以前と変わらずに距離を詰めてくる白縫さんに対する勇希の困惑、
そして魔将軍ザンやレイの部隊が世界各国に売り渡されたことに言及された
『デビルマンサーガ』の第94話。

というわけで今回も前回に引き続いてちょっと地味な展開。
あれだけ盛り上がったシレーヌ戦のあとなので仕方ないですが
こういう話が動かない展開が続くのはちょっと辛いですね。
アスカ側のパートは今回もなかったですし。

それと今回は白縫さんが
「美紀ちゃんを襲ったのは自分ではなくシレーヌ」と弁明しつつ
「アモンの中の勇希を感じていた」と言い放ったり
それに対して勇希が「あれはアモンで自分ではない」と返したりと
今回は「アーマーの影響、鎧の人格と自分との同一性」を中心に
会話が展開していた感じですね。
まだまだ勇希はそのあたりに悩んでいるみたいですし
貝阪氏みたいにスッキリ出来る日は来るんでしょうか。

そしてデーモン・アーマーを各国が所有することによる世界大戦、
それによる悪魔の世界の到来を予期させる貝阪氏の台詞と共に次回に続く。
うーん何て言うかこのあたりはちょっとアンバランスに感じますね。
異次元に行ったアスカたちが既に神々の領域に踏み込んでいるのに
こっちは今さら国同士の戦いかあ、的な。

 

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デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

戦いを終え国軍省へと帰還する勇希の葛藤、
そして女性として、勇希の妻として白縫さんの気持ちを看破する
美紀ちゃんの姿が描かれた『デビルマンサーガ』の第93話。

というわけで前回までの激しい戦いが終わり小休止、的な展開。
毎回数ページほど挿入されていたアスカ側の描写もなかったので
今回は物語的にも全く進まずに状況の整理、といった感じですね。

また美紀ちゃんが「勇希の気持ちが白縫さんに盗られるのではないか」と
危惧する場面がありましたがこれって読者の不安そのままですよね。
これまでのストーリーを思い返すと間違いなく
美紀ちゃんよりも白縫さんのほうがウエイトが大きく描かれてますし。

そして勇希の前に白縫さんが再び現れたところで次回に続く。
うーんあれだけ混乱を巻き起こしたというのに何だか悪びれない態度ですね。
個人的にはもうちょっと軍人らしく責任を感じるというか
殊勝な態度を見せてほしいんですが
「人間の常識に捕われなくなる」というアーマーの影響が
出ちゃってる感じです。

 

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戦いの中で互いの感情をぶつけ合うアモンとシレーヌ、
そして異次元世界ではついにアスカが真の姿となる『デビルマンサーガ』の第92話。

というわけで今回は前回ラストから続く形で
アモン&シレーヌの空中アクロバティックセックスシーンから始まる過激な展開。
あ、これ『激マン!』で見たところだ!
というわけで青年誌ならではのこの描写には
豪先生の以前描けなかったもののリベンジ、的な意気込みを感じますね。

ただ『激マン!』では「デーモンの本能による蹂躙」という描き方だったのに対し
今回の『サーガ』では「二人の愛」という形になっているのが印象的。
そのせいで次ページの貝阪氏の登場シーンが
思いっきり寝取られ感あふれる演出になってるのが涙を誘います。
ただ「諦めがついたというかスッキリした」という台詞があるように
カイムと貝阪氏はまだまだ別個の存在として描かれていますし
ある意味貝阪氏はここでカイムの呪縛から解放されたというか
シレーヌに固執するという死亡フラグをついに回避したと言えるんじゃないでしょうか。
クレアとの新しい関係も生まれそうですし彼には普通に幸せになってほしいです。

そしてサイコジェニーやゼノンに続き
アスカも自らの真の姿を取り戻したところで次回に続く。
「アスカ=ルシファー、サタン」というのは
ぶっちゃけファンにとってはお約束の話なんですが
そこに今回は仏教の阿修羅やインド宗教のアスラ
(どちらも立ち位置的にはキリスト教のルシファーに近い)
の要素まで含んだ存在となっていたのは意外だったところ。

