昨年の秋にガンダムベースで先行販売され
一般販売後も長らく品薄状態が続いていたEGガンダム。
最近になってようやく通販サイト等でもコンスタントに手に入るようになったので
さっそく購入して作ってみました。
税抜500円という値段に最新技術が詰め込まれているということで
前からずっと気になっていたんですよねこれ。
まずパッケージはこんな感じ。
ライトパッケージという名前の通り箱ではなく袋入りの簡易包装なのがすごい新鮮です。
そしてランナー。いやーすごいですね。完全に普通のプラモデルです。
正直もっと子供向けというか他のEGシリーズの印象が強かったので
こんなに細かくて本格的なプラモとは思っていませんでした。
これ本当に500円で売っちゃっていいんですかね。
パーツ数は武器なしで67個とのことですが
これってHGUCの初期のシリーズとそんなに変わりがないですからね。
旧キットやファーストグレードが300円~ということを考えても
完全に色分けされたこのクオリティのガンプラが500円というのはほんと衝撃です。
そんなわけでさっそく組み立ててみました。
いつものようにパチ組みをした後に
ちょこちょこと墨入れをしてアンテナのフラッグを切り取り、
スカート部分の分割を行った簡単作成です。
安いので失敗したら買い換えればいいや、な感じで
いろいろ挑戦しようかとも思いましたが結局いつもの感じになりました。
のんびり作ってここまでで大体45分です。
慣れてる人ならもっと早く、プラモが初めてでも1時間あれば作れるんじゃないでしょうか。
そして可動ももちろん完璧。ラストシューティングを意識してなのか
腕や肩が上方向にも動くようになっているので
怒り肩なども交えた格好いい決めポーズがバッチリと決まります。
そして組み立てていて個人的にすごいと思ったのが
「パーツを挟み込む部分」がほぼ皆無なんですよこのEGガンダム。
例えばこの写真の足の部分も普通のプラモだったら
間接パーツを挟んで作るところですが
このEGガンダムでは上から間接を被せて嵌めるようになっているんです。
これどういうことかというと
「組み立てを間違えてパーツを外さなくちゃいけない」状況がほぼ起こらないんですよ。
「間接パーツを挟むの忘れて組み立ててしまい直そうとしたらピンの部分が折れてしまった」
というのは誰もが一度は経験したことがある失敗だと思いますが
EGガンダムはそもそも挟む工程がないのでそういうことは起こりません。
この親切さはすごいですよ本当に。
そんなこんなでこちらのEGガンダム、作りやすさもさることながら
個人的にはプロポーションも最近のRX-78-2の中では一番好きですね。
恐らく比較対象はHGUCやロボット魂A.N.I.M.E.になるんでしょうが
それらよりも顔の彫りが深いというか
全体的にメリハリがついた感じになっているのがすごい好みです。
そしてライフルとシールドが付属した通常版も5月に発売予定ですが
自分としては今回のライトパッケージで満足してしまったので
そっちは手を出さなくてもいいかなあ、と。
正直ライフルやシールドはどのガンダムにも付いてくるので
プレイバリューを高めるためにも他の武器が欲しいですね。
特にジャベリンとかハンマーとかナパームとか立体化に恵まれてないやつ。
ENTRY GRADE 機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム(フルウェポンセット) 1/144スケール 色分け済みプラモデル