VIPRPG2013GW祭り作品を偉そうにレビューするよ!
作品番号も50を越えてそろそろ後半戦に突入する祭りレビュー第8回だよ!
このペースだと6月中には終わる予定なんだよ!


No.50 もしもゼビウスだったら。
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有名縦STGをモチーフにしているようであんまりしていない
いつもの吹っ飛ばしアレックス短編ゲー。
序盤こそそれっぽいマップ構成で進んでいくものの
魔王城突入後は向き固定が解除されたり普段と同じ会話ネタが入ったりと
「ゼビウスってなんだったっけ」と考えさせられる一作。
テンポがいいのでついつい繰り返しプレイしてしまう。


No.51 ウィンディの不思議なダンジョン-物忘れの迷宮-
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主人公ウインドIがダークネスIの経営する店を繁盛させるため
不思議のダンジョンに挑戦するローグライクダンジョンRPG。
初代「トルネコ~」の雰囲気やバランスを忠実に再現しており
魔導師に眠らされてタコ殴りにあったり敵の飛び道具を壁にぶつけて大量生産したりと
元ネタと同じようなシチュエーションやテクニックを楽しむことが出来る。
数時間の努力が運次第で台無しになることもあるローグライクは正直苦手なんだけど
本作はパラメータ引き継ぎ+薬草持ち込みなどによってある程度の成長要素があり
そのあたりのストレス要素が上手く緩和されている印象。
逆にそうした緊張感を楽しむプレイヤーも多いだろうから
完全に引き継ぎを前提としているHP1でのスタートなんかは評価が分かれそうな感じ。
まだまだ体験版ということで現バージョンでは有用なものも含めてバグが多い気がするけど
今後は店の拡張やもっと不思議なダンジョンなどが追加されそうだし
まだまだ遊べる要素がどんどん増えていきそうで完成が楽しみなところ。


No.52 核にゃんのシミュレーション
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主人公霊にゃんがダッツを生き返らせるために20万Gを稼ぐ短編SLG。
一つ一つの行動に多くの一枚画が用意されており
単調な作業になりがちな部分にしっかりとアクセントがついているのが嬉しいところ。
ゲームオーバーが存在せず、10%利子がつく銀行や体力が減らないアイテムなど
チート級の要素が揃っているためクリア自体は簡単でタイムアタックがメインな印象。
20万Gを溜めると強制的にクリアになってしまうので
エンドレスモードや隠し条件でのトロフィー取得みたいな
やり込み要素的なものもほしかったなあ、と。


No.53 フィオナちゃんのドキワク大冒険
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有意義なGWを過ごそうとするフィオナちゃんを主人公とする短編連作見るゲ。
最初こそ一発ネタっぽく話が進んでいくものの
ラストはそれまでのキャラが集合し
タイトル通りちょっぴりドキワクで賑やかなストーリーになっていく。
ところで2周目をやってて気付いたけど第5話が無いような気がした。


No.54 日本マンドラ昔話
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マンドラさんの災いの種によって世界がとんでもないことになる
まるで悪夢のような短編見るゲ。
最初こそギャグ調の明るい雰囲気で始まるものの
一気にカオスで恐ろしい崩壊ストーリーへとシフトしていってしまうギャップが魅力。
タイトルの暗いBGMが全てを物語っていた。っていうか普通に怖えよ!
それにしても日本昔話とはなんだったのか……。

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サイボーグ戦士一人一人を語り手として続いてきた各エピソードも
009編「女神の陰謀」に突入する「サイボーグ009完結編」の漫画版第16話。

今回は小説版中巻のP340からP389の漫画化。
平成アニメ版「Conclusion God’s War~序章~」で
すでに映像化されている部分ということもあって
ビジュアル的な目新しさはそんなに感じられないんだけど
ところどころのデザインが簡略化というか漫画的なものに変更されている印象。
特に翡翠のキャラデザインはかなり変わっており、アニメ版と比べると
「瓜実顔」「斜視気味にジョーを見る」(小説版中巻:P341~P343)という
小説版の描写に忠実に描かれている感じ。

また原作「神々との闘い編」から引用したと思われるカラーページ
挿入されているのも今回の特徴。
こういう過去作から引用する演出は漫画ならではで
いよいよ完結編もここまで来たか……と引き締まる感じ。

そして何より今回の見所は最終ページで崖の上に佇むジョーの顔。
「まるで廃人」「伸びきって荒れ放題の髪に髭」(小説版中巻:P389)という文章を
そのまま画にするとこんな感じになるのか……
なんかすごい新鮮だわ。

そして次回『中編』は6/28に更新予定。
初の3部作ストーリーになるみたいだし
翡翠との戦いや意識加速の部分をじっくり描いてくれるんだろうかと少し期待。
ジョー編終了後にはまた石ノ森パートを挟んだりするのかな。


手持ちの「神々との闘い編」(コンビニ版:サイボーグ009[GOLD編])との比較。
左が「神々との闘い編」、右が今回の完結編16話(P21)。

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  アニメ・漫画, サイボーグ009

デビルマン&マジンガー40周年企画の1つとして月刊ヤングマガジンで連載中の
「デビルマン対闇の帝王」の単行本第1巻が発売。

死んでしまった美樹ちゃんを復活させるために不動明が暴れ回る、というのは
「ネオデビルマン」にもあったシチュエーションだけど
本作はストーリーが地獄から始まり
その地獄の支配者がマジンガーシリーズの「闇の帝王」ということで
第1話から盛り上がる展開が目白押し。
いやもう作品タイトルだけでファンにはたまらんね。まさに夢の対決。

