VIPRPG 紅白2014 作品感想 その11

VIPRPG紅白2014作品を偉そうにレビューするよ!
投票結果も発表されてサイトの更新は終わってしまったけれど
自分のレビューはまだまだ続くんだよ!
何はともあれ管理人さんや参加された方はお疲れ様なんだよ!


No.059 アーディスじゃん!

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アーディスとヘレンの兄妹を主人公とする一発ネタ見るゲ。
突っ込みどころが満載のカオスゲーに相応しい内容であり
最初の名前入力でアーディス以外の名前を入れると拒否されたりと
タイトル通りアーディスへの謎の拘りが感じられる作品。
ニューゲーム!! コンティニュー! シャットダウ! の三段活用がツボに入った。


No.060 素材と悩み相談と魔王把握

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複数の短編見るゲやサイドビュー素材などが収録された詰め合わせ作品。
出オチながら非常に手間がかかっている「もしもテーマ曲が流れたら・改」や
正統派落語ネタの「ん廻し」など分かりやすい作品もあるものの
他作品のプレイを前提とするネタや丸投げ的なエンディングのものが多く
全体的にモヤモヤする読後感になってしまっているのが残念なところ。
素材プレビュー的な冷蔵庫壊しには妙に爽快感があるね。


No.062 雨は夜更け過ぎに

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雨が全く降らなくなってしまった異変を解決するために
アレックスが仲間を集めて奮闘する短編見るゲ。
キャラチップの細かな動きとスクロールや大サイズピクチャの派手な動きとが
組み合わさったメリハリのある演出が見所であり
ギャグ中心の展開でありながら最後には謎の感動を味わうことが出来る作品。
独特のシュールでテンポのいい台詞回しがだんだんクセになってくるなあ。
ウォーターIとの戦闘が斬新すぎてクソワロタ。


No.063 フィリアのロードハンティング

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フィリアを操作して迫り来る敵ユニットをどんどん撃ち落としていくライン型STG。
それぞれの敵の動きがしっかりと特徴づけられており
各種ユニットの動きと対処法を見極めて確実に撃墜していく、という
まさにスナイパー的な気分になれるのが非常に面白いところ。
中盤以降の絶対許早苗なモリヤステップが一発ネタに見えて
ゲーム的にもしっかりとお邪魔キャラとして成立しているのが斬新だった。


No.064 もしもクトゥルフ神話TRPGで遊んだら

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ウィンディたち四人がアレックスをゲームマスターとしてTRPGで遊ぶ中編見るゲ。
ピクチャを使った自作戦闘的な画面構成のバトルシーンなど
全体的に賑やかな演出がされており
四人が初めてのTRPGを楽しんでいる様子が伝わってくるのが魅力の作品。
パラメータやスキルなど複雑で細かくチェックするのが面倒な部分を
一枚画ピクチャで随時参照出来るようになっているのも嬉しいところ。
ただ導入部やキャラメイクの流れが文章のみでやや駆け足気味であるため
各パラメータの解説などが取っつきにくくなってしまっているのが勿体ない感じ。
おまけのアレブラ解説が一つずつ順を追っていて丁寧だったので
あれをチュートリアルみたいに膨らませて最初から見られるようにしても良かったかも。


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