前回に引き続いてコロニー「ノートラム」を巡る決戦が行われた
「機動戦士ガンダムAGE」の第27話。
ヴェイガン要塞の落下による地球の汚染を防ぐために
敵味方であったアセムとゼハートが一時休戦し共闘……というのは
人の心の光を見せなきゃいけなかったりνガンダムは伊達じゃなかったりする
アレを意識した展開なのは間違いないんだけど
ガンダム・サーガ完結編と銘打たれていた「逆襲のシャア」とは違い
「機動戦士ガンダムAEG」はまだまだ中盤ということで
微妙に伏線や「まだまだ終わらないぜ」的な描写が見受けられて
モヤモヤ感の残る展開になってしまった感じ。

第1部の時も思ったけど
今後も数十年にわたって戦争が続くことが確定しちゃってるから
どんなに共闘や和解、最終決戦っぽい雰囲気を見せても
どうしても茶番的な感じにしか思えないんだよなあ。
アセムとゼハートは続く第3部でも普通に戦うんだろうし。

でも終盤に犠牲になるレミや彼女の死に絶叫するオブライト、
大量のMSが宇宙空間を飛び交う戦場の混乱なんかは結構好きだったり。
特にマジシャンズ8の面々にもそれなりに見せ場があったのは
嬉しい不意打ちという感じ。
やっぱり最後まで顔と名前一致しなかったけどねあの人たち!

   

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コロニー「ノートラム」に襲来するヴェイガン大艦隊との総力戦が描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第26話。
恐らくこれがアセム編最後の戦いになるんだろうけど
盛り上がりに欠けるというか「これがラスト!」って感じが全然しないんだよなあ。
第1部もそうだったけどチマチマ戦ってたらいつの間にか最終決戦だった、的な。

そして今回のポイントとなるウルフの死とアセムの成長……なんだけど
少し唐突過ぎるというか拍子抜けするほどあっさりと死んでしまった感じが。
初期からのキャラということで本当なら感慨深くなるはずなんだけど
2部でのフリットとの絡みは少なかったし
第1部と第2部を繋ぐ重要キャラだったはずなのに
そのあたりの役割を果たさないまま退場しちゃったような気も。
アセムを導く先輩キャラとしては良かったんだけどなあ。

あとやっぱりデシルとの決着はフリットにつけてもらいたかった。
「デシルを適当にあしらうフリット」の関係に終始していたせいで
そこらへんの因縁が薄いまま終わってしまったのが残念。
ユリンのことを考えてもデシル個人に執着するフリットをもっと見せて欲しかったところ。

   

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Xラウンダーを目指し無断で「ミューセル」を持ち出すアセムの苦悩が描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第25話。

人為的に脳領域を広げる「ミューセル」の
強化人間的な危うさを描きたかったっていうのは分かるんだけど
前回ダブルバレットでマジシャンズ8の面々を圧倒していただけに
「Xラウンダーになるってそんなに意味あるの?」と視聴者的には思ってしまったり。
そして余りにも無防備なミューセルの保管方法には思わず苦笑。
もちろんこれギャグのつもりだよね? わざとだよね?

そして本筋ストーリーより気になるオブライト中尉とレミの仲もようやく進展。
空気を読めずに先走ってプロポーズしてしまうオブライトの態度や
メカニックたちの「今のは無いわ……」的な反応など
こういう所々のベタなネタはやけに上手いんだよなあ「ガンダムAGE」。
変に捻ったり背伸びした展開にしないで
もっと正統派のストーリーを見せて欲しいわやっぱり。

そしてやっぱり今回も噛ませ役となったマジシャンズ8。
満を持して登場したXラウンダー部隊とは一体なんだったのか…
これじゃあ「Xラウンダーに拘るアセム」に説得力が生まれないよ!

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

フリットとグルーデックの再会、新パーツとなるガンダムAGE-2ダブルバレットの登場、
そしてラストのグルーデックの死という不幸など
前回はなんだったんだと思ってしまうくらいに
重要イベントが盛り沢山だった「機動戦士ガンダムAGE」の第24話。
あまりにも詰め込みすぎでもうちょっとバランス考えてくれと思ったり。

中でもダブルバレットの戦闘シーンは作画もいいし
BGMも含めてとにかく盛り上がる盛り上がる。
AGE-1のタイタスやスパローは一点特化型だったけど
ダブルバレットは単純に性能をUPさせた上位互換って感じがするなあ。
変形機能がなくなるみたいだけどこの辺りは作中であんまり活かされてないし。
マジシャンズ8の面々が大した描写もなく退場していくのは予想通りだしまあいいや。
そりゃあいきなり8人も出せばこうなるわ。

またグルーデックを殺害したのが
第1部で彼への復讐を誓ったアラベルだというのは素直に上手い流れだと思ったり。
こういう因縁や年代を超えたキャラの絡みや伏線回収があるのは嬉しいなあ。
描写や積み重ねをもっと増やして唐突感をなくしてほしいところだけど。

どうでもいいけど「マジシャンズ8」ってキーボードで打とうとすると
高確率で「マジシャンズレッド」って打ってしまう自分。
字面が似てるから勝手に脳内変換が。

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

ヴェイガンに内通する地球圏の企業、テクノソロン社への侵入作戦が描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第23話。

前回までの一本筋のあったストーリーとはうって変わって
今回はちょっとした一話完結の話、という雰囲気。
前も思ったけど「ガンダムAGE」はこういう流れが変というか
総力戦の後に何事もなかったようにチマチマした話になってしまうのが
すごい不自然に感じてしまうんだよなあ。
ビッグリング=連邦軍総司令部っていうのも
「本当にそうなの?」と疑問に思ってしまうほどすごい適当な描写だったし。

そんなわけでストーリーとしてはやけにあっさりした感じで
グルーデック艦長の再登場が全てを持っていってしまった今回の第23話。
やっぱり世代を超えたストーリーっていうのが「ガンダムAGE」の特徴だから
このあたりの旧キャラの再登場や新キャラとの絡みをもっと押し出して欲しいなあ、と。

   

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