前回に続いて古代文明の分析がメインとなる
『デビルマンサーガ』の第3話。

今回気になったポイントは
デーモン・アーマーの未知の金属が別次元のものという推測がされていること。
『デビルマンレディー』では物質世界は神が創造した宇宙の一つであり
次元の異なる宇宙が他にも存在している、という説明がされていたけれど
本作でもその設定を踏襲しているのかな。
データ数値が常に変化している……というのは
重くなったり軽くなったりする『マジンサーガ』のZの彫像を思い出すね。

また今回は日本の詳しい描写が初めて登場。
いかにも10年後の近未来、といった建物群が登場しているアメリカに比べると
日本側にはアンドロイドの存在以外あまり変化がないというか
現代とかなり近い印象。
ロボット工学がすぐ戦争に結びつけられてしまうのは
良くも悪くも近年の永井豪氏の思想が色濃く出ている感じだね。

そんなこんなでストーリーが大きく動き出しそうなところで次回に続く。
神話時代の精神体(?)が白縫女史の心の中に呼びかける……という描写は
『Zマジンガー』あたりを思い出すなあ。

 

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デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

永井豪氏の新たなる悪魔伝説となる『デビルマンサーガ』の第2話。

今回のポイントは超古代のロボットたちと
悪魔の鎧「デーモン・アーマー」の登場。
古代に存在した機械的な超文明ということで
ますます『平成版ダンテ』に似てきた感じだね。

もしこのまま『平成版ダンテ』的な展開が続けば
序盤は生身のままアーマーを着て戦い
中盤以降に精神力によってアーマーと融合=真のデビルマンの誕生!
みたいな流れになるんじゃないかと予想。

そして幼少時の永井豪氏に多大なる影響を与えたという
ギュスターヴ・ドレの挿絵がモチーフとしてカラーページに登場。
ドレの画が出てくると90年代に発表された『ダンテ神曲』を思い出すね。
原作『デビルマン』を人間・不動明が地獄に導かれる『神曲』と考えると
今回『神曲』に相対する形でミルトンの『失楽園』に言及されているのは
非常に興味深いところだなあ。

   

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デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

『激マン!』のリメイクパートや『改訂版デビルマン』などなど
ここ数年ほど40周年を挟んでデビルマン関連の動きが多く見られたけれど
ついに満を持して完全新作『デビルマンサーガ』が連載開始!
いやあビッグコミック買うのも久しぶりだなあ。
星野之宣氏が『星を継ぐもの』を連載してた時以来かな。

そんな『デビルマンサーガ』の第1話は
『Zマジンガー』を彷彿させる神話大戦のカラー描写からスタート。
「お前ら誰だよ!?」と戸惑ってしまうほどにアレンジされたアモンとシレーヌが
二人で仲良さげにしているのが特に気になるところ。
あれ? 今回はこの二人そういう関係なの?
ルシファー(サタン)を交えた三角関係になる未来しか見えないんだけど。

そして若き研究者という立場の主人公や
白縫女史=シレーヌ? との前世の関わりなどを予感させる導入部など
全体の雰囲気は10年ほど前にマガジンZで連載された
『魔王ダンテ神略編(以下:平成版ダンテ)』にかなり近い印象。
絵柄も平成版ダンテ連載時=2000年代初期の頃に似ているというか
『激マン!』とは同時連載とは思えないくらいに画が違うなあ、と。
っていうかこれダンテをアモンに、メドゥサをシレーヌに
置き換えただけだよね。正直。
不動美紀=美樹ちゃんも平成版ダンテの妹ポジションに収まりそうな感じ。

そんなわけで第1話は「これ平成版ダンテじゃないか!」としか言えないんだけど
まだまだ話は始まったばかりなのでなんとも。
亀井博士=カイム? など他の人物も過去キャラと関わりがありそうだし。
個人的には『天空之狗』あたりのフォローもしてほしいところ。

『マジンサーガ』の後書きなどを見ても
永井豪氏は「サーガ」という言葉に人一倍こだわりを持っているみたいだし
とにかく「サーガ」に相応しい壮大な展開を見せつつ
ラストまでじっくり、しっかりと描ききって欲しいなあ、と。
特にここ最近の永井作品は全1~2巻でラストが強引なのが多かったし。

しかし『激マン!』『グレンダイザーギガ』『デビルマンサーガ』と
これで3誌同時連載になるのかな。いやあそれだけでもすごいわ。

   

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