではどこにも売ってなかったので
今月号は仕方なく電子書籍版にしてしまいました。
別チャンはほぼ毎号クリアファイルが付録になっているので
電子書籍で買うとちょっと損をしてしまった気分になります。うーん。

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ゲッターロボ 1

ゲッターロボ 1

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ゲッターロボDEVOLUTION

定期的に休載を挟んで展開中の『ゲッターロボ牌』の第7話が
5/15発売の「近代麻雀」誌に久々に登場。

いやー「近代麻雀」誌の号数と発売日の関係って
同じ月2回刊行のビッグコミック等とはちょっと違う数え方なんですね。
てっきり次回は6月1日発売号だと思ってました。
見逃すところでした。あぶないあぶない。

というわけで今回は3号機パイロット、ツツノのバックボーンを紹介しつつ
彼女を助けるために大陸へ赴く展開。
大陸が既にアトランティスの前に陥落していたりと
これまで表に出てこなかった世界観がところどころに出てきて
非常に興味深いところです。
アーク=ホトケサマ(=大日如来)というのは
ゲッターアークを意識させるファンサービス的なネーミングなんだろうなあ。

また以前に感想の中で「見たいなあ」と書いていた
研究所メンバーで麻雀を行う日常シチュエーションがあったのも嬉しいところ。
手玉に取られていたようで最後にしっかり逆襲するバン子に
普段はクールなのにバン子には悔しさを露わにするタケヲなど
それぞれのキャラの特徴が出ていて読んでいて非常に楽しいですね。

そんなこんなで舞台を大陸に移しパイロット候補のツツノが早くも大ピンチ、と
ゲッター漫画のフォーマットに則っていたこれまでと違い
一気にオリジナル描写が増して面白くなってきた『ゲッターロボ牌』。
ツツノが生きていてそのまま3号機パイロットになるのか
はたまた別のキャラが登場したりするのか。
3号機パイロットは毎回強めのアレンジが入るので
「どう転んでもおかしくない」先の読めなさがあって楽しみ楽しみ。

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ゲッターロボ牌

国軍省との会話の中で自分の気持ちの変化に戸惑う勇希、
そして白縫さんが血気盛んな兵士たちに……と
国内・国外両方で話が大きく動き始めた『デビルマンサーガ』の第52話。

というわけで今回は前回の続きになる形で
それぞれの思惑が語られる展開。
中でも興味深いのは「デーモン・アーマーについて話したい」
という衝動に駆られる勇希の描写。
今までアーマーに関わること、戦いに携わることを拒否し続けていた勇希が
自分から渦中に飛び込もうとしている……ということで
ストーリー的にはここらへんがターニングポイントになるのかなあ、と。

そして海外パートではトレーニング中の白縫さんを兵士たちが襲撃。
ジムのプールだったり学校のプールだったりと
永井豪作品ではこの手の水着シチュエーションが多い気がしますね。
水着=無防備というイメージがありますし
話の流れに説得力を持たせつつサービスシーンを描ける……ということで
永井豪先生のお気に入りの展開なのかもしれません。

しかしシレーヌが名無しの雑魚兵士たちに倒される場面は想像がつかないですね。
全員を返り討ちにして疲弊したところに
ニヤニヤしながらゴーダー氏が出現、みたいな感じになるのかなあ、と。

そんなこんなで次回に続く。
話はどんどん面白くなっているんだけど
前回、今回の話は流れ的にまとめて読みたかったというか
2回に分けられてしまったせいで
緊張感が薄れてしまった部分があるなあ、というのが正直な感想。
この際月間連載でもいいので
まとめて数十ページ一気に読みたいところです。はい。

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