またマジンガーシリーズで闇の帝王と決着がつかなかった理由に触れていたり
闇の帝王の正体=ハデス(ハーデス)という「真マジンガー」を意識させる部分があったりと
既存のダイナミックプロ作品の設定を上手く補完しているのも面白いところ。
シレーヌやジンメンの再登場や「世界を作り替える神々の力」に言及する場面、
混沌と化した現世の描写は「デビルマンレディー」を思い出すし
ジンメンとの肉体や意識を食い合う戦いは石川賢チックな感じもあるなあ、と。

そしてもう一つ面白いと思ったのが
漫画版「デビルマン」の最終話から直接繋がっている、という本作の時間軸。
この手のデビルマン外伝はアーマゲドン以前を描いていることがほとんどだから
「デビルマン」の続編とも言える本作の舞台設定はそれだけで新鮮。
「ジャック」あるいは「レディー」に繋がるようなラストになるのか、
それとも美樹ちゃん復活で独自のハッピーエンドを迎えるのか、
はたまた別次元の物語となっているマジンガー組の本格登場はあるのか?
などなど気になるところはたくさん。うーん続きが楽しみだわこれ。

そして巻末に8Pの永井豪インタビューが写真付きで載っているのが嬉しいところ。
「改訂版デビルマン」や「新装版マジンサーガ」の解説文より
気合いが入ってるんじゃないだろうかこれ。
「豪ちゃん以外の人の二次創作には興味ないや」っていう人も
このインタビュー目当てに買って損はないと思う。マジで。

ところで本作の不動明は一見ぶっきらぼうだけどやけに血気盛んというか
「魔獣戦線」の来留間慎一あたりのイメージで描かれてる気がするなあ。
「来留間慎一~OVA真ゲッターの竜馬~本作の不動明」みたいな系譜かもしれない。

   

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  アニメ・漫画, ダイナミック系

VIPRPG2013GW祭り作品を偉そうにレビューするよ!
今月もマイペースで進んでいく祭りレビュー第7回だよ!
提出期間終了でGW祭りも終わってしまった感があるけど
まだ1ヶ月しかたってないんだよ!


No.45 ksgアーカイブス
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スターライトIが夢の世界で迷宮に挑戦するダンジョンRPG。
未完成ながらかなりのボリュームがあり
隠し通路が複雑に繋がっているマップやサクサク動くメニュー画面など
細かいところまで丁寧に作られていて非常にプレイしやすい作品。
倒した敵が二度と復活しなかったり
連続で敵を倒すことによるボーナスがあったりとパズル的な要素が強いものの、
コツさえ掴めば難易度はさほど高くなく
ウインドIによる先手必勝やシェイドIIによる肉壁ノーダメージ戦法など
キャラを交代させながら様々な戦術を楽しめるのが面白いところ。
主人公が一番中途半端な性能になってしまうのはこの手のRPGの宿命かもしれない。


No.46 りばりーのお花つみ
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リーフバリアのりばりーを主人公とする短編見るゲ。
「他者を傷付けるほどの力を手に入れてしまった悩み」を
テーマとした寓話的な雰囲気があり
タイトルとは裏腹になかなかにエグいシーンが展開する作品。
ゲーム進行に従ってセーブ画面に表示される顔グラが変わるなど
細かいところで手が込んでいるのが嬉しいところ。
「え、これで一件落着でいいの?」と思ってしまう微妙な後味の悪さも昔話的な感じ。


No.47 こんなRPGはワゴンにぶち込まれろ
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アレックス&ブライアンが嫌なRPGについて語る短編見るゲ。
この手の「こんなRPGは嫌だ」的な作品はいろんなところで見るけれど
VIPRPG独特のネタが多く入ってるのが本作の特徴。
終盤の流れだけは妙に普通になっており過程の大切さを学ぶ作品なのかもしれない。


No.48 黒き剣の2人旅
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旅の兵士ダーブラを主人公とするオリジナル設定の短編見るゲ。
世界設定や舞台背景がかなり細かく設定されており
大きなストーリーの1エピソード的な雰囲気も感じられる作品。
タイトルの「~2人旅」はラストのウィニーネにも係っているような気もするし
ダブルミーニングみたいな感じになっていたりするんだろうか。
某「私が町長です」イベントを思い出してしまったのは秘密。


No.49 とある兵士の竜殺し剣
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女兵士さんが王様の命を受けてドラゴン退治に赴く短編AVG。
基本的には選択肢総当たりでクリア出来てしまうのだが
FF2を彷彿させる単語システムにより多彩な反応を楽しめるのが魅力。
ツッコミ不在で行われる全員ボケの漫才のようなやり取りは必見。
文章送りキー判定によるストーリーの分岐は今回の祭り作品だと
「No.44 もしも料理が出来なかったら~フレイムⅢ奮闘記~」がやってるね。

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毎年風物詩のような感じで楽しみにしているレトルトカレー
「LEE 辛さX30倍(45倍)」が今年も発売したということでさっそく購入。

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今年は何やら「トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー」とかいう
非常に長ったらしい名前の唐辛子を45倍用の増強ソースに使用しているらしく
「最近の激辛ブームでいろんな唐辛子が出てきてるなあ」
などと思いながらさっそく食べてみることにする。

……あ、旨いわこれ。
もちろん辛いんだけど例年より食べやすいというか
カレーのコクのほうが強くて辛味はあとからついてくるような印象。
それに口の中が痛いというより体の中から温まってくる感じのほうが強くて
しっかりと満足感のあるカレーだなあ、と。

というわけでかなり食べやすくお気に入りになった今年のLEE30倍だけど
何だか年々肉が小さくなってる気がするなあこれ。
前はもっと大きかった気がするんだけど。
あとマッシュルーム復活してほしい。

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  カレー, 辛い食べ物