「レディー」でかなりのページ数を割かれて説明された
ダンテ神曲やグノーシス主義なんかの話もあって
完全にデビルマン=キリスト教世界のイメージで固まっていたので
ここで仏教やインド宗教の要素が入ってきたのは正直驚きでした。
恐らく永井豪先生も「読者の予想を裏切ってやろう」と
このあたりの設定を考えたんでしょうし
そこに思いっきり引っ掛かってしまった感じですね。

そんなこんなで次回に続く。
アスカの正体が明らかになるのは物語の終盤だったのが常でしたが
「サーガ」では世界の混乱はまだまだこれからなので
これからどう話が動いていくのかが楽しみなところです。

 

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更なる変身を遂げたアモンとシレーヌの死闘、
そして異次元世界に向かうアスカたちが自分たちの正体と直面する
『デビルマンサーガ』の第91話。

というわけで今回の見所は何と言っても
毛むくじゃらの野獣へと変身したアモンの戦いっぷり。
迫力のあるアクションはもちろんのこと
アモンの顔がこれまでよりも数段勢いのある筆のタッチで描かれており
永井豪先生も待ちに待った「みんなが知ってるデビルマン」の戦いに
気合が入っている印象です。
鎧のアモンも新鮮味がありましたが
過去作のデザインをこういう形で見せてもらうと
「やっぱこれだね」的な安心感がありますね。

そして異次元世界に向かうアスカたちも変身を遂げ
サイコジェニー、そして魔王ゼノンの登場! とこちらも一気にすごい盛り上がり。
「魔王ダンテ」を彷彿させる名前のダンテスがゼノンの体の中心となっているのは
「レディー」での魔王ダンテ→ゼノンという正体を踏まえてのことなのかなあ、と。

ただ個人的には一気にゼノンになるのではなく
魔王ダンテとしての姿も見たかったなあ、と思ったり。
「レディー」ではゼノンのそれぞれのパーツが個別のキャラとして
ジュンを助けたりあるいは敵対したりとしっかりと見せ場を作っていたのに対し
今回はそういうエピソードが全くないままゼノンになってしまった感じなので。

というわけでここ1~2話で過去作品のキャラやデザインが続々登場し
ワクワク感が一気に増してきた『デビルマンサーガ』。
やがて来る神々の戦いに向けてどんどんスケールアップしている感じで楽しみです。

 

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デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

シレーヌとの戦いの中で更なる変身を遂げるアモン、
そして異次元世界へと向かうアスカたちにも異変が起こり始める
『デビルマンサーガ』の第90話。

というわけで今回はアモン対シレーヌの戦いに援軍へと向かう
国軍省のデビルマンたちの描写から始まる展開。
勇希を隊長とするデビルマン軍団は急ごしらえの感もありましたが
今回の台詞の節々からは隊員たちがしっかりと
勇希を信頼していることが窺えて何だか嬉しくなりますね。

そして何と言っても今回の見所は「デビール!」の掛け声と共に
無印「デビルマン」に近い姿へと変身をしたアモンの描写。
おおおおおお! ここでこう来たか!

過去作とは異なるデザインだった本作のデビルマンが
あの掛け声と共にあの姿へと変わる、というのは
これまでで一番と言っていいくらいに熱い展開ですよこれ。
そうだよ!こういうのが見たかったんだよ!
登場人物が大人になってリアルな世界観を重視したせいで
外連味のある部分が少なかった「サーガ」ですが
ここに来て一気に盛り上がりを見せてくれた感じです。

というわけで良くも悪くも主人公の勇希が真面目すぎて
いまいち話に乗り切れない展開も多かった「サーガ」ですが
今回の見開きページだけで全て許せる気分になってきます。
デビール!

 